7年振りでしょうか、久々にチェンジポケットの重ね付けです!

Mさんからオーダー頂くシルエットは独創的ですが、

今回「他に何かある?」って聞かれて、、





パンツの裾も、膝が22.5cmなのに、裾が27.0cmあります。

トムフォード時代のサンローランのリヴゴーシュを彷彿とさせますね♪

だって寸法も、ほぼ同じですから。(パクリ?)

そして、そんなシルエットに合わせる袖も、かなり強烈なフレアーなシルエット。



生地も、画像では巧く表現できませんが、

ここまで光沢のあるソリッド(無地)感って珍しく、目を引きます。

このソリッド感が、なんとも直線的でシャープなイメージを生み出します。





Mさん、プルミエールクラッセへのご出展おめでとうございます。

普通は2年待ちなのに、申し込んでいきなりですか、、

世界を舞台に、、いよいよスタートですね。

益々のご発展を祈念しています。






機密ルートで仕入れた、ジム・トンプソンの玉虫シルク。

あ~、空港から出た瞬間の、あの纏わり付くようなムッとした熱気が忘れ、、

ややこしい嘘つくなって!(爆)



ジム・トンプソンはアメリカの建築家で、

二次大戦末期に陸軍の情報将校としてタイに赴任したそうです。

美術的センスのあった彼は、大戦が終わってからも、タイ(バンコク)に残り、

Thaiタイシルクの発展に尽力し、

その結果として、巨額の富を得たそうです。







彼の成功要因は、それまで家内工業であった伝統的な手織りのThaiシルクに、

彼の建築〝家〟としての、欧米の華やかなデザインを取り入れ、

オリエンタルホテルの内装を手がけたり、

有名なミュージカル、『王様と私』の衣装を担当するなどし、

結果、Thaiシルクの名を世界に広めたそうです。



この生地を使って、どんなシャツが生まれるのか、、

Tさん、今回は少し?大胆に!?遊ばせて頂いても宜しいですか?(爆)