以前ご紹介させて頂きました、フィレンツェのチェレリーの別モデルです。
こちらは特大サイズのケリーTypeの旅行鞄です。
ビッグサイズの旅行鞄

横から。
ゆうに20センチは超えるマチ

この革は、厚みがあるのに、とてもしなやかでソフトな表情です。
芯を入れずに作ると、ふっくらいい感じに仕上がります。
僕なら本体とキーホルダーは別の色ですね!
表革:ALCE(18色)



Nさん、最近ちょっとハマっていらっしゃるようです(笑。
ホワイトボードを使われる時、ちょい見せで話も広がるとか、、ナイスです(笑!


ホント、いい色です。
打ち込みのシッカリした男臭い生地です。
着ていくほどに、よい雰囲気に変わってくるのが楽しみですね、Kさん!
いつもありがとうございます。


仮縫の時から、ご来店の皆さんから注目を集めていたコートが、今日お渡しでした。
英国好きの息子さんと一緒に記念写真を撮らせて頂きました。
グッドイヤー製法のハンターも目立ちます!

注目を集めていた理由は、カシミアビキューナの光沢のあるゴージャスな生地もですが、
もう1つの理由は、取り外しが出来る、ロシアリスのインナーファーです。

カシミアビキューナに、こんなのを合わせると、暖かすぎなので、
ちゃんと、ボタンで取り外せるようにしてあります。
外してあるのが分かりますか?

外した跡、分からないでしょ!
これ、ナポリでオーダーしたパンツからヒントを得ました(笑。

チェンジポケットが抜けていてお渡しが少し遅れました事、申し訳ありませんでした。


裏の千鳥柄を表に使って仕立てたジャケット。
裏と言っても、この生地はダブルフェイスなので、どちらも表みたいなもんです(笑。
とても優しい表情の、温かみあるジャケットに仕立て上がりました

内側も、いい雰囲気です。
女性物なら完全な1枚仕立ても面白いですね。
Yさん、いつもオーダー頂きましてありがとうございます。
このジャケット着て、かっこいい写真をバンバン撮影して下さいね!


身長180cm、バスト114cm、ウエスト110cm、ヒップ107cmの少年のような60歳、豪傑Oさん!
めちゃくちゃ足の長い方なので、しっかり肉体の再構築をさせて頂きました!!
どうですか、凄くスマートなシルエットになり、「20代に戻ったようやなぁ~」と言ってもらいました♪
肉体の再構築!

今を時めくF1レーサー、Kさんのサインお願いします(笑!
ということで、「よっしゃぁ~」と、Oさんのファイティングポーズですが、
Oさん若かりし頃、プロのキックボクサーだったという事で、納得させられました(笑。

ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします!
今回のスーツの戦果を聞かせて頂ける事、楽しみにしています!

いつもスーツで会社に出ておられたHさんですが、
ここまでくれば、もぉ大丈夫だろ~って事でジャケットデビューされます。
ダークなパンツが多いので、まずは無難に?ミディアムグレーのフランネル千鳥のジャケットから、、
きっと大活躍間違いなしですよ! いつもありがとうございます!!





今日は、興味深い鞄をご紹介させて頂きます。

ツイード好きのとある英国人が、
ツイード好きなあまり、スコットランドの機屋を買って、
機屋のある小さな村に移住し、そこで大好きなツイードを織り始めました。
彼の趣味は、シューティングやハンティングで、自分で獲った鹿を食べたり自然と生活しています。

ある時、彼の住む村にあった鞄工場がつぶれたので、
そこで働いていた技術者を雇用し、自分のところで織った生地で鞄を作り始めました。

ツイードの生地は、450g~1000gですが、
カバンに使う生地は640gで、マッキントッシュと同じ工場で
ゴム引き加工を施してあり、マッキントッシュの、あのゴムの匂いがプンプン(笑。

デザインは6型で、
大中小のショルダーTypeが3型。
トートバッグ1型に、メッセンジャTypeの鞄が1型。
それに上の『レコードBag』の、合計6型を、お好きなツイードで作れます。
カバンそのものも興味深いですが、何より、その英国人のライフスタイルに興味がそそられます!




以前に紹介したHさんの影武者ですが、
結局このフェルトは抜いて、パッドも、毛芯だけで仕立てました。


で、以前の仮縫の模様です。


完成です。
第二胸骨の位置が高く、
その点を如何に収めるか以外は、
本当に楽しく打ち合わせをしながら、Hさんの
お好みを引き出しつつ、良い仕上がりになったと思っています。


途中、洋服から派生して色々なお話をさせて頂くなかで
お嫁さんになられるSさんのお父さま(元々のお客様です)を思い遣られる
Hさんの言葉にジ~ンとしながら、涙をこらえるのが大変な場面もあったのですが、それは
お2人にはバレていないハズです(笑。
 
本当に、僕たちにとっても思い出のスーツになりました。
このような機会に、僕たちをお選び頂き、本当にありがとうございました。

今回の機会と思い出が、これからのお2人のご発展につながり、
また、このスーツが、Hさんのこれからのお仕事にも、貢献できるものとなりますように。

着る物で人の価値は変わりませんが、
着る物が人の気持ちを高め、結果、押し上げてくれる事はあります。
この仕事をさせて頂く中で、何度も経験してきた事です。
これからのご発展をお祈りしています。 
ありがとうございました!

プレスに持ってお越し頂きがてら、遊びにいらして下さいね!
本当におめでとうございます!!





最近、モクソンMyBoomの船場のOさんですが(笑、
モクソンの杢糸を使ったカルゼ調のコート地を店内で見つけられ、
スポルベリーノみたいに軽く軽く、毛芯を使って仕立てて欲しいとのご希望です。
隠してたでしょ~って言われたのですが、このド級の生地は、ず~っと置いてましたって!(笑


着心地だけじゃなく、見た目も軽快感を出すために、向かって右側のシルエットにしますね!
左側だと、重たい印象になってしまいますから、肩も詰めて、上前の印象にします。
それに合わせて、着丈も膝ちょい上丈にくして、ボタン位置も上げましょう!
袖付けは、、僕は左の雰囲気が好みなんですけどね~(笑。
楽しいですね、こうして色々と考えるのって!