いつも100麻番手のシャツを着ていらっしゃるTさんから、180麻番手でご注文頂きました。
麻の番手は綿番手とは異なり、麻番手×0.358で綿番手に変換となりますので、
例えば、180麻番手×0.358=64綿番手という数式が成り立ちます。
麻の場合、綿の64番手とは違って薄くて紙みたいです。
それは、麻のシャツ地は経糸・緯糸ともに単糸で織っているので、
64〝麻〟番手は、単純計算で倍掛けの128〝綿〟番手に相当するんですよ。
いつものフィッティングより若干のゆとりを持たせて肌から離すと、
透け感は和らぎますし、それでも嫌な方は100麻番手程度の目が詰まった肉厚な素材なら、
ほぼ透ける事もないので、そちらをお勧めしています。