今日がマッセアトゥーラ1着目のお渡しだったOさん。
Oさんとは、かなり時間をかけてイメージ固めをしたのですが、
出来上がってきた洋服は、Oさんがイメージされていたよりもタイト、というか、
ちょっとシャープ過ぎる印象だったようです。
同じようなイメージのままスッキリ仕上げたつもりだったので、
1着目から「きましたきました~♪」って感じで、
僕としてはご機嫌だったので、ガックリ。
ただ、ここからは検証で、どこがイメージと違ったのか、可能な限り修正すべく、
再度お互いのイメージのチューニングの為に、
鏡の前で、気に入っておられたスーツと今日お渡しのスーツを、
何度も、、それこそ10回近く、交互に着替えて見比べてもらったんです。
そうこうしている内に、ラブラブな超ファッショナブルなOさんの彼女も合流!!
再度Oさんに着替えて頂き、彼女にも見てもらったんです。
そしたら、「凄く似合ってるよ!」のひと言が、、
そして、「あなたらしいやん」とも。
Oさんご自身も気付かれ始めたタイミングで、
彼女にも、それと同じような事を言ってもらって、Oさんも納得。
やはり女性の目(直感!)に狂いはないと僕も納得。(笑)
ここぞとばかりに、僕も彼女に見てもらおうと、
この前、ナポリのサルトに仕立ててもらった服を着てみました。(爆)
「やなせさんらしいよ、全体のシルエットばかりか、襟の柔らかなラインも似合ってる。」
「私がやなせさんを知ってるから、そう思うのかもしれないけど、
優しさが伝わってくる感じがする。」
ガァ~ン、、
続いて、最近着てるジャケットを着てみる、、
「やっぱり、さっきの方が似合ってると思うけど、、うん絶対!」
ガガガァァアァ~ン、、、
自身、そういう風に見られる自分が嫌でワザとそうじゃない服を着ていたのに、、
すっかりお見通しだったのです。(苦笑)
サルトリア・ラッジョ氏が、「君のフィロゾフィーまでをも表現する洋服を、、」
と言いながら仕立ててくれたジャケットは、、やはり本物。
でも、「だから俺は、そんなイメージを払拭したいんだよぉお~(悔涙)」
着る人のイメージを如何様にも変える洋服って、恐ろしいなぁ、、
あらためて装いの大切さを痛感しました。
でも、結局はその人らしさと言うのは、人はお見通しみたいですね。
これからもより一層、中身を磨かないと(苦笑)。
毎度のことですが、長々と失礼しました~