オーダー下さった皆さま、ブログ読者の皆さま、取引先の皆さま!
今年も1年、心から「ありがとうございました!」です。
それでは皆さま、素敵な新年をお迎え下さい!

年始は、4日11:00~
1月1日~3日までお休みを頂きます。
申し訳ありませんが、この間メールの対応は出来ません。

お電話は1年365日大丈夫です笑。
店舗)06-6345-8708(携帯に転送になります!)



昨年ご紹介させて頂いた、こちらの生地、
今日は忘年会の前にお立ち寄り頂き、お写真を撮らせて頂きました。


Tさんのスーツ姿を見せて頂く機会は滅多にないので、すかさずお写真をお願いしました(笑。
お付き合い頂き10年を越えますが、
最初のスーツから今までスタイルはほぼ変わっていません。
10年前は、周りのスーツ好きの方から「細いなぁ~」と言われたそうですが、
今は逆に「少し太くない?」と言われるそうです。
生地の色柄にしても、新しいのか古いのか分からないような
Tさんの感性でお選び下さいますから、10年前のスーツでも全く色褪せません。
ご参考まで、、この生地はローマのマーチャントが
英国のド級ミルに別注をかけた70年代後半のVintageです!!


このスーツも独特の雰囲気があり、
コーディネートも「これぞTさん!」です。
Tさん、いつも楽しませて頂き、ありがとうございます!




随分と以前に、ご紹介させて頂いてたスーツ
紆余曲折ありながらも、完成しました!

グラマラスで美しい腰のふくらみ
スッキリとボリュームレスなヒップ周り。
大好きな造形は、おなかスッキリ凹んで見えます!
それでいて薄っぺらくならずに、とても優雅な雰囲気なんです。


綺麗なラペル。


最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
5年後10年後の馴染んだ頃の表情を、改めて見せて頂きたいです。
そんな楽しみを抱かせてもらえる洋服に仕立て上がりました。




昨日、本日と、
ローマで靴作りをされていらっしゃる
吉本晴一さん(PERTICONE,ROMA)のトランクショー(受注会)でした。

PERTICONEにつきましては
以前ご紹介させて頂いておりますので、こちらをご覧下さい→『PERTICONE,Roma』


まず、こちらの靴。
ローマの作家さんに依頼されたオリジナルバックルのストラップシューズです。
このブラス製の他に、シルバー製もご用意頂いております。
またこの革は、
ミュージアムカーフと呼ばれるもので、
独創的なマーブル模様(斑)に染められ、アンティーク仕上とは違った味があります。
独特のしなやかさがあって馴染みも早く、履き皺も良い感じに入るそうです。

参考:
シルバ:シルバー925(スターリングシルバー)Sterlingは「本物」「信頼できる」という意味です。
ブラス:日本では真鍮(しんちゅう)という。日本の5円硬貨がブラス製です。

次に、こちら。
製作途中の靴があったので、説明にはもってこい!(笑)
話はそれますが、このスエードこそ
僕が初めて吉本さんにお願いした『CHARLES・F・STEAD』社製のスーパーバックです。
毛足が短く、恐ろしいくらいにキメが細かく目が詰まっています。
上品この上ない起毛感で、見た瞬間身震い(笑)


念入りな採寸で、
ローマに帰られてから、まずラスト(木型)を彫って頂きます。


たくさんのサンプルをご準備させて頂きながら、撮影するのを忘れていました(汗。
和やかで楽しかった雰囲気も、、忘れてました。。次回は必ず!!
多くの方にお越し頂き、沢山のご注文も頂き、本当にありがとうございました。
何足もオーダー入れようとして下さった方もいらっしゃいましたが、
先ずは木型を安定してからドバッとお願いします(笑)

仮縫は半年後になってしまいすが、愉しみにお待ち頂けますと幸いです。
半年は長いでしょうから、ちょうど3ヶ月目辺りに?
ローマの工房の模様をお伝えします!



以前ご紹介させて頂いたコートが完成しました!
仮縫の時は判り難かったですが、打ち合いの段返りがハッキリ分かります。


バストからウエストにかけてのシェイプも綺麗に造形されています。


適度な着丈です。
どんどん変わってゆく表情が楽しみです。
Kさん、10年後のお写真、また撮らせて下さいね!!!