午前中は、Tさんの着せ付けをさせて頂きました。
手作り感を表現するか、英国っぽいシッカリ感を表現してゆくのか、
まだ、どちらとも決まっていないので、カッティングは、Tさんのご要望にどちらにでも
添えるように、特に肩線に縫い代をタップリ取らせて頂いて、仮縫いを仕上げさせて頂きました!!
芯は、今からでも、チューニングは幾らでもできます!(笑
この生地は、サヴィルローヤーンカウントと呼ばれるくらい、英国人紳士が好んで選ぶ生地です。
実際、ミルばかりか、各国の名門マーチャントのコレクションの中でも、
最も英国人に選ばれるクオリティだと聞きます。
僕個人的には、こんな打ち込みのしっかりした目付けのある生地を使って
イタリアっぽく柔らかく仕立てられた洋服が好きですが、
Tさんが、英国調をご希望されようと、イタリア調をご希望されようと、
どちらになっても、生地の持つバネを最大限に生かしたチューニングをさせて頂きます!
Tさん、美味しいコーヒー、ご馳走様でした!!
奥様にも、宜しくお伝え願います!
体の大きなOさんの毛芯です。
見た目しっかり、着用感は軽くとのご希望です。
毛芯の段階で、魔法をかけさせて頂きますので、お楽しみに!!

カラフルなツイード、クラシックなツイード、どちらがお好みですか?
僕がクラシックなツイードを着るとオッサン臭くなるので、僕はカラフル派です(笑。
William Bill のスコティシュTweedです。
クラシックなツイードがお好きな方は、こちらをどうぞ(宣伝!
以前ロンドンのWilliam Bill を訪問した時の事は、こちらの下程に書いております。
以前サンプルで作ったシャツを、オーダーを頂きました。
少し控えめな佇まいで、、との事で、ほんの少しだけ控えました(笑。
Hさん、いかがでしょうか、気に入って頂けるでしょうか。
今シーズン、Tさんからオーダーを頂いたサマーツイードのジャケットです。
今日、東京からご来阪された際に、お立ち寄り下さいましたので、
味わいをなくさない程度にプレスをあてさせて頂きました。
お渡しした時より、すこし表面感が出ています。
Tさん、ありがとうございました!!
信三郎帆布を使って仕立てたシャツジャケットです。
向かって右が、試作品の3年ものです。
左が、Kさんのサイズに合わせて作った同じ生地の新品です。
新品と云っても、仕立前の生地を洗って10%縮めてあります。(3.7→3.3m)
最初の試作では、さっと湯通しだけして仕立てたら、洗っていくとこんなにチンチクリンに(汗。
この失敗を糧に!洗濯と乾燥を繰り返して縮めてから裁断するので、試作品みたいにチンチクリンになりません。
今回はKさんご自身で洗って下さいました、お疲れさまでした!
Kさんとの2ショット、えらい体型の差!(涙
旅行好きのKさんと、これから旅を共にしてくれることでしょう。

お選び頂いた生地で、今から裁断→縫製と進めてまいります。
1日着ていると、襟がペッタンコになってくるので
それを解消したいから、、と云うことです。
試行錯誤の上、選んだ方策、、
巧くいきますように。

画像から柔らかい雰囲気が伝わります。
肩~バスト部分にかけてだけ、本バス毛芯を入れてみました。
もの凄く軽い、雰囲気のあるジャケットに喜んで下さり、こちらとしても最高の気分です!
いつもありがとうございます。

清涼感のある色使いが、涼しげです。

京の祇園祭、今日が山鉾の巡航です。
京都では、祇園祭が終わると本当の夏がやってくると
おばあちゃんに子供の頃から聞かされてきましたが、最近少し遅れ気味。
さぁ、そんな夏の風物詩!?
アイリッシュリネンの代表格『スペンスブライソン』のスーツです。
以前、Yさんにオーダー頂いたものですが、ご紹介させて頂くのを忘れていました(汗。
シャツはリネン×コットンの細ロンスト、タイは英国のハンター社に別注した水玉のニットタイです。

ご主人は軽さと着用感を優先され、芯なし総裏仕様。
奥様は見た目重視の芯なしアンコン仕立て。
サッカーを着たいというお好みは同じでも、仕立て方の違いにお好みの差が(笑!
こんな贅沢を叶えられるのも、オーダーならでは、ですね。
今日は、ほのぼのとさせて頂いた1日でした。
いつもありがとうございます。


