3年前に仕入れていた、英国のマーチャント『ハリソンズ』のROBTEX・Universal(2PLY・545g/m)です。
健康を考えて10キロの減量に成功されたTさん、今までのスーツをお修理させて頂きつつ、
最初から型紙を作り替えてオーダーされた記念すべき1号スーツです!
ご健康のため若さのため、頑張って維持して下さいね!





ハウスクチュール第2号!
芯を感じさせないウルトラLightな仕上がりです!
この生地は、ローマのマーチャント『S.A.R.T』が英国で織った575gのシャークスキンです。

バスト110cm、JKウエスト93cm(PAウエスト91cm)のマッチョなご体格を
センシュアルに、そしてスマートに収めきることができました~


襟ののぼりも美しく、綺麗に吸い付いてますね。
ラペルのロールも美しいです! Tさん、長らくお待たせいたしました!





ハービスの向かいの商業ビル、ブリーゼブリーゼにある
イタリアン『Piano Piano/ピアノ ピアーノ』(ここは大阪で有名で数店舗あります)に、
フランチャコルタのTOPワイナリー『カ・デル・ボスコ』のオーナー、マウリツィオ・ザネッラ氏が来られました。

開店中でしたが、左のTさんにお誘い頂き、
ピアノピアーノのフランチャコルタナイト?に行ってきました!(笑

ザネッラ氏のタイやスーツについて聞いてみると、これが的中で、盛り上がりました!(笑
やっぱりイタリア人セレブ、着てるもんなんですね~。

ちなみにタイは、イタリア人が大好きなコルノがあしらわれたマリネッラ製でした。
スーツばかりか、コルノばかりか、、マリネッラまで当っていたので、盛り上がったんだと思います(笑。
僕の見る目も、少しづつですが、熟成されてきました(爆。


やっぱりイタリア人、饒舌ですね~。
イタリア語、サイコーです、僕には心地よく聞こえます(笑。


途中、マグナムボトルも開きました!
この後、店に戻って、また仕事、、一気に現実に戻りましたが、
一時だけ、イタリアに行った気分に浸れました! Tさんお誘い頂き、ありがとうございました~





ハービスPLAZA2階のMasseAtturaの隣は、英国のOrderベルト専門店『エリオット・ローズ』です。
英国に数店舗ある人気店だそうで、ここは日本の直営店第1号なんです。
今日、デザイナー兼CEOのジャスティンローズ氏(左)と、共同経営者のお2人がお越しになられました。
右側は、日本の代表サイモンさんです(日本人ですので、才門さんと書きます笑)。

好きなバックルとベルトをお選び頂けば、
ご購入時にご自身のウエストサイズに合わせて加工して下さいます。
その後、同じサイズ(巾)のベルトやバックルを買い足せば、組み合わせは自由自在です♪
マッセアトゥーラのお客様たちにも人気なので、その理由を、目で確かめに、是非覗いてみて下さいね!!
レディースも人気です。





ライトグレーのフランネルをお選び頂いたMさん。
このスーツに合うように、「提案して~」と言っていただきました。
可愛い物好きのMさんですので、ライトグレーのギンガムチェックシャツを提案!

更に「コーディネート苦手やねぇ~ん」って事で、お言葉に甘え、ネクタイも探させて頂きました。
さらに厚かましく、ストールまで提案させて頂きました(笑。
Mさん、いつもありがとうございます。
ストールは、英国でイニシャルを刺繍してから輸入しますので、しばらくお時間下さいね。





カシミアのストールにイニシャルを入れてオーダーして頂けます!

僕は暑がりなので、巻物は嫌いですが、
イニシャルにつられて気分が高揚して、オーダーしてしまいました。
でも実際に使うか、定かではありません(汗。使用目的じゃなく、正直『ブツ買い』です(笑。 


ガーゼ調のテキスタイルデザインなので、
このように、2重使いして頂いても、コンパクトに納まります。
奥さまとお揃いでオーダーして頂けば、たまに拝借!なんて使い方もできます(笑。


画像のガーゼ調の他に、
毛足の長い、一般的なタイプと合わせて40色の中からお選び頂けます。
それに、イニシャル刺繍の色が20色ございます。
クリスマスに向け、既に8本のオーダーを頂いております!
お渡しまで約3週間ですが、ご興味のある方はお早めにお問い合わせ下さいね♪



Mさんからご依頼頂いたコート。
ファンデーションが襟に付かない程度のナポレオンカラーという事で、
低めにしたのですが、もう少し高く出来そうです(笑。

プリンセスカットの位置や、その他のバランスは結構いい感じで、
Mさんにも気に入って頂けて、僕たちも嬉しいです。


最終のバランスを微調整し、本縫に入らせて頂きまして、何とか、クリスマスまでに間に合わせます。
フェミニンとマニッシュが融合した、『かわ格好いい』コートの完成が楽しみです。





TAYLOR & LODGE/テイラー&ロッヂの、ウール&シルクwithカシミアの生地です。
画像では巧く表現できずに残念ですが、今後こんな生地は出来ないでしょう。
これは、ゴードン・ケイ氏がまだテイラー&ロッヂにいらした頃の物。
最終の仕上げ行程(Finishing)が自社で行われた生地です。

服地作りは、仕上げ行程(Finishing)で全てが決まるとさえ言われ、
その仕上げ技術によって、服地の表情が大きく変わり、印象も異なるからです。
テイラー&ロッヂの色気は、織り行程ばかりか、その仕上げ技術によると言われてきました。

しかし、そのテイラー&ロッヂでさえ、現在は外注です。
このFinisherには、以前行ってきましたので、改めてレポートします。
仕上げ工程に時間をかけるから、英国服地には独特の色気が生まれるんですけどね。

ちなみにゴードン・ケイ氏は、
英国ハダスフィールドの名門ミル『TAYLOR & LODGE』の前社長を長く務められた方で、
5年前の2007年12月、50年近い現役生活に終止符を打たれました。
Sさん、、大切に長く着て下さることを願っています。





いい生地ですね~
John G Hardy(英国) の梳毛ツイードです。
若干強撚がかってて、多分ウエイトは600g/m は、ありますね。
このジャケットは事情あって、仕方なしに2サイズ大きいサイズを購入されたのですが、
サイズを調整したいとの事で、ご来店下さり、色々とお話をさせて頂きました。


バスト寸で12センチは詰めなくてはなりません。
同じ詰めるにも、どのバランスで、どう詰めるのか、費用も変わってきますし、
見た目のバランスがどう変わるか、費用対効果を考え、出来上がりをイメージしつつ打ち合わせました。
アームホールも、多分6センチは縮まりますね(汗。





東京のAさんが15年ほど前にご購入されたコートのリフォームのご依頼を頂きました。
前身の袖付はセットインTypeですが、後身は袖と身頃が一体化したドルマン袖という特長的なコートです。
バストの詰め寸は20センチ以上あるのですが、
この優雅な雰囲気を損なうことなく、リフォームさせて頂きたいので、
試行錯誤した結果、袖付けの特徴を残しつつ、ちょっとしたデザイン変更をご提案させて頂きました。


仮縫で実際に着て頂いて全体のバランスを考え、
更に肩巾を3センチ詰めさせて頂き、着丈の前後バランスも変え、
きっとAさんに似合う、最初からオーダーしたかのような素敵なコートに生まれ変わります。


最近では着なくなったお洋服でも、
今まで着てきて、思い入れもあったりして捨てられないコート。
費用はかかっても、お金の問題じゃなく、気持ちの問題でリフォームされる方が多いです。
ここ数年、そんな傾向が顕著になっているのは、世の中の悪い風潮を反映している消費者心理だと思います。
月末辺りに完成予定ですので、もうしばらくお時間下さいね。
春にお預かりして、半年がかりになってしまいました、、お待たせして申し訳ありません。