岡山のKさん、お待たせしました。
今年はハリスツイードが織られ始めて100年目にあたる年ですが、
その中からインクブルーをお選び頂いて、『総手縫』のジャケットをオーダー頂きました。
仮縫風景は、着せ付けに夢中になり過ぎて、撮り忘れてしまいました。(汗)


背中の絞りも綺麗に出ています。


せっかくなんで、大き目の織マークを付けさせて頂きました。
何故か織マークは2010年になっています。
これ、生地屋さんに聞いても、
謎のようです。(笑)


Kさん、優しくそれでいてガンガン着て下さいね。
多少の雨でもくたっとはならず、逆にギュッと目が詰まってきます。
肘など、伸びる部分は伸びて、縮む部分は縮む。そんな風に少しづつ体に馴染みます。

染色も、植物の根や苔を採取したもので染めているので、
擦れる部分は少しづつ退色し、まるでペルシャ絨毯のように!?いい感じに馴染んできます。(笑)

昔、白洲次郎氏が三宅一生氏言った有名な言葉があります。
ツイードなんて、買って直ぐ着るものじゃないよ。
3年くらい軒下に干したり雨ざらしにして、
くたびれた頃に着るもんだよ。

僕なら、、自分で着て馴染ませたいです。(笑)