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フィリピンのボホール島の隣、
パングラオ島にある『アローナビーチ』へ行ってきた。
ここはドイツ人を初めとするヨーロッパ系のダイバーに人気の素朴なビーチで、
ここを拠点としてダイバー達は、バリカサグやパミラカン、ドーマゲーテやアポへと潜りに行く。
夜は街燈がない代わりに、月明かりと満天の星空を見ることができる。
ビーチ沿いのバーで、波の音をBGMに地元の若い連中と酒を飲みながら、バカ話に花が咲く。
横から初老のオーストラリア人紳士(酔っていたのでそう見えたのか?)が話し掛けてきた。
彼は海を愛してるのだろう、ヒトデ退治の話を持ちかけてきた。
「あいつらは珊瑚を食べる悪い奴らで、いいことなんて何もないから、退治しよう!」と。
「1個獲って1ペソ、20個でビール1本飲めるぞ!」って。
結局飲みたいだけなんかいな??(笑)
その次に行ったバーでは、
同年代の英国人3人組と騒いで踊って、最後には一緒に海に飛び込んだ。
「英国人ってこんな奴?」って思ってたら、
その英国人も、「日本人ってこんな奴ら?」って思ってたみたい。
後で話した時、お互いそう思ってたのが分かって大笑い。
ほんと、のんびりした島だ。
3日もすると、みんなと顔見知りになってしまう。
ところで、海は?
どこまでも透き通るエメラルド色、
夜空を見上げると手の届きそうな所に満点の星空がある。