先日、コルノの意味で、魔除けネタが出てきた流れに身を任せ(笑)、
これも、、プルチネッラという魔除けだそうです。
コジモ氏から貰ったお土産です。
プルチネッラについて、ナポリのカチョッポリのコジモ氏から聞いた話だと、
彼は道化者の1人だそうで、道化とは振る舞いの奇妙さなどから、
悪魔の眼を遠ざける魔除けの力を持っているとか。。
道化を日本的に言うとピエロになるわけですが、
ピエロ(ペドロリーノ)は16世紀のイタリアで生まれた仮面喜劇である
コッメディア・デラルテ(Commedia dell’arte) の登場人物の1人だと言われています。
プルチネッラも、その仮面喜劇の登場人物の1人なのですが、
どうして、多くの登場人物の中でプルチネッラだけが魔除けになったのか、
それは恐らく、プルチネッラの出身が、ナポリだと言い伝えられているからだと思います。
これは僕の推測に過ぎませんが、恐らく調べてみると、
そこに行き着くのではないか、、詳しい方がいらっしゃれば是非教えて下さいね。
ちなみにコッメディア・デラルテの他の登場人物(道化師)は、
アルレッキーノ、スカラムッチャ、ブリゲッラ、パンタローネ、他があり、
ついでにピエロについては、イタリアでペドロリーノのキャラがフランスに渡り、
モリエールの戯曲『ドン・ジュアン』で間抜けな百姓役に変わったと言い伝えられています。
かなり荒っぽいまとめ方でしたが、専門的な知識がないので、この程度でごめんなさい。