乗っていた自転車のクランクが折れて、
代車で買った折り畳み自転車に、ここまで乗り続けるとは、、

青い方がディブラッシ(R24P)
赤い方が旧型のディブラッシ(R4P)で、
使用パーツからすると、
80年代に作られた車体のようです。

元々は折畳式スクーターでスタートしたメーカーで、
2007年に、パーツの供給を考えて新型に切り替えられるまで、
1974年以来、ほぼ基本構造を変えることなく、作り続けられてきました。
そもそもこの自転車、マフィアで有名な島、シチリア島の小さな工房で作られており
盗難を避けるため、部屋に持って上がれるようにと、元イタリア軍パイロットが開発したそうです(笑。
シチリアで1台も見かけなかったのは、そのせいだと思います(爆。
新旧のディブラッシ

フロントブレーキは
日本の唐沢製作所のServoブレーキです。
ママチャリの後輪に付いているブレーキ!あれが何と前輪に!(笑。
ブレーキが逆(右が後輪、左が前輪)に効くので、
左で携帯を持ちながら走る左利きの僕には都合が良いのですが、
普通の人だと、片手で急ブレーキ(左手)を使うと、前につんのめりそうですね。
旧型、R4P(ディブラッシ)

時代に大きく流される(振り回される?)ことなく、
自社のポリシー(パンタグラフ式折り畳み)を貫きながら物作りをする姿勢、好きです。
もの作りをしていく上で、決して失ってはいけない事だと思います。



種子島ご出身のNさんから
種子島産の安納芋と芋焼酎を頂きました。
最近、安納芋をたま~に見かけるようになりましたが、
すごく美味しいお芋さんで、楽しみです。いつもありがとうございます。
以前、鹿児島で食べた安納芋の芋納豆が忘れられません。思い出しただけでよだれが(笑。
安納芋と芋焼酎



名刺を作るために、紙を見せてもらいました。
紙にも縦と横があり、縦方向がシッカリ、横方向は柔らかくて腰が弱いです。
マッセアトゥーラの印刷物を初め、色々とお願いしている平田印刷さんに話を聞くと、生地と似てる事が多く、
聞いていて、ワクワクしたので、今日あったその話を書きます。 
名刺の紙選び

生地の場合は、基本は縦方向に張りがあるのですが、
使う素材や織り方によって、あまりどちらがどうとは決まっておらず、
例えばモヘア混の場合だと、横方向にモヘア糸を使うので、横方向に張りが出てきます。
シルク混だと、シルクを経糸に使うので、落ち感(服が広がらずにストンと落ちる感じ)が出てきます。

話は、生地から紙に戻って(笑、
マッセアトゥーラの名刺のデザインは横長型ですので、
シッカリした印象になるよう、張りのある縦方向を横向きに使ってもらいます。

他にも面白かったのは、
今までと同じように印刷をすると、紙質によって
はっきりシャープに見えたり、少し滲んだような優しい感じに見えたりするので、
その辺りも気にして印刷をしないと、印象がガラッと変わります。

またまた洋服でも同じで、生地によって
着用感が変わったり、見え方も変わってくるので、
特にリピーターの方には、その辺りをしっかりお伝えした上で、
寸法を決めていきます。

今回は印刷業界との共通点でしたが、
他にも建築設計関係や、時には物理学の先生との共通点。
この仕事をしていて楽しいことは沢山あるのですが、こんな洋服以外の話も、
その中の1つで、色々な話題から、客観的に自分の仕事に置き換えて考えるのがとても楽しいです。

平田さん、色々とご説明頂き、勉強になりました。
お客様へに説明する時の、とてもいい勉強になりました!!
*この名刺は、僕のイメージを平田さんにカタチにしてもらいました。
 名刺って自分の分身で究極のオーダーだと思います。スタート時(1999年)と同じ、、
 ただ今回、同じ紙が廃盤になったので、今までと似た物を創ろうと、こんな話題になりました!!
 最初はどうしようかと思いましたが、結果的には、紙の廃盤に乾杯ですね(笑。



今日、チェレリーニをオーダーして頂いたMさんの腕には、、
潜水能力も史上最高らしいですが、その存在感も最高峰に達しています!!
チタンケースにカーボンベゼルと軽量化が図られていますが、それでも何と185gもあります。
おまけにヘリウムエスケイプバルブを装備しているので、ヘリウム混合ガスを使った飽和潜水にも対応しています。
腕につけさせて頂いたのですが、小柄な僕がすると、時計が歩いているようでした(汗。
HUBLOT



昨夜は久しぶりに家族揃っての晩ご飯でした。
千切りにした有機野菜を、半生のイベリコ豚で巻いて、岩塩を振りかけて。
豚はもちもちした生ハムみたいだし、野菜もシャリシャリして、素材の風味が際立ちますよ♪
家族はポン酢ですが、僕のお気に入りです。是非お試し下さい!
子供用のおうどんがチャーミングです(爆。
20130115



マイスターファクトリーの特別課題『シャツプロジェクト』です。
着用感と見た目のバランスのせめぎ合いの中で、引き続き微調整をしています。
トワール、4着目。

前ヨーク部分でシッカリと襟の昇りを作って、首への吸い付を見ています。
シャツの命って、前立てから襟につながってゆき、いかに襟が巻きついてくるかですから、、
マイスターファクトリーの生徒さんたちの真剣な空気感の中で、僕も緊張感に包まれて心地よい時間でした。
トワール、4着目。





見た目と同じ、とても素朴なんですけど、その濃厚な味わい深さが癖になります。
パリでパタンナーをされているTさんに「お土産です♪」と手渡された時にズッシリとした重みを感じました。
その理由は、ふんだんに使われた素材の重さだったんですね。
5枚もいただけば、結構お腹にズッシリきます。
Tさん、ありがとうございます!
またパリで。。あっ!その前に、また夏に会えますね(笑。
素朴な味わいの、パリのパン屋さん、ポワラーヌのクッキー。



今日の晩ご飯は、ヒューーーガルデンとクリームチーズだけにします。
遅い晩ご飯が続くと、胃が重くなってきますから。
あれ?もしかして歳かな、、(汗


今年オーダーして下さったジャケットを着て、
英国より届いたストールの引き取りに、お越し下さいました。
綺麗ですね! 奥さまは発色の綺麗なNAVYのコートに、グリーンのストール。
今度お越し下さったら、お2人揃ってお写真を撮らせて下さいね。帰られる時の後姿を眺めていて
めちゃくちゃ素敵で、、その時に気付きました(汗。
Kさん、いつもありがとうございます。


マイスターファクトリー2期生のチャレンジ課題として、
2期生希望者を対象に、シャツ作りの取り組みをしているところです。
お客様目線を見失わない物作りが大切で、この日も、即座に解いて微調整をしました。
線に色気が出てきました。 単なるサイズ合わせから、色気を意識した線を引くように意識を高めます。