今日採寸させて頂いたKさんが、「今回フラップ付けようかなぁ~」と思案されたので、
次のようなエピソードをお伝えしました。
腰ポケットのフラップは、フォーマルな洋服には付いてない物なんですよ。
フラップのオリジンは、猟や乗馬の時なんかのように、
屋外で着るスポーツジャケットのポケットの、雨よけの為に付けられた仕様です。
だからフラップは雨蓋とも呼ばれ、
まさしく雨露を凌ぐ蓋の役目を果たしています。
今でもスーツに付いているフラップはその時の名残なので、
本来の意味を踏襲するなら、
フラップがない方が、よりフォーマル(≒エレガント)って事になります。
もし付いてる場合でも、外から部屋の中に入ったら、フラップはポケットの中に仕舞う。
そう、帽子を脱ぐのと同じ意味合いですよね。
まぁ実際、そんな事を考えて実行されている律儀?な方は、、
おられないと思いますが。(笑)