写真家高橋さんの時計は、右のピエールクンツ氏の作品で、
グレイゴールドのケースを初め、全体がグレイでまとめられています。
高橋さんから「この時計を主役にしたコーディネートで洋服をまとめて欲しい!」
そんなご依頼を頂き、ジャケット&パンツ、シャツ、靴、ベルト全てをグレーのグラデーションで
まとめさせて頂きました。


時計の中の、ほんの少しの黒が、全体の淡いグレーグラデを引き締め、
まさに時計が主役という感じになるよう狙ったのですが、
クンツ氏にも気に入って頂けたでしょうか。
それにしても美しい時計です。


その後、ジャスパージョーンズの画集『GRAY』を手に入れられたそうです。
高橋さんのコーディネートには、挿し色として紫を使いましたが、
高橋さんらしさを損なわないように、チェックにして、
チェックオンチェックを取り入れました。
これでトラッドな雰囲気♪



ゴルフ好きのGolgon(紳士)とGolanne(淑女)がゴルフを通じて愛を深め、
2人の極上のステージとして、ゴルフライフを満喫するため、
オシャレ好きゴルフ好き皆んなの「make me smile」をテーマに、
センスで差をつけられる総合ゴルフブランド。

お客さまFさんが立ち上げられたゴルフブランド
『ゴルゴン&ゴルアンヌ』のOpening Receptionにご招待頂きました。
Fさんをはじめ、Fさんのゴルフ仲間が「自分たちが着たいウェア」をデザインベースにされています。


ミリタリーテイストや、


イタリアンテイスト
パンツはカモフラージュ柄です。


スワロフスキーなんかの光モノ(流行りモノ)も取り入れたり
全体の質感は高く、ゴージャス感を感じました。


そんな、京都発の新しいゴルフブランドです。
三度の飯よりゴルフが大好き!な人たちが、自分たちが着たい物を作り、まず自分たちで着る。
自分たちばかりじゃなく、身近な友達や知り合いのプロゴルファーの意見も取り入れ、
物作りに反映していく。 週5のゴルフの成果を期待しております(笑!




Kさんは、個性的なカセンティーノを、
シンプルで、スポーティーなチェスターコート仕立てに。

生地が在庫切れだったため、
長らくお待ち頂き、ありがとうございました。
おまけに出来上がってきた生地は、サンプルとは随分と違う色でした。
今回の場合、もともとKさんがご希望されていた色に近く、いい意味での色ブレでしたが、
ここまで違うと、「品番違いやろ~」ってレベルで、イタリア人のいい加減さを再認識させられましたね~。
結果オ~ライで、Kさんには喜んで頂けましたが、
途中何度も、打ち合わせにお付き合い頂きまして、ほんとにありがとうございました。
カールも弱めに仕上がっているので、日々のブラッシングは、しっかりゴシゴシとお願いします。



新年明けましておめでとうございます!

10代から20代後半までの10年間、
この業界の人間でなかった僕は、消費者として、
重衣料からカジュアルまで、多くの洋服をオーダーしてきました。
その中で、自分が満足できる洋服が中々出来てこない苦い経験をしてきました。

その理由が、自分がこの世界で仕事をするようになって理解できました。
技術的な事もあるのですが、技術があっても、お客様の満足につながらない事があります。
それはお客様の気持ちや思いを、どれだけ汲み取れているかどうかで決まります。

見聞きした受け売りでなく、僕自身の経験こそがマッセアトゥーラの原点です。
自分で経験してきた失敗や成功から、お客様をご満足に導く。
今までの経験を無駄にせず、今年に生かします。
本年もよろしくお願い致します。

最後になりましたが、皆様のご健康とご発展を心からお祈り申し上げております。

Masse Attura
柳瀬 博克



ところで、皆さんは、どんなお正月でしたか?
僕はカミさんの実家に行った時に日頃の運動不足のせいで、
小学校に通い始めるまでの甥や姪の相手をして筋違いになりました。
今年は『自らの肉体美は、どんなスーツのシルエットにも勝る!』を信条に鍛えます。(笑)