英国総領事館開催のブリティッシュテキスタイルトレンドセミナーに参加してきました。

特に印象的だったのがタータン柄で、既存の伝統をベースにリデザインされた

モダンヒストリックな色柄です。

全ては彼らが受け継いだアーカイヴからデザインヒントを得たものと

容易に推測できます。







戦後の大量生産大量消費で 経済は目まぐるしく発展してきましたが、

その中で日本人がいとも簡単に捨て去ってきた代償は余りにも大きいように思います。

あれっ?何でこんな重い話に(苦笑)。



今日のセミナーで紹介されていた色柄も 豊富に揃っていますが、

トレンドと言えど、最終的には自分が好きかどうか、ですよね。



また、タータンについては専用の書籍まで出ている程、奥の深いものです。

タータンは元々スコットランドの氏族を現すための紋章で、

日本の「家紋」のような性格を持ちます。



ただ、「家紋」は分家と本家は同じ紋を使いますが、

タータンは分家用に新しいパターンを持つようです。

これって、国民性の違いなんでしょうか?(笑)