服育セミナー、今日はTPOについて話す機会を頂きました。
ご出席下さいました先生方をはじめ、
関係者の皆さま、どうもありがとうございました。
略儀ながらこの場をお借りしまして、心から御礼申し上げます。
内容はこちらから → 『第12回 服育ラボ定期セミナー』



ご注文頂いて3ヶ月弱、お待たせしました!

Mさんのカセンティーノのショートコートが完成しました。
裏地や袖カフの裏側などに、オレンジのウール地を使ってみました。
襟型も、Mさんオリジナルで、「サラッと立つような襟」に、型紙を作り替えました。
奥に見えるコートの襟と比べたら、一目瞭然です。
下にジャケットを着て頂けるよう、
フィッティングにはゆとりを持たせてあります。
Mさん、またまた色違いでご注文頂き、ありがとうございます。
帰られる時、後ろ姿を見せて頂きましたが、狙い通りのラインで大成功でした。

東京オーダー会にお越し頂いた皆さま、
会場をご提供頂いた高橋さん、どうもありがとうございました!

初日にお越し頂いた埼玉のYさん。 昨年末に仮納品?済のリネンスーツをお持ち頂きました。
このアングル、特に美しいです。モルト・ベーネ! ベリッシモ!! 美しい!!!
仮縫いで合わせたハズが、何故か袖が長くて、、
袖山で削らせて下さい。 Yさん、申し訳ありませんでした。

2010年S/Sの東京オーダー会の案内をさせて頂きます。
今回も新宿PACOスタジオにて開催させて頂ける事になりました。
3月6日(土)7日(日)の2日間です。


PACOスタジオは、お世話になっている写真家高橋和幸さんのスタジオ。
ご予約の方を優先させて頂きますこと、ご了承願います。
それでは皆さま、宜しくお願い致します。





Tさんの今回のオーダーは、
PENDLE&RIVETT時代のオールドFINTEXです。
スタイルは前回のスキャバルのRIBTEX(Double Cloth)と同じです。
何とも艶っぽい仕立て上がりに大満足頂けたようで、こちらとしてもとても嬉しいです。

織りマークも、しっかり当時の物を付けさせて頂きました。

ハバナのクエルボ・イ・ソブリノスの1940年代のアンティーク。
Tさんが、数年前に、フランスのクリニャンクールで手に入れられたものです。
そんなTさんが今日オーダー下さったコットンジャケットは、
この時計を腕に巻き、ハバナに行かれる為のお洋服になりそうですね。

今日、総手縫のスーツをオーダー下さったOさんですが、
8年ほど前に購入されたという、6プライのスーツを着てお越し下さいました。
色違いの生地で僕も着ているせいか
パッと見た瞬間、その『匂い』で気付きました。

表情豊かな色合いです。
経緯の糸を解くと、4色の糸に分かれます。
それにしてもイタリア人、ガッシリした英国生地、好きですね。
僕個人的にも、こんな生地を柔らかく柔らかく仕立て、着込んでクタッと馴染む、、
そんな雰囲気、ジャケットスタイルとして大好きです。

1月4日にご注文頂き、1月末に既にお渡し済みの本年度第1号スーツ。
いつも裏をご指定頂く生地で、Hさんのスーツも然りです。
ありそうで、中々見つからない色なんですよ。
艶めかしい雰囲気なのですが、、
画像では伝わりません。

オーダー業界と研究の現場(構造物理でしたっけ?)を見比べてみると、
双方の現場に、いつも同じような原理原則が見えてきます。
そんな話題で、いつも盛り上がらせて頂く
Wさんのジャケットの仮縫です。
Wさんは姿勢が良いので、ちょっと細工してみます。
今回お選び頂いたジャケット地は要尺が短く、
出来るだけ質感の近いフラノ地で仮縫させて頂きました。
ニットを着た状態を想定していたのですが、ちょっと大き過ぎたので、
調整させて頂く事に、、来シーズンの為のツイードジャケットを今からご準備です。
実際には違う目的ですが、ここでは割愛させて頂く事にします。
Wさん、いつも写真のご協力、ありがとうございます。

今日は、春夏物の生地に入れ替えました。
たくさんご紹介したい生地があるのですが、その中から、
コットン素材のソラーロ(英国ではサンクロス)を2着分ご紹介致します。

こちらはレギュラーな配色で、
ベージュとオレンジの糸で織られてまして、
名前の通り、太陽の光が当たると玉虫に色が変わります。
ヨーロッパでは人気のある生地ですが、日本ではあまり見かけません。

こちらはベージュとターコイズブルーという、珍しい配色ですね。

他にも数種類のソラーロが揃っています。