9年前にご注文頂いたロロ・ピアーナのカシミア10%混フランネルのスーツです。
Kさんは、このスタイルばかり6着ほどご注文頂いたのですが、
それ以前の物と比べるとタイトなスーツでした。
それ以降ここ5年、さらにタイトなシルエットを着ていらっしゃったのですが、
この冬からまた、こちらの方が落ち着くとの事で、復活させて着て下さっています。
それでも若干、肩巾が広めなので、今シーズンが終わったら調整しましょう!ということに。
プレスが巧くいってなくて、ラペルの返りが不自然にペタンとしています。
それにしても、この色(濃茶)は、いつ見ても素敵です。
タイトフィットも、スポーティーで若々しくスタイリッシュですが、
程よくドレープの効いた、ジャストフィットなお洋服は、
着ている人に落ち着きを与える、品格のある〝紳士服〟と言えるでしょうね。
なので、逆にタイトフィットのスーツを、少し広げましょう!
と云う事で、近々お持ち下さいます。