今日は朝食前、年初に行ったイタリアで採寸してもらったジャケットの仮縫でした。

その仮縫後、朝食でテーブルを囲みながら質問してみました。



「なぜ、この仕事を続けられるのですか?」

彼は初めに、「ベッラ ドマンダ(綺麗な質問だね)」と言って、こう続けました。

「お客様の服を創っていると、1着1着満足感を得られるんだ。」



建築家で例えるならば、それは公共物のような大きな建物で喜びを感じるタイプと、

住宅のように、より〝個〟に密着した仕事が好きなタイプがあり、

彼は、紛れもなく後者のタイプだと思います。



彼と別れた後、今日はお2人の採寸。

今度は僕自身が、事知れぬ満足感を得る事ができました。

結果ばかりではなく、そのプロセスからも満足感を得ることができる仕事。



今日は七夕、、「この仕事を一生続ける事ができますように!」

いつまでもこの気持ちが変わる事はないでしょう、、

そんな仕事に就けて、僕は幸せです。