今年2月に見に行った 洋服職人を描いた舞台のビデオが届きました。

舞台は文明開化の頃の大阪。

明治5年に、明治天皇が日本の正装を和服から洋服に改める勅語を出した、

その時代です。







親しくお付き合いして下さっている大阪で4代続く名門

テーラーヒライワさんが資料を提供されていますから、実話さながらです。



ここ数年、オーダースーツがブームで、最近ではNHKでも、

テーラーを題材にした連続ドラマが放送されています。







使い捨て大国ニッポンでは 職人が育つ土壌に乏しく後継者が育たず、

職人の世界は廃れていく一方です。

そんな中、例えこのようなブームが一過性であっても、

若い世代で、職人を志願する人が増えるキッカケになればいいのですが、、









可愛いでしょ!

家の近くのちゃんこ屋の女将さんから今朝、

息子の太郎にと頂いたものです。



日本の子供服の老舗『銀座サヱグサ』の指人形です。

関西だと大阪ヒルトンプラザに入っています。



ちなみに女将さんのちゃんこ鍋かなり旨いです。

だしが最高で 鶏つくねもふっわふわぁです。

それに自家製の柚子胡椒を 混ぜると これまた絶品。

取材拒否されてるのか 雑誌には出てこない隠れた名店 『かしら』。

詳しくは宣伝部柳瀬まで(笑)。

今まで4個ボタンの重ね付けが主流だった袖口のデザイン。

最近バラエティーに富んでいます。





画像1)

主流の 4個ボタン重ね付け (ナポリ掛け)。

ボタンの材質は本水牛 (リアルホーン)のダークブラウンです。





画像2)

最近急に増え始めた4個ボタンの並列付け。

これも本水牛のミディアムブラウンです。





画像3)

これはレディースですが、3個ボタンの並列付けで軽めにアッサリと。

これはイタリア製のコロッツォ(象牙椰子の種)です。





画像4)

4個ボタンの重ね付けですが ボタン穴 1ヶ所だけ色を変えてみたり。

これは2年前にお創り頂いたスーツです。

ボタンは、これもオリジナルでオーダーした日本製のナット

(エクアドル産の象牙椰子の種)です。



シルエットでは 最近フレアーも人気です。

今日出来上がったお直しは、 肘巾を4cmも絞って

よりフレアー感を強めたりしています。

袖口ひとつ取っても、色々な表情がありますね。

忘年会シーズン突入!

忘年会で使えるお店を紹介して欲しいと今日だけでお2人からご連絡頂きました。

こんな連絡って嬉しいですね。



画像の黒丸は アルコールの分解を促進するウコン成分配合でお勧めです。







飲んだ後は、いつも行くたこ焼屋さん?に置いてある 『天恵紅景天』を。

これはアルコールを分解するそうですが、

勇気のある方は 『検問』で試してみて下さいね(笑)。

お店の人に言うと 売ってくれないかも?

あくまで自己責任でどうぞ(笑)。



皆さま年末年始にかけて 胃腸には くれぐれもご注意下さい♪

名古屋のOさん、今日は雨の中 わざわざ有難うございました。

高額当選が多い事で知られ また全国約1万5千カ所の売場の中での

販売枚数は「日本一」と言われる大阪駅前第4ビル前の特設売場での

年末ジャンボ 購入できて良かったですね。

きっと今回の宝くじ 当たる予感♪♪♪



今日はスーツではなく、画像の ジャケットを着て雨にも負けず?

自転車で、店まで来ました(笑)。







よく皆さんから「柳瀬さん休みの日はどんな格好をしてるの?」 と聞かれます。

「はい!バックパック旅行好きの僕の普段着は

アウトドア系が多いです!」 というか手抜き系かも(笑)。

機能性抜群のプロユース仕様が格好いい~♪

紅葉の時期の京都市内は大混雑します。

名庭の紅葉を眺めながらの昼食後、

嵐山や嵯峨野の喧騒から少し離れた場所にある

枯山水庭園の綺麗な宝筐院に向かいました。







本堂で手を合わせたあと振り返ると、

額縁に見立てられた本堂の扉の向こう側に、

枯山水庭園の杉苔の緑と 紅葉の赤が絶妙のコントラストを持って

目に飛び込んできました。

この景色は 今までどれだけの人々を魅了してきたのでしょうか。

僕も皆さんを魅了するスーツを作り続けたいです。

偉そうですね(笑)。

奈良県立美術館で開催されている モネ展の帰りに奈良公園 に寄ったのですが、

やはり自然色彩に勝るものはないと思いました。

ただ モネの『睡蓮』 や 『ロンドン国会議事堂』 の連作のような同じ風景を

違う観点で捉えた描写力は 自然が持つ真理を 見抜いていたからこそ

描けた作品だと思うのです。

最高の色使いでした。







同じ物を見ても同じ事を経験しても、同じ料理を食べても、

多くを感じ取れるようになりたいですね。

これは スーツにおいても同様だと思うのです。

皆さん いいスーツをたくさん見て着て、五感を養って下さい。

店員さん(僕?)の言いなりは駄目ですよ(笑)。

型紙改良の打ち合せで、本日 お休みを頂きました。

画像は 肩の傾斜角を検討している所です。

オーダーでもこのように基本パターンを作っておくと

格好の良いスタイルが生まれます。







体に合った服は着心地は良いですが、合わせ過ぎると全体のバランスが崩れて

綺麗なシルエットは生まれません。

着心地とシルエットのバランスを調和させて、

いかに見映えのする線を引くかが僕の腕の見せ処です(笑)。







僕が線を引けても それが職人さんの縫えない線であれば

スーツにはなりません。

その線を引くには皆さんも、ご自身がどのような服を着たいのかを

伝えて頂かなくてはなりません。

このように スーツは着手と創り手、そして、縫い手の

三位一体で生まれます。



こうして 言葉にすると大層ですが、これからお越し頂ける方は、

どうぞお気楽にご来店下さい。

そして後は 安心して僕にお任せ下さい。

今日届いたスーツのパンツは 何れも膝から裾までほぼストレートです。

そして膝の位置は通常より 3cm高くして

より足が長く見えるような工夫がしてあります。







こうして画像で見ると若干フレアーっぽく見えますが、

カカト側を1cm強長くしてある(モーニングカット)事も

理由の1つです。



今日頂いたご注文のうち、1着は とても変わったデザインです。

出来上がれば また紹介させて頂きますね♪

最近 更新出来てませんね(苦笑)。

今年はジャケット人気。

特にツイードは着込む程に味わいを増しますが、今日のお客様と話している中で、

仕立てる前に生地を洗ってしまおうという話になりました。







画像は20年ほど前に僕が高校時代に買ったツイードのハンチングです。

これ、何度も自分で水洗いをしているのですが

凄くいい風合いに育っています。

これを見たYさん、即決めでした(笑)。



ウール物のニットや織物を洗うには、ちょっとした要領がありますから、

ご注意くださいね。