世界を北半球から南半球へと出張で回られるYさんから、
出張用の戦闘服を仕立ててくれ!とご依頼を頂き、あれこれ悩んだ挙句に、
暑い地域をインナーで調整する前提で、御幸毛織の透け感の少ないポリ混の清涼素材をお勧めしました。
御幸毛織ですから当然のこと低速織機で織られているので、なお更回復力に優れています。


上着には何も入れられないとのこと、柔らかく仕立てますが、
パンツには色々と入れられるので、シッカリとした仕立て方にしようと考えています。
7月のトルコ、オーストラリア出張までには完成させます! どんな戦闘服になるのかドキドキ楽しみです。




10年ほど前までのジョルジオ・アルマーニのスーツをこよなく愛されているSさんから、
同じシルエットのパンツが欲しいと、3本お持ち頂きました。
どれも同じ時代の物ですが、Sさんはその微妙な線の違いが見えておられます。


これらのパンツ3本から、Sさんの気に入っておられる線を、良いトコ取りして仮縫いさせて頂きます。
生地もドレープ性に富んだ、落ち感のある生地をお選び頂きました。
仮縫いが楽しみです!ロンドン出張からお帰りに
なられる頃に出来上がってます!




右足のように、意匠線を引き直しましょう!
スポーテックスは、見た目の張り感からは想像できないほど、抜群の着用感なので、
これくらいスポーティーなシルエットでも、問題ありません。
今までのビスポクチュールから、ナポリクチュールへの変更です。
上着は以前に済んでましたので、今回は仮縫いなしで仕上げさせて頂きました。


Kさん、いつもお土産、ありがとうございます!
秋の味覚で、秋気分、全開でした♪