ボイルでドレスシャツをご注文頂きました。
白と紺と黒の色違いで、同じイカ胸のドレスシャツを3着!
日本在庫がなかったり、取り扱いがなかったりで、スイスに送金してお取り寄せ♪
イカ胸部分を初め、カフスや襟には、どれも170双のサテン地を使用。
初めてのご注文でしたので、仮縫いもさせて頂き、どんな艶っぽいシャツが出来るか楽しみです。
Meetsに、ハービスのメンズフロアをご紹介頂きました!
Masse Atturaも、ちょこっと載せて頂きました!
以前は、めちゃくちゃ大きく載せて頂いたことも、あるんですよ!!
関係者の皆さま、ありがとうございます。
上の『BAR HIRAMATSU』
平松さんのバー、フルーツカクテル美味しいです。
モルト系も、何度もアイラ島の醸造所まで足を運ばれる位、マニア!
僕も、そういうのが大好きなので、平松さんのその気持ち、凄~く良く分かりま~す(笑!
以前、ナポリのマリネッラにセッテピエゲで仕立てて欲しいと依頼した時は、
「日本人はセッテ好きだねぇ~。弱いからやめときなよ~」って言われたのですが、
そもそもイタリア語で「7つ折り」を意味する『セッテピエゲ』は、
20世紀の初め、英国上流階級がスカーフを折り重ね
ネクタイのようにして使っていたとされる、ネクタイのルーツです。
スカーフを折り畳んだところをイメージしてみて下さい。
ふわふわとした感じがしませんか?
セッテピエゲは、見た目の豊かさと、締め心地を優先し、
シルク地そのものの質感を生かすために、
ネクタイの復元力を高める補助材であるウールの芯地を使いません。
通常のネクタイの倍にあたる正方形の1枚生地を、ファット・ア・マーノ(手仕事)で、
職人が家で1本1本、手で作っています。
今回のアンジェロフスコのセッテピエゲは、
ドッシリした素材を使っているので、充分ビジネス使いに対応します。
僕のイメージでは、イタリアのサルトリアが仕立てる洋服の、ネクタイバージョンです。
ウエイトのある、シッカリ打ち込まれた生地を柔らかく仕立て上げるイタリアンテーラーリング、
そのもののような気がします。柔らかな生地を更に柔らかく仕立てる方法もありますが、僕は前者が好みです。
イタリアでも、この製法でネクタイを作る事の出来る職人が少なくなってきているそうですので、
この機会に、是非お試し下さい!
午前中は、Tさんの着せ付けをさせて頂きました。
手作り感を表現するか、英国っぽいシッカリ感を表現してゆくのか、
まだ、どちらとも決まっていないので、カッティングは、Tさんのご要望にどちらにでも
添えるように、特に肩線に縫い代をタップリ取らせて頂いて、仮縫いを仕上げさせて頂きました!!
芯は、今からでも、チューニングは幾らでもできます!(笑
この生地は、サヴィルローヤーンカウントと呼ばれるくらい、英国人紳士が好んで選ぶ生地です。
実際、ミルばかりか、各国の名門マーチャントのコレクションの中でも、
最も英国人に選ばれるクオリティだと聞きます。
僕個人的には、こんな打ち込みのしっかりした目付けのある生地を使って
イタリアっぽく柔らかく仕立てられた洋服が好きですが、
Tさんが、英国調をご希望されようと、イタリア調をご希望されようと、
どちらになっても、生地の持つバネを最大限に生かしたチューニングをさせて頂きます!
Tさん、美味しいコーヒー、ご馳走様でした!!
奥様にも、宜しくお伝え願います!
工房で、軽く柔らかく仕立てさせて頂きます(ハウスクチュールと命名!)ので、
ローマのマーチャントが英国で織った、シッカリ張りのある525gの生地をTさんにお選び頂きました!
一昨日一晩水に浸しておいた芯を、
昨夜一晩、濡れたまま自然乾燥させてから裁断。
それを1枚ずつ重ねながら、Tさんの体型に合わせて作っています。
立体的な毛芯が出来ました。
これに更に、部分的に重ねて芯地を作ってゆきます。
パンツもグニュ~っと曲げていきます。
これで、大学時代にアメフトをされていたTさんのお尻もスッポリ(笑♪
上着も、肩廻りが大きくウエストがシェイプされたTさんの体型に合わせて、
しっかりクセ取りをさせて頂きます。
仮縫いは、Tさんのご帰国後に、、
*ご体格の良いTさん(54size)のお洋服、トルソーに合ってません(涙)
カラフルなツイード、クラシックなツイード、どちらがお好みですか?
僕がクラシックなツイードを着るとオッサン臭くなるので、僕はカラフル派です(笑。
William Bill のスコティシュTweedです。
クラシックなツイードがお好きな方は、こちらをどうぞ(宣伝!
以前ロンドンのWilliam Bill を訪問した時の事は、こちらの下程に書いております。