今年これで5着目のディレクターズ!

当初、モーニングのレンタルを考えられていたKさんでしたが、

少々追加を払っても、形の残る記念にもなるオーダーを!と考えられました。

先ず基本に、ブラックスーツの上下をご注文頂き、

下は後々使いやすいようにと千鳥柄。

その代わりに、シャツを比翼のウイングカラーでご注文頂き、ドレスアップされます。





これが記念の〝証〟です!

ジャケットの襟を立てると、お2人のお名前の入った記念の文字と、

結婚式の日付(結婚記念日)が刺繍されています。

「こんなの自己満足ですけどね、、」と、はにかみながら仰ってましたが、

いえいえ、、その気持ちが大切です!





大切な記念のスーツをお任せ頂きまして、ありがとうございました。

末永くお幸せに!!!!!!

・・・お客さま登場、期待しております!(笑)





Kさんお気に入りの襟元をしたシャツです。





タイスペースへのネクタイの納まり、衿の開き具合、衿の高さ、、

どれをとってもイメージ通りらしいのですが、

既製服なので、サイズが合わない!

という事で、今までマッセアトゥーラで作らせて頂いてたシャツのボディーに、

今回はKさんのシャツをお借りして、この襟元を移植しました。(笑)

出来上がったシャツ、写真を取り忘れましたが、、





替わりにKさんの愛車の写真です。(笑)

メチャクチャ綺麗なブルーですね、、僕も大好きな色です。







お渡しの際、自然体を見たいので、こうして歩いてもらい、

ご自身にも客観的に見てもらいたくて、写真を撮らせて頂くことが多いです。

後姿、、キツイ感じもなく、ジャストで納まっています。





Yさんは、ヌード寸法に対して、

ウエストのユトリ量が9cm、バストが8cmで、しかもドロップ8です。

そして縦横寸法以外の立体寸法を調整した結果、

着心地を損なうことなく、ジャストフィットさせる事ができました。



Yさんのこのスーツは3着目ですが、

毎回、微妙に精度が上がり、無駄なユトリが一切ない状態です。

まさにサラブレッド!(笑)

ユトリは必要ですが、無駄なユトリは、シルエットや着心地までも損ないます。



このフロントの逃げ感を、Yさんには気に入って頂いてますが、

これは着る方のお好みなので、採寸の時に、僕が最も気を使う部分です。



※ベルルッティの靴、色っぽいですね!(見えないか、、苦笑)



ここまでジャスト寸法だと、かなり胸板が厚い(胸囲も100cm!)Yさんですから、

型紙の調整は大胆に、且つ微妙に調整しなくてはなりませんでした。





Oさんからスカートのご注文を頂きました。

今まで気に入ってご着用されていた物が合わなくなったそうです。

専門店やデパートなどを、あちこち探されたそうですが、

生地とシルエットの両方の希望を満たすものとなると、見付からなかったそうです。

トラッド好きのOさんですが、

最近は、なかなかトラディショナルな物がなくて困っておられます。





男性もそうですが、特に女性の場合は、

流行によって、大きくシルエットやデザインが変わるので、

Oさんのように、好きなものが見付からずにお困りの方も多いのでは?



Oさんから頂いたスカートのオーダーも、これで4着目になります。



全く同じものを再現したり、匂いまでを求められたりすると難しいですが、

ある程度のレベルまでは近づける事ができますので、

悩んでおられる方は、一度ご相談下さい。





Mさんのこのスーツ、色も綺麗ですが、それより注目すべきは何と6PLYなのです。





2度ほどご着用頂いたようですが、予想以上の着心地にご満足頂けたご様子でした。

もっとゴリゴリになるかと思ったら、流石は高級!服地ですね。(笑)

シッカリ張りもあるので、ラインはビシッと出ます。





このスーツ用に?(笑)、高級洋服ブラシもオーダーされたようです。





僕も同じ生地で、ジャケットを頼みました。

そちらの出来上がりは、来シーズンになりそうです。(笑)





Hさんのベストの仮縫いです。

Hさんの今回のご注文はビスポクチュールの3ピースですが、

ベストだけ仮縫いさせていただく事になりました。

フィッティングの為ではなく、前回とは違うパンツのシルエットですので、

パンツへの被り方など、微妙なラインを調整するため。

必要な仮縫いは積極的にさせて頂きますが、

コストを抑えるためにも、最初の採寸時間は少々長くなりますが、

ブロックサンプルにて仮縫いと同等のフィッティングを行うようにしています。







前着丈、後ろ着丈だけではなく、

Vゾーンを決めるための第1ボタンの位置をピン打ちし、

ボタンとボタンの間隔なども、ジャケットと合わせながら、微調整しました。





今日は、ご新規Kさんのお渡し日でした。

何とも言えない光沢のあるブラウンブラックのスーツです。

ウエストの色っぽい引っ張り皺もミラノコレクションのようですね。(笑)





下の2枚の画像、パンツはどちらもマッセアトゥーラ製です。

こちらは、それにジャケットまでマッセアトゥーラ。





で、こちらは、他店様の仮縫付ジャケット。





この差は、ボリューム感の違いで、好き好きですが、

マッセアトゥーラでは、1枚目の画像のスタイルをご希望される方が多いです。

ちなみに、タイトに見えるこのシルエットでも、

お腹周りで12cmのユトリがあるので、キツクないですよ。





Sさん、ピン打ちさせて頂きましたが、こんな感じのカーブは如何ですか?

さらに身頃全体を逃がそうと思うのですが、、

お好みを言って頂ければ、ネックポイントで調整させて頂きますよ。

みなさん各様に、フロントカットにはコダワリがあります。

Sさん、手が長いですね、、

ブロックサンプル、これでも結構長い方なんですよ。











ファッションは大きく、

スポーティーかエレガンスに分かれると思っています。



今回のSさんの2着のスーツは、それぞれでテイストを分けました。

スポーティーな方は、3ボタンの中1ボタン掛サイドベンツで、





フルステッチを施し、袖付けもナポリに多く見られるタイプにしました。

それに組み合わせるパンツも、テーパード気味にし、裾も4.3cmのターンナップ。





一方、、





エレガントなスーツは、2ボタンスタイルのノーベント、

ステッチも極力省き、ウエストポケットもフラップなしにしてあります。

袖巾も微妙に変えてエレガンスを表現。

パンツはエレガンスを表現するため、膝と裾の巾を調整して

ストレート感を強調しました。

裾口は当然かの如く、シングルのモーニングカットです。



Sさんはどちらの雰囲気もお似合いになる雰囲気をお持ちですから、

今までオーダーされてきた3ボタンスタイルに加えて、

今回の2Bスタイルを提案させて頂きました。

TPOによって、着て行くスーツを使い分けて下さるようです。



新しい着こなし世界が広がると同時に、

Oさんの中で、新たな何かが生まれる事を願っています。





帰り際に、さり気なく衿を立てて~~

Kさんの今シーズンのスーツは、こんな感じです。(爆)





これで当分は遊べそうですね♪

あ~また本質から外れたネタを披露してしまいました。



いつも独特の感性でお選び頂く生地は、今回も特徴的ですね。

抜群に綺麗なシルエットのスーツですが、こんなギャグ(死語?)をかます辺り、、

さすがは開店当初からお付き合い下さっているKさん、

まさに関西ノリ?Masseノリ!?

誰の提案?(爆)いつもありがとうございます!





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