Kさんがピエールカルダンさんとお仕事をされていた時代、
カルダンさんに仕立ててもらわれたジャケット、それを再現して欲しいと、、
Kさんご家族とは、もう随分前、最初はKさんのお嬢様のスーツを作らせて頂いた事がきっかけで、
その後、お嬢様のご主人のタキシードや靴、Kさんのモーニングなど、
とても嬉しい事に、ご家族でお付き合い頂いています。
このジャケットはとてもユニークです。
この画像で分かりますか?


クラシックなジャケットに比べて、1箇所の違いがあります。
1箇所は独創的ですが、他の3箇所は時々採用されるディーテールレベル!?


アンコン仕立てで、
とっても軽いフェザーライクな仕上がりです。
4つとも気付かれた方の中から3名の方にポケットチーフプレゼントします!
Kさん、楽しいお仕事をさせて頂き、ありがとうございました!

ハービスに移転して以来、お付き合い頂くようになったTさんが、
ご結婚式に着られたという英国仕立のオーダー服を、
優しい感じの雰囲気に変更したいと、
お持ちになられました。

型紙を作り直してから縫い直すので、
取り敢えず、ほぼ全てバラバラに解きます(笑。
着丈を4センチほど短くして、
低いゴージ位置も高く設定し直す事になりました。


着丈を「肩から詰める」事で、腰のポケット位置も変わらず(低くならず)、
少し深めだったカマ底(脇下の位置)も、その分だけ上に移動されますので良い事尽くめ(笑。


肩の傾斜をTさんに合わせます。
この調整を基本として、ここからの調整が腕の見せ所!?


これ、日本でオーダーされた洋服は受け付けません。
故人の場合は別ですが、それは仕立てた技術者に対して失礼ですから。
これは、今までずっと守ってきました。


Tさん、このタキシードで、
N君の結婚式!ではなく、2次会!に出て下さい。
結婚式はモーニングです!是非マッセアトゥーラでお願いします!(笑

さぁ仮縫、着せ付けへのお付き合い、
宜しくお願いします!!


こんにちは。 オオサカです。

梅田ルクア1100にオープンした蔦屋書店って
皆さんいらっしゃいましたか?

とても広くて、書籍だけではなく
様々な厳選されたおしゃれツールがスマートに
配置されていて、どこまでも探検したくなる
店づくりに仕上がっています。

おしゃれ人にはなくてはならないモノが
選ばれて出店しているのですが、

やはりありました!
靴磨き屋さん〜 ’Burnish’
img_shop_蔦屋

「おしゃれは足元から」ですよね!

きちんと磨き込んだ靴は履く人の品性を
言葉無く雄弁に語ります。

おしゃれなシブい大人はディナーの前に
靴の手入れなんて、、最高に素敵です!


ビルドアップ気味にセッティングした袖。


柔らかさの中に、凛々しさが宿る。




久々の工房中継ですー


生地を切って曲げて、パンツをグニュグニュ~


アイロン操作で曲げて体に沿わせますよ~ ジャケットもグニュグニュ~




スコットランドで織られた、この生地。
生地だけで見ると、とても派手に思っていたのですが、
仕立て上がってみると「そうでもなく」、チャーミングな感じですよね!
むしろ意外に地味な感じさえします。(地味ではないか、笑)

でもこのジャケットなら、
歳を重ねるほど素敵なおじいちゃんになっていきますね!
って、、
まだ20年以上先ですね(失礼しました!笑)