今日は雨足が強く、電車のダイアも乱れていたようなので、

嫁さんに迎えに来てもらったんです。

そしたら店の直ぐ前でタクシーに追突されてしまい、警察のお世話になる事に、、

嫁さんと子供の体に別状はなくて良かったのですが、

それでも事故って、気分悪いもんですよね。



マッセアトゥーラの目の前は、一方通行の4車線道路です。

国道1号線に出るまで数十mの所なので、その信号待ちで昼間は混み合います。



混み合うだけに、大きな事故にはならないのですが、

しょっちゅう追突事故が起きてますので、平日の昼間にお車でお越しの方は、

くれぐれも気をつけて下さいね。

平日の20時以降や、土日はガラガラなのに、、

(2006年1月12日)

久々のイタリアレポートです♪でも、保存していたハズの画像が、、

朝ピッティー会場に入場してから、夕方退場少し前までの辺りがなくなっています。

ということは!お洒落な来場者の画像がほぼ全滅状態!



ということで画像はほとんどありませんが、

会場内を1日見て回って感じた事を簡単にお伝え致します。



まず、今年の色に関してですが、

どのブースも昨年に引き続き、昨年の注目色、グリーンやパープルが目立ちましたが、

全体的に昨年より落ち着いた色調に変化していました。

オレンジやピンクも、スモーキーな色調です。

柄で言うと、僕の知る限り3年連続で英国調のグレンチェックが目立ち、

既に定番化しているような印象です。



来場者の靴もそれと同じような傾向なのか、昨年は明る目の茶系が多かったのに、

今年はダークブラウンが目立ちました。

あっ!イタリア人が余り履かないと思っていた黒い靴を履いた人もチラホラ、、

もしかして、黒靴好きのフランス人バイヤーだったり、、(笑)



そして、クラシコイタリアのブースに関してですが、、

昨年にもまして、これでもかというほど超高級素材が使われ、

ラグジュアリー感がエスカレートしていました。

数年後はどんな風になっているのか、逆に楽しみになりました。(笑)

ただ〝クラシコ〟とは〝最高の〟を意味するイタリア語ですから、何年後でも

同じなのかもしれませんが、、



あと、僕の目に印象的に映ったのはルイジボレッリでした。

ナポリの本店が既にそうなっていますが、

今回の出展で総合アパレルメーカーかと思うほどアイテム数が増えていて、

ジーンズを見た時には、さすがに驚きましたよ!





それでは、データが残っていた貴重な?画像をご紹介致します。(笑)



◆甘い雰囲気の着こなしが印象的でした。

 全体に明る目グラデなのに、寒さを感じさせない素材感と知能犯的な色使いで、(笑)

 スッキリまとめ上げられており、かなり僕の好きな色使いです。

 デザインもシングルピークドラペルと、トレンドもしっかり意識されてました。





◆出口に向かう途中で寄った建物で〝オニツカタイガー〟のブースを見付けました。

 そう、、イタリアでは2年位前から、かなりブームみたいです。





◆出口に着く直前での1ショット。

 こんな大きな建物全体が、1社のブースでまとめられている事もあります。

 これは余談、クラシコブースで見る顔ぶれはほとんどオヤジですが、

 プレタ関係だと男女のカップルが多いんですよね。(笑) 

 



◆会場を後にし、もう1度全景を1ショット!

 この方、特に目立った感じでもないのに、日本人が同じ格好をすると、

 恐らく周りはビビるでしょうね。(笑)





◆上の↑1ショットの後、前を向いて歩き出した直後に1ショット!

 目が覚めるようなイタリアンレッド、そして綺麗なペールブルーのコートを

 何の抵抗もなくサラリと着こなしておられたお2人でした。

 その後お2人の前に回ったのですが、お2人とも50~60歳くらいな感じでした。







次回はいよいよナポリ編です!


バッグディバイダーと呼べばいいのでしょうか、

鞄の中身をスッキリ整理するのに、とても便利なものです。

昨日、採寸中にKさんから教えてもらい、早速今朝買いに行ってきました。







僕の鞄、デザインだけで買ったので、収納に関しては使い勝手が悪く、

いつも鞄の中から必要な物を取り出すのに一苦労していたので、

このアイテムは非常に便利で、見た目にもスッキリします。

今までの4年間は何だったの?って感じです。(笑)







今度こそ、使い勝手優先でと思って買い置いてある鞄があるのですが、

もっと早くこのアイテムに出会っていれば、デザイン優先で選べたのになぁ~(苦笑)



これは、

Boitsのみなさま、今夜もお疲れさまでした。

同業同士、それも個人商店、個性の強い集まりであるこの業界で、

本気で切磋琢磨し合える仲間って、僕はなかなかないんじゃないかと思います。

そんな素晴らしい環境に居させてもらえてる事に感謝し、

その中において僕が出来る事について、改めて見つめ直したいと考えました。



今日のこのブログネタ、

Boitsの面々以外は、1人の方を除いて!(笑)

意味不明な内容だと思いますが、今日のところはお許し下さいね。



それにしても2次会のドルフィンズ、皆で楽しく熱い!時間を過ごさせて頂きました。

N社長、いつも心地よい満足感をありがとうございます。








今日はご予約もなく、独りぼっちで寂しかったです。

なので、ネタはありません。(笑)



唯一のネタとして、先週〝最小の建築物〟の中で書いたオイル、

オセダーポリッシュについてのお問い合わせが3件も?あったことくらいでしょうか。(笑)







Kさん曰く、「柳瀬さん、珍しくリンク貼ってくれてないから調べたんだけど、

検索に引っかからなくって、、」、「どんなオイルなの?」

「どんなのか、画像送ってよ」って事ですので、ちょうど今日のネタができました。(笑)



箱のデザインや、裏書の文面も、かなり?アンティークなので、(失礼!)

ずっと売れ続けている、飾らないロングセラーなんだと思います。

詳しい情報があれば、情報お待ちしております♪

とりあえず、よく効く!メンテ剤ですよ。




今日スーツのお渡しをさせて頂いたKさんが、

僕が着ていたジャケットを見て、「それ、いいですね♪」と言って下さいました。

僕の年代や、それより上の方たちは、

自分もしくは親の年代でアイビーの洗礼を受けている世代ですから、

懐かしさを感じる素材なのかもしれません。(笑)







僕もこの素材は、シャツとして小学生の頃から馴染みがあるし、

中学生の時には、復活したVANで、青×白のジャケットを買いました。

どれもコットン100%で、かなり皺になった記憶があります。

でも、独特の凹凸感が生み出すサラッとした肌触りは、夏の超清涼素材で外せません!



で、昨年作ったこの赤×白はポリエステルが32%混紡されていて、

ほとんど皺にならないんです。







「いやぁ~、シアサッカーでポリなんて邪道邪道~、やっぱALLコットンじゃないと~」と、

多くの方は仰ると思いますが、

昨年は、赤×白がこのポリ混しか見付からずに仕方なしに作ったところ、

意外や意外、いい感じなんです、これが。

触りはコットンのバリッと感はなく、少しシナヤカですが、、



Kさん、「どちらにするか考えます、、」と言って帰られました。

確かに清涼感のある素材ですから、それにポリとなると違和感は感じるのですが、

実際、昨年1年間着てみて、全く違いを感じませんでした。

僕が鈍感なのでしょうか!?(笑)

皆さんなら、どちらの素材を選びますか?



ちなみにボタンは同じ繊維系という事で、ナットボタンにしています。




皆さまには店ではなく、僕の部屋に寛ぎに来てもらいたい。

そんな思いから、ウインドゥには家具とハンガーラックを置いています。

その日着ている僕のジャケットや

お越し下さった方のジャケットを掛けたりしています。

そのスペースに置いてある椅子の話で、今日はFさんと盛り上がったので、その話題を、、







チェストはハンスJウェグナーの作品で、1954年に作られたものです。

オーク材とチーク材のコントラストが綺麗で、

見付けた時は、ひと目惚れ状態で、かなり気に入っています。

それに、この鍵穴がウェグナーらしさ、なんですよね♪



椅子の方は2人の建築家、ピーター・ヴィッツとオーラ・ミュルガード・ニールセンの共作で、

ビーチ材と、これまたチーク材のプライウッド(成型合板)が使われており、

チェストの色合いと、まるでお揃いで作られたかのようですね♪

あっ!ちなみにAXチェア(1950年)と云って、フリッツハンセン社で作られたものです。



椅子は最も小さな建築物と云われますが、

この椅子は、さすが建築家がデザインしただけあると感心します。

道具としてみると、見た目からは想像できない最高の座り心地を提供してくれますし、

オブジェとしての、見た目の美しさも完璧なまでに最高です。



自分の部屋の家具だからこそ、皆さまに見て頂きたいお気に入りだからこそ、、

英国製のオセダーポリッシュで、せっせと磨いています。(笑)



それにアンティークと云う、これまで半世紀も生きながらえてきた物だけに、

僕の手で台無しにしてしまったら申し訳ないですからね。

アンティークって、自分の所有物ではなく、人類の遺産として、

たまたま自分が一時お預かりしているものという思いで大切にしないと、、




ウランガラスと聞くと、みなさん「放射能大丈夫?」って驚かれるのですが、

ウランガラスに使用されている〝ウラニウム〟の放出放射能量は

テレビやパソコンの画面とほぼ同じ程度と微量なので、

特に気にする必要はないそうです。



それどころかウラニウムは、

『勇者・栄光・冒険』を石言葉に持つパワーストーンと云われていたり、

他にも、肝臓や胆嚢を強化する力があったり、

体内にたまった毒素を排出する働きがあるそうですよ。

それにしてもこのウランガラスって、幻想的で神秘的な色を放っています。







ちなみにこのグラスは、アールデコ時代のアメリカのアンティークで、

ウランガラスの周りには、シルバーコーティングによる装飾(オーバーレイ)があります。

ウランガラスについて知ろうとすると、どんどん深みにハマるのでご注意を!(笑)



他にも色々とアンティークのグラスを取り揃えておりますので、

お気に入りのグラスで、透明のスピリッツなんかをストレートでいかがですか?

って、ウチはBarかいな!?(笑)

今日採寸させて頂いたKさんが、「今回フラップ付けようかなぁ~」と思案されたので、

次のようなエピソードをお伝えしました。



腰ポケットのフラップは、フォーマルな洋服には付いてない物なんですよ。

フラップのオリジンは、猟や乗馬の時なんかのように、

屋外で着るスポーツジャケットのポケットの、雨よけの為に付けられた仕様です。

だからフラップは雨蓋とも呼ばれ、

まさしく雨露を凌ぐ蓋の役目を果たしています。







今でもスーツに付いているフラップはその時の名残なので、

本来の意味を踏襲するなら、

フラップがない方が、よりフォーマル(≒エレガント)って事になります。

もし付いてる場合でも、外から部屋の中に入ったら、フラップはポケットの中に仕舞う。

そう、帽子を脱ぐのと同じ意味合いですよね。



まぁ実際、そんな事を考えて実行されている律儀?な方は、、

おられないと思いますが。(笑)


待望の!ベスパP/PXファイルが出ました!







これはP系のベスパに特化した本で、いつも公私共にお世話になっている

モトリーノデルベントの寺田さんが、

出版社からの依頼で、メンテナンスに関する殆どの特集記事を担当されています。

自分が乗っているスクーターのメンテ本という事で、

せっかくなら、自分が登場している本の方が楽しいな~♪なんて、、、

僕も、年甲斐もなく登場させて頂きました。(笑)







登場されている年齢層も10代から60代の方までですが、

年齢層の高い方の中には、永く乗り続けている方が多く、20年以上と云う方もザラです。

それだけ長く乗り続けられる物に出逢えた喜び、それを所有できる喜び、

そして、それを使い続けられる幸せ、、

今のような使い捨ての世の中も、最近そんな風潮が再燃してきた感じがします。