シルクコットン素材のジャケット

以前にも、ご紹介させて頂いたシルクコットンのジャケットです。
シルクは繊維が弱く、染色堅牢度が低い(色あせし易い)ので、白っぽく毛羽立ってきます。
これは劣化ではなく風合いとして捉えています。

表面は霞がかかった程度に毛羽立つことで、光を吸い込んで乱反射させるので、
ギラギラした光沢ではなく、柔らかな光沢になるからです。

この生地はオールシーズン着て頂けるので、この反射の仕方が効いてきます。

冬は少し暖かな雰囲気を醸しだし、夏はギラついた太陽光を柔らかく反射してくれます。
言い換えてみると、冬はクオーターミルドっぽい暖かな雰囲気を醸し、
夏は、毛足の短いサマースエードのような雰囲気です。