店内のこのリト、今日もお客様から話題にして頂きました。

今年の年初、フランスに行った時、

パリ郊外にある、クリニャンクールの蚤の市で手に入れたSEMのリトグラフ(1927年製)です。

SEM(1863~1934)は、マキシムドパリのポスターを描いた当時の風刺画家で、

そのポスターは今でも使われ続け、WebのTOPも飾っていたり、

お土産用コフレの缶にも使われています。



状態は最高とは云えませんが、

こんな希少な作品が安く買えたのでラッキーです。

どうですか?これだけでテーラーって感じがしませんか?(笑)

当時のオペラ歌手キャステランが登場するこの絵の、どこが風刺なのか?

パリのtakashiさんに分析してもらったので、ご興味のある方はお店でお尋ね下さいね♪







このリトグラフもさることながら、

帰国後に作ってもらった、この額も気に入っています。

純銀箔の箔押しなのですが、10cm間隔で均等に継ぎ目があるのが分かりますか?

金箔が押された京都の金閣寺も、その継ぎ目がチェックのように見えるあの状態と同じです。

絵とマット、この額の色合わせが我ながら巧くいったなって、

ナルシストに自画自賛してしまいます。(爆)