1月4日にご注文頂き、1月末に既にお渡し済みの本年度第1号スーツ。
いつも裏をご指定頂く生地で、Hさんのスーツも然りです。
ありそうで、中々見つからない色なんですよ。
艶めかしい雰囲気なのですが、、
画像では伝わりません。

オーダー業界と研究の現場(構造物理でしたっけ?)を見比べてみると、
双方の現場に、いつも同じような原理原則が見えてきます。
そんな話題で、いつも盛り上がらせて頂く
Wさんのジャケットの仮縫です。
Wさんは姿勢が良いので、ちょっと細工してみます。
今回お選び頂いたジャケット地は要尺が短く、
出来るだけ質感の近いフラノ地で仮縫させて頂きました。
ニットを着た状態を想定していたのですが、ちょっと大き過ぎたので、
調整させて頂く事に、、来シーズンの為のツイードジャケットを今からご準備です。
実際には違う目的ですが、ここでは割愛させて頂く事にします。
Wさん、いつも写真のご協力、ありがとうございます。

ベストの仮縫は時間がかかります。
カットされた要尺がギリギリでしたから、似た生地で。
この生地、クオリティーは低いですが、なかなか良い表情をしていて惜しいです。
冬物ですので、せっかくですから急ぎます。

今朝は、店を開ける前に、
昨日、仮縫の補正をさせていただいた

ロングジャケットの全体バランスを考えていました。
ご結婚式で着ていただくのですが、しっかりとイメージをお持ちで、
それを、どこまで具現化できるか、イメージを伺い、提案し、1つずつ決めていきます。




実際にご着用頂き、Rさんにもご確認頂き、お好みはほぼ理解出来ています。
一晩寝させ、改めて画像を見ながらバランスを考えていました。
フォーマルなので、肩巾や肩傾斜は、このままで、、
ちなみにご身長は190cmオーバーです。
ベストはもう少し見せましょう。




今月のミラノやパリでは、1日違いでスレ違い、、残念。
次にお会いできるのは約2ヵ月後ですが、僕も楽しみにしています。





仮縫いの時は、演奏時の着座姿勢を意識しつつ
座って良し、立って良しなお洋服に仕立て上がりました。
ただ、このカッティングがお好きでない方もいらっしゃいますので、
そんな場合は、もう少し大人し目なラインで、、




Mさん、お土産まで頂き、ありがとうございます!

Mさんの地元、福砂屋さんの本店で買ってきて下さいました。
僕も数年前、長崎に行きましたが、好きな町並みの1つだし、ご飯も最高!





ひとくちサイズの可愛いカステラが、
可愛いラッピングで、可愛い手提げ袋に入っています。
これ確かに、ちょっとした時に便利というか、使いやすいですよね。





ドネガルツイードのジャケットは、人気のホワイトです。
僕も色違いを着ていますが、ガンガン着ていくうちに味わい深くなってくる生地です。




英国製のスパンカシミア(ウーステッドカシミア)を使ったジャケットです。
店にお越し下さるプロの方(生地屋さん)が見ても、「こりゃ凄いですね〜」と仰るほどの生地。
シルバーのボタンが光り過ぎて巧く写せませんでした。(汗)





このジャケットの下にとご注文下さった

ミディアムグレーのパンツは、ドーメルのアマデウス。
こちらも光沢のある生地で、スパンカシミアとの組み合わせは最強です。





こちらは、Yさんのアイリッシュリネンの3ピーススーツです。

リネンのシャツとタイは撮影用で、僕の私物です。

スペンスブライソンのリネンです。





いい表情してますね。

ベストの見え方も、バランスよく収まっています。





ベストの背裏には、同じく麻使いで、こちらは、

光沢感と張りのある、ラミーのシャツ地を使ったのですが、

Yさん、またまたやって下さいました~、、ご自身で染められたんです。

ベスト単体でご着用される事も前提にしていて、肩巾もワザと少し広めにしてあります。





楽しい、思い入れのあるスーツ作り、、

Yさん、いつもいつも、ありがとうございます。






今まで「店のオブジェに!」と置いて下さっていたのですが(笑)

今日はKさんのお誕生日!ということで、引き取りご来店下さいました。(寂)





メチャクチャ似合ってらっしゃいます!というか、完全に自分のものにされています。





下に着ていらっしゃるシャツも、

先日、納品させて頂いたばかりのシャツです。

既に、次の生地(ストレッチ素材)もイタリアから入荷済みです。








ご希望以上のふんわり感を、とても気に入って下さいました。





家を建てる際、木を選ぶのと同じで、

今回のRさんのコートも素材から厳選しました。(60羽!笑)

Rさん、写真撮影にまでお付き合い頂きまして、どうもありがとうございます。(爆)








こちらはショート丈のカセンティーノ

ファーもなく、着丈を短くしただけでスポーティーな雰囲気です。





バックベルトの位置が『キモ』ですね。

先日ご紹介させて頂いたオレンジより、さらに明るいオレンジです。