上の画像、激しくカギ型に破れているのが分かりますか?
ピスポケットの右下です。
これは去年夏にお仕立て頂いた、Iさんお気に入りのスーツなだけに
かなり悲壮な顔をしてご来店されました。
でもご心配なく。
パッと見は跡形もなく、綺麗に直りますから♪
掛け継ぎなる職人技(神業!)があるのです。
ただこの生地はマイクロヘリンボーンという細かい織り柄が入っているので、
無地に比べると目立ちやすいかもしれませんね。
この掛け継ぎ、仕立てた時の残布が無ければ出来ませんので
大切に保管して下さいね。
下の画像はIさんが持ってきて下さった、
角台場の部分がハッキリ分かる残布です(笑)。
ところで皆さん『かけつぎ』という看板を見られた事ありませんか?
掛け継ぎはもともと着物の流れですから、
職人さんが自宅でされてるケースが多く、
サイトも余りありません。
そんな中で、かなり分かりやすく書かれているお店がありましたので、
勝手にリンクを張らせて頂きました。
アトリエトゥーワンさんです。
勝手にリンク張ってごめんなさい。