上の画像はブレイシーズ仕様のパンツです。
ハイバック(ウエストの後の部分が 綺麗なラインを描きながら迫上がり
真ん中で割れている)、ブレイシーズ釦(昔は外に付いていましたが、
今ではクリップ式のいわゆるサスペンダーにも対応するように
内側に隠して付けられる)、それにサイドアジャスターまで。
通常よりも股上を深く、ウエストも 2cm程大きく作ってあります。
下の画像は、このパンツを吊る英国ヘンリープールのブレイシーズです。
アルバートサーストンの別注品ですが、日本ではめったに見かけない
白いバックスキン(鹿の裏皮)と ガット(鯨の髭を撚ったもので、
テニスラケットに張るアレです)を使った本格派です。
おまけにウールのボックスクロス(フェルト地)のクラシックタイプまであります。
ブレイシーズは、現代のように腰ベルトが一般的になる前の主流で、
特にクラシカルな仕様です。
またブレイシーズは肩から吊る為、腰ベルトのようにパンツがズレ落ちず、
パンツのセンタークリース(プレスライン)も綺麗に出るので、
縦線が強調されて 脚長効果も抜群です♪