お客様お手持ちのイタリア製の『イタリアンカラー』の襟を『台付きの襟型』に変更し、
お選び頂いた生地で、今から裁断→縫製と進めてまいります。
1日着ていると、襟がペッタンコになってくるので
それを解消したいから、、と云うことです。
試行錯誤の上、選んだ方策、、
巧くいきますように。





今日は リード&テイラーのエスコリアル100%の生地で、Oさんの3ピースの仮縫風景です。
リード&テイラー、さらにエスコリアルと、本当に、めちゃくちゃいい生地です!
ミラノにデータを送っておいたので、今日の仮縫までの時間を
随分と短縮することができました。


とても難しい体型のOさんですが(失礼!
ベストも、腹グセのお陰で?綺麗に納まっています。
20日前後までに、2度目の仮縫いのご準備を整えさせて頂きます。





以前ご紹介させて頂いたジャケットが随分と完成に近づきました。
本襟も掛け終わって、袖も付きました。残すところ、
穴かがりと手星ステッチ、手カンヌキ。
この試み、大成功の気配。
楽しみです!




綺麗なNAVYですね!
画像から柔らかい雰囲気が伝わります。
肩~バスト部分にかけてだけ、本バス毛芯を入れてみました。
もの凄く軽い、雰囲気のあるジャケットに喜んで下さり、こちらとしても最高の気分です!
いつもありがとうございます。


清涼感のある色使いが、涼しげです。




いよいよ梅雨明けですね!
京の祇園祭、今日が山鉾の巡航です。
京都では、祇園祭が終わると本当の夏がやってくると
おばあちゃんに子供の頃から聞かされてきましたが、最近少し遅れ気味。

さぁ、そんな夏の風物詩!?
アイリッシュリネンの代表格『スペンスブライソン』のスーツです。
以前、Yさんにオーダー頂いたものですが、ご紹介させて頂くのを忘れていました(汗。
シャツはリネン×コットンの細ロンスト、タイは英国のハンター社に別注した水玉のニットタイです。





新しい試みに、ウキウキしています(笑。
コットンスーツを作るので、仮縫いは適当な生地で。


ゴージのカーブも、これで決定!


芯も、試行錯誤の上、良い感じに出来てきました。
仕立て上がったら、紹介させて頂きます!





Kさんご夫妻からオーダー頂いたシアサッカーのジャケットです。
ご主人は軽さと着用感を優先され、芯なし総裏仕様。
奥様は見た目重視の芯なしアンコン仕立て。

サッカーを着たいというお好みは同じでも、仕立て方の違いにお好みの差が(笑!
こんな贅沢を叶えられるのも、オーダーならでは、ですね。
今日は、ほのぼのとさせて頂いた1日でした。
いつもありがとうございます。




前から欲しかったとおっしゃるサマーツイードジャケットですが、
既製服ではそう多くない生地で、なかなかお気に入りの色柄が見付からなかったそうです。
気に入った色柄の生地が見付かったとしても、
好みのデザインじゃなかったり、サイズが合わなかったりで、
今まで購入には至らなかったそうですが、お気に入りの1着を手に入れて頂けました。
ご試着いただいたところ、「軽いなぁ」の第一声。テーラー冥利につきます。
サマーツイードの定義について、以前こちらに書いてみました。

今日お渡しのNさんのジャケット、
たまたま、着て来られたお洋服と合っています。

この色のシアサッカーは僕も初めてだったのですが、凄く良い色です。
爽やかさの中に、大人っぽさや色気といったものをしっとり感じさせてくれる雰囲気があります。

着用感も、とても軽いと言って頂けました。
Nさん、いつもありがとうございます。
これで今年3着目ですね!





昨年、コットンソラーロでスーツをオーダーされたFさんですが、
そのスーツをとても気に入って下さって、今年も色違いでオーダーして下さいました。
 

仕立て方は、昨年と変えてみましたので、またご感想をお聞かせ下さい。


ソラーロは、英国では『SunCloth』と呼ばれ、経糸と緯糸を補色使いにし、
光の当り方によって、玉虫のような変化を楽しめる生地です。
SunCloth=太陽の生地と呼ばれるだけあって、
ソラーロで有名なオリーブとオレンジの組み合わせは、夏の燃え盛る太陽そのもの。

今回、Fさんがお選びになられた配色は、
ウルトラライトなベージュとパープルの組み合わせ。
これから真夏のピークに向け、強い日差しに「爽やかに」映える色です。

せっかくの裏の色を見せるため、
いつも総裏で仕立てる事が多いのですが、今回は背抜き。
どうしてアンコン(広身返し・大身返し)じゃないの?と思われる方も多いと思いますが、
見た目に涼し気なアンコンですが、実際の着用感は、アンコンと同じく芯のない、こちらが涼しいです。
実際に手に持ってみても、こちらの方が軽いですよ。