パリ観光の時の中心地となるオペラ座から、メトロ4号線の終着、
クリニャンクールの蚤の市で見付けた1930年代~’70年代のファッション雑誌です。
すごく高かったのですが、向学の為にと奮発しました(笑)。
こんなの日本だと、中々手に入らないですから、、
アダムはフランスの一般向け男性ファッション誌。
その他にも、テーラー等技術者向けの専門誌も見つけました。
それら書中で、クラシコのディーテールも普通に登場しているのですが、
それは取り立てて言うべき事でもなくて、クラシックのベースは不変って事なんですよね。
また後日のダイアリーでもお伝えしますが、
年代毎にそれぞれ特徴がありますから、見ていて非常に面白いです。
60年代に見られた巾の狭い襟が、70年代には広いラペルへと変化してゆきます。
それって、最近のモードの傾向に非常に似ていますね。
昔から 「ファッションは繰り返す」と言われますが、それがまさに見て取れます。
ただ最近では、そのサイクルがスピードアップしていますから、
現在と過去の流行が混在する傾向にあり、最後は自分の好みという事になると思います。
いつもの繰り返しになりますが、
流行を意識しつつも、流されずに自分のスタイルを確立してゆく。
確立できたなって思えるのが80歳を過ぎてからでも、、いいんじゃないでしょうか!(笑)
『クリニャンクールの蚤の市』 は、1日ブラついても飽きないワンダーランドでした。