大坂です。
皆さん、オーダースーツってどんな風に創られていくか、ご存知ですか?
既にオーダー御用達のお客様は、「知ってるよ!(ニヤリ)」だと思いますけれど、
「オーダーしてみたいけど、わからないから緊張するなぁ、、、」
と思ってらっしゃる方は、このブログシリーズを是非ご参考くださいね!

まず、生地を選びます。(あたりまえか、、笑)
今回は、このコットンソラーロ生地の裏がたまたま気に入った色だったので、
裏ですが、表地に使っちゃう事にしました!


採寸をして(私のスーツなので、サイズは中山君だけが知っている極秘事項です、、、)
イメージを伝えます。
で、ためらいもなくハサミを入れ、こんなパーツを創ります。

ここまできたら次は仮縫いの着せつけです、、、それはまた次回に!
皆さん、どんなのができるか楽しみにしてくださいね~!

以前、レディースでオーダーいただいたナポレオンコート
今回は、Yさんからメンズでのオーダーです。
かなり襟も高く、迫力満点ですね。
下襟は改良の余地あり!


生地はゴージャス感満載のポッサム。
ウールとの混紡で、低速織機(シャトル織機)で織られています
毛足が長く光沢があって、ミンク(毛皮)のような雰囲気で、一目惚れの方も多いです。
繊維自体が中空で軽く、空気を多く含むので、着用感も軽い感じになります。

ポッサムの毛の繊維は「KOHA(コハ)」と呼ばれ、ポッサムの織ネームにも記載されています。
コハは、ニュージランドのマオリ族の言葉で「贈り物」を意味します。

大坂です。

以前、姉と旅行へ香港に行ったときに、「人は見かけが大切!」と痛感したエピソードがあります。


それは、、、旅の記念にとペニンシュラホテルのフレンチをフロントで予約して食事に行ったときです。
旅行するときはTPOに合わせて必ずかしこまった服を持っていく事にしていますので、
二人でおめかしをしてお店に入り、席に案内してもらいました。
おめかしした甲斐あって、高みにある良い席に案内してもらえました。

メニューをそれぞれに渡され、
さすがのペニンシュラ価格に緊張しながら眺めていました。

姉はというと
緊張は露ほどもなく楽しそうに選んでいます、、、
そう、私のメニューにだけ、価格が載っていたのです!

私はCAですし、海外慣れしていますので雰囲気的に年上に見えたのでしょうか(笑)
、、と自分を慰めてみました。

デキル男なら自分にだけ価格のあるメニューを渡されるくらいの雰囲気を醸し出して欲しいですね。
女性の方が旅行に行くことも多いですし慣れていることは多いでしょうけれど、
まさか、お連れの女性に連れてきてもらっている、、
なんて誤解されないように、くれぐれも気をつけて下さいっ(笑)



マッセアトゥーラでオーダー頂いた
名畑さんのイタリアンリネンのジャケットを、
台湾の雑誌『WATCHER別冊/世界高級品』でご紹介頂きました。


クラシックなジャケットを、
ピーキーな配色でまとめ上げて下さいました。
掲載内容は、こちらのページでも、ご紹介させて頂いております。
以前、一澤信三郎帆布の帆布を使って仕立てたカメラマンの高橋さんジャケットも
名畑さんから、この同じ雑誌にご紹介いただいたことがあります。 いつもありがとうございます!