今日で年内の営業は終了とさせて頂きます。

今年も1年間ありがとうございました。







今年も沢山、素敵なスーツが生まれました。

応援して下さった皆様に感謝の気持ちで一杯です。

これからも、ますます皆さまのご期待に応えられるよう勉強します!



それでは皆さま、

ご健康で、良いお年をお迎え下さい。

2006年もマッセアトゥーラをどうぞ宜しくお願い致します。



なお、年明けは4日~営業開始とさせて頂きますが、

6日~イタリア出張の為、18日までお休みとさせて頂きます。

長らくご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承下さいますよう、お願い致します。




今日Oさんがお買い上げ下さったベルト、

長さ調整の為にカットして穴をあけるのですが、穴あけ用のポンチが無くって、、



お預かりして調整させて欲しい旨を伝えたところ、「何とかなるやろ~」と言って

カッターナイフとハサミを使って巧く調整されました。

それにしても良く穴が開いたものだと感心してしまいました(笑)。



Oさん、ありがとうございました。

本当なら僕がしないといけないことなのに、、、(苦笑)。







ちなみにこのベルト、以前にも紹介させて頂いたのですが

1枚ベルトとしては珍しいタイプです。



普通なら圧着で張り合わせてあるのですが、

これは裏側で袋縫いされていますので、剥がれません。



ドレスタイプなら、僕はステッチ無しのこんなタイプが大好きです。

素材もベビーカーフなので、ウエストにやわらかくしっとりと馴染みます。

もちろんカシミアの様な手触りも最高です(笑)。






皆さんは『縮絨/シュクジュウ』って知ってますか?

縮絨は、『地のし(地直し)』とか『スポンジング』とも云い、
布地の裁断前に、型崩れや寸法の狂い縮みを防ぐ為、一度洗って繊維を縮ませ、
安定した状態まで布地を縮めておく事を云います。

僕の場合、シャツ地は〝お湯〟でしっかり〝揉み洗い〟をします。
その結果、縦糸と横糸がより詰まった状態になって、
製品にした後、型崩れや縮みを防げます。

こんな風に、「縮め~詰まれ~」と念じつつ(笑)、しっかり揉み洗いして、、
それから、
脱水を掛けて直ぐに形を整えてアイロンを掛けます。
濡れた状態で急激に温度を加えると縮み易いからなんです。
洗濯表示で〝乾燥機は避けて下さい〟って書いてる物があるでしょ、
あれ、縮み易いからっていう理由もあるんです。

アイロンを掛けた後は、色が変っているでしょ(笑)。
縮み易い生地は、この作業を2回繰り返したりする場合もあります。
皆さんは決して濡れた状態でアイロンを掛けるのは止めて下さいね。
この情報を知りえたあなた!この知識をどう活用するか?
COTTONパンツの裾上げをする時、1度洗ってからお直しすると縮みも少ないですよ。
他にも色々と活用できそうですね♪




採寸も終わりましたので、

今日はとっとと帰らせて頂きます(笑)。



頼んでたケーキを取りに行かないと、、

おっと、そんな事を言ってる間にもう9時前だぁ~(汗)。






以前にもご紹介したヴィンテージのシャツ地です。

今週だけで3着のご注文を頂きましたが、残り僅かで、あと数枚になりました。







スーツ地のヴィンテージは、よく話題になりますが、

シャツ地のVintageをご存知の方は少ないのではないでしょうか?



今日は以前のダイアリー(2004年9月3日)をそのままコピペさせて頂きます(笑)。

手抜きでごめんなさい。



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画像は、英国トーマスメイソン社(右)のヴィンテージ生地と、

伊アルビニ社(左)の生地です。







トーマスメイソン社は、’90年代の初めにアルビニ社に買収され、

今の生地はイタリアっぽく繊細な質感になっていますが、

この生地は 買収前に英国で織られたもので、

低速織機でしっかり打ち込まれた張りのある生地感です。



水洗いしてゆくにつれて段々と目が詰まり、光沢が増します。



その歴史が産業革命時代に遡るトーマスメイソン社のこんな希少な生地は、

その寿命を縮めないためにもクリーニングには出さずに家で水洗いをして下さい。



下の画像もヴィンテージ生地ですが、残すところ20着程になってきました。

(現在10枚をきり、画像の緑色のマルチストライプは終わりました)

最近、寒波の影響でかなり冷え込んでますよね。

暖房を強くするので加湿器も効かずに、空気が乾燥して喉がカラカラです。



ちなみに、、店内の据付の造作家具も乾燥して歪が出て、

戸の開け閉めが、、苦笑。



しっかりウガイして、ビタミンCを採らないと、、

年末のこんな時期に風邪を引いたら最悪、皆さんにご迷惑をかけてしまいます。



皆さんも、ウガイ励行!で(笑)♪








英国製の、こんな裏地はいかがですか?これ以外にも

要らなくなった?シルクのスカーフやネクタイなどを裏地に使うのもアリ!ですよね。



自ら草木染めをされたシルクを裏地として持ち込まれたり、

ヒョウ柄の裏地を持ち込まれたり、、色々と楽しませてもらえる部分です。




年末年始のお休みを

12月30日~1月3日とさせて頂きます。



また、フィレンツェでの製品展及び買い付けの為、

1月6日~18日まで店舗はお休みを頂きます、長らく申し訳ありません。




オーダーって体に服を合わせるって発想ですよね。

でも、オーダーだって服に体を合わせる場合だってあるんですよ。



僕が考えるオーダーって、そうなんですよね♪

如何に着る人が素敵に見えるか、、

体に合わせる部分と服に合わせる部分とのバランスです。



画像は、Yさんのご希望に合わせたシルエット調整についてです。

上の画像がYさんの体に合わせたシルエットです。





下の画像が体を無視してシルエットを最優先(服に体を合わせる)したものです。





ハンガーのようにイカツク、肩の張った服ではなく、

下の画像のように、あくまで甘くメローな雰囲気に(笑)。



その代わり、この服はフィッティングを基準に考えると無理が出る服でもあります。



でも、、そこはYさんの雰囲気でカバーなんですよね♪

Kさんが、またまた〝粋なお店〟を立ち上げられました。

行ってきたのですが、凄く気持ちいいです♪



関西にお住まいの方は是非!

といっても直ぐに関東にも進出されると思いますが(笑)。