英国の〝acorn〟より、カラフルなシャツ地が届きました。

昨年から白シャツ人気なので、こんなカラフルなシャツ地を見るとウキウキします♪

何だか気分は〝春〟が来た!?(笑)

いえいえ冬だからこそ、陽気にいこうじゃないですか!(爆)












東京のYさんのディレクターズスーツです。

結婚式に主賓で招かれたから、ドレスコードに忠実に、

昼間の準礼装であるディレクターズスーツで出席したいとの事です。







単なる来賓なら、略礼装に当たるブラックスーツを着ていく所だけど、

今回は〝主賓〟なので、きっちり準礼装で行きたいと、

流石はYさん、アメリカ仕込みです(笑)。



というか、ここで日本の結婚式で皆さんが着られる

ブラックスーツに白いネクタイについて、



高級ホテルで黒いスーツに白タイでビシッと?

身を固めた結婚式の団体を見ると、諸外国の方は驚かれます。



日本だけで見られるこの〝Japanese・ドレスコード〟
実はマフィアスタイルなのです。







シャツもレギュラーじゃなく、

華やかにスタンドカラーを合わせて下さいます。



Yさん、最高にユーモアのあるスピーチで会場を沸かして下さいね!



ん?主賓って笑わしたら駄目でしたっけ??

今年は黒や白のジャケットが大人気です。

昨シーズンはベルベットでした。

でもいったん流行ると、その後の反動が怖いんです。







ちょっと大層な話ですが、

元来草食民族(動物)である日本人は

群れ社会で生きてきた習性を拭いきれず、

自分が出る杭となって打たれないようにするために、

人の真似をする余り、流行に極めて敏感になる習性があるそうです。



そして流行が去った時には

同じ調子で離れていってしまいます。



好きで着ていても「それって流行遅れ!」みたいな事を言われるので

僕は「放っておいてくれ!」となってしまいます(怒)。



ただ、流行に関係なく黒や白のジャケットは、

タキシードでは、少し構え過ぎだし、

ダークスーツではちょっと、、

そんなシチュエーションでは重宝します。




ここ数年流行のベルベットも、

そんな時に着る1着として以前から活用しています。


三重のYさんからご注文頂いた、このCottonコート

実はジルサンダーが昨年のコレクションで

使ったCottonと同じ生地なんです。



朱子織(サテン)と呼ばれる生地で光沢があって、

ビッカンビカンに光り輝いてます。



昨年カシミアのコートをお仕立て頂いているのですが、

「カシミアは着られる期間が短い」と云う理由で

間物コートとしてお創り頂きました。



スーツばかりか、コートにも〝間物〟はあります。



先日〝消える、間物?〟というタイトルでダイアリーを

書きましたが、洒落物はこうして健在です(笑)。




Fさんご結婚おめでとうございます!



今週末の披露宴の為にお仕立て頂いたFさんのタキシードは、

高級素材特有の地光沢(メッキでない、無垢の光沢です)のある

紺色のシャドーストライプの生地に黒シルクの拝絹を貼ってあります。

大人っぽいですね~セクシーですね~。



今回のお渡しの件では、ハラハラさせてしまって申し訳ありませんでした。




構想1日(思いつきやん!笑)、製作期間3ヶ月でやっと

出来上がりました(笑)。



ジャワ更紗(バティック)を使ったシャツです。







柄を余すことなく使うべく、前立て、カフス、ヨーク部分には

生地の端っこの濃紺部分を使っています。

濃くなっている部分がその証です(笑)。







晩ご飯が深夜になった時は 炭水化物を取らないようにした事と

(週に3回程度) この前のお多福風邪とで体重が10キロ落ちたので、

新しい型紙を引き直したのですが、

今回で 3着目のこのシャツで完璧なまでに完成し、

シルエットも 着心地も抜群です♪

こんな話、今日の話題とは関係ありませんよね(笑)。



さて、、

バティックの話題は2005年4月8日付けのDiaryをご覧頂くとして、

シャツとしての仕上がりは如何ですか?

僕としてはかなりの興奮物ですが、

生地屋のB君もかなりなものでした(笑)。



こういった類のシャツにありがちな 簡素な仕立てではなく、

ネクタイを締められる程 キッチリした仕立てをしているので、

品の悪い存在感にはなっていません。

えっ!? 悪いですか?(笑)



気をよくして早速生地を仕入れてきました♪

秋先に1枚で着て頂こうと、秋っぽい色を探してきましたので、

宜しくお願い致します(笑)。



ちなみに生地は、光沢が美しい最高級の綿「プリミシマ」です。

色落ちを楽しんで下さいね。














「麻の長袖シャツが欲しい」とご来店下さった I さん。

麻シャツは初めてだそうです。

「他に もう1枚作りたい」という事で ボイル地をお勧めしました。



その理由はこの2枚のシャツを着比べてみると

着心地に共通するものを感じるからです。

どちらの素材も通気性抜群でサラリとしています♪ 

吸汗性にも優れ 汗をかいても素肌に纏わり付かずに直ぐ乾きます。







ボイルは 細い強撚糸を使った平織りの生地で

透けるくらい薄くて シャリ感があり、

肌触りも麻に似ています。

ガンガン洗っても縮まずに丈夫な素材で、

僕の大好きな夏の定番です。







I さん、この2枚を同時に作るのは、

「素材を知る」という意味でベストな選択だと思います。

I さん、撮影ご協力ありがとうございました!




滋賀のKさんから襟とカフの取替え依頼のあったシャツが出来上がってきました。



最初は全体がピンクでしたが、今回の取り替えで白になりました。

それに、襟とカフスどちらも、デザインまで変更してあります。

プレス仕上げもさせて頂き、気分は完全に新品ですね♪



クレリックに関しては2005年6月4日のダイアリーをご覧下さい。




今日は、明日お渡し予定のTさんのスーツを撮影しました。

まだアップ出来てないスーツが数着あるにも関わらず(苦笑)。

Tさん ご協力ありがとうございます。



こんなオーダー方法もあります!

と云うのを皆様にもご紹介したいなと思ったスーツです。

どんなオーダー方法かは、正式アップをお楽しみに!



シルエットが凄く綺麗で 各ディーテールもスッキリしていて

〝洗練〟という言葉が似合います。




Nさんからオーダー頂いた 縦緯140双シャンブレーのシャツです。

シャンブレーは経糸と緯糸の色を変える事で、

見る角度によって色が違って見えます(玉虫)。



赤って派手っぽいイメージがありますが、実物は光沢があって、

落ち着いた大人っぽい感じのシャツに仕上がっています。

実際、このシャンブレーの赤は、マッセアトゥーラでは人気があります。



Nさんはこのシャツの為に黒いニットタイを買って来られました。

僕が準備していたのも、水玉ですが、黒のニットタイ(渋いっ!)でした。







合わせるスーツは?の質問に、『ミディアムグレーのシャークスキン』

これまた同じ趣味で ビックリです!



突然話は変わりますが、

Nさんから頂いたお土産はビールとの相性バッチリです。

食まで同じ趣味で、またまたビックリしました。

こんな偶然ってあるんですね。

前世が親子だったり、笑)

追加のビールまで、何から何までご馳走様でした!