昨日と今日は、この前の春に、
採寸をさせた頂いた皆さまの仮縫の着せつけでした。
タイトなスケジュールの中、お時間を頂き、ありがとうございました。
ご了承頂けた方だけになりますが、この2日間の着せつけ風景をご紹介させて頂きます。
もう10年近いお付き合いになるTさん。
世界中で、色々なアイテムをオーダーされている方です。
ここ5年ほど、絞った洋服から遠のかれ、パンツも2タックばかりです。
皆さん、色々と着てみて、結局は自分自身のスタイルを確立されてゆくんですよね。。
まさに『着るか着られるか』『着られるためのスーツは作らない』『あなたがあなたの意思で着るスーツ』です。
典型的なミラノクラシックを、とのオーダーです。
基本はWアルスターですが、バックスタイルはピエゴーネ仕様とし、
全体的に、もっともイタリアらしいコートに仕上げますので、生地もそのスタイルに
似合うように、英国のヴィンテージ素材を探しました。ピエゴーネ仕様には一般的なコート素材は似合いません。
仮縫をご覧頂き、出来上がりが更に楽しみになったと言って頂きました。
色気のある紺ジャケとのご希望です。
バスト106、ウエスト99から、色に負けないくらい、
シルエットで、どれだけボディーラインを再構築できるか!が勝負です。
出来上がりは1月末辺りを予定しておりますので、それまで大きな体型の変化がないように、
皆さま、楽しみにお待ち頂けますよう、よろしくお願いいたします。