銀箔の額縁

以前にご紹介した、店内にあるSEMのリトグラフですが、

今日Nさんから、「この額、シルバーみたいですね」と言って頂きました。

言ってもらったのは数える程ですが、お客様に絵を見に来てもらっている訳ではないので、

普通は?そういう話題にはならないんでしょうけど、

こんな会話からこそ、お客様の価値観が分かったりするので大切ですね。





そうなんです、この額縁は銀箔を張ってあってあるんです。

塗料とは違う、独特の光沢があるので、見える人には見えるんですね。



このリトグラフを飾るため、

シルバーの額縁を探しに行ったのですが、

この額縁を見た瞬間、体に電流が走ったくらい感動して即決め!

お店の人に、「これ、箔押しですか?」と聞くと、お店の方も「そうです!」と嬉しそう♪



興味のない人には単なるシルバーなのでしょうけれど、

銀色に塗装された他の額縁の4倍もする価格にも関わらず、僕には、

これ以外、目に入りませんでした。(汗)



スーツにも、こんな部分は沢山あって、理由は分からずとも、

好きな人が見ると、そこには必ず理由があってそれを考える事も面白いものです。



ちなみに、これを買ったお店は、僕のお気に入りで、

大阪の中央区にある、『大額』という額縁の製造卸をされているお店です。

店内を見ていると、あっという間に2時間くらい経ってしまいます。