用事があり京都の実家に行きました。

夜明けと同時にお昼前迄の約7時間、車のコーティング作業前の

「下地処理」をしました。







サッと水洗いした後鉄粉除去液をかけると、上の画像の様に

鉄粉が刺さっている部分が赤紫色に変色し、

塗装に刺さった鉄粉が緩んで除去し易い状態になります。

この状態にしてから、丁寧にスポンジでこすって鉄粉を洗い流します。







さらに完璧を目指して、上の画像のように水を流しながら、

トラップ粘土という 練りゴムのような物でボディーを擦ってやると、

残っていた鉄粉が完璧に除去できるのです。

指で感触を確かめながら、地道に鉄粉を取っていきます。







この画像を見てください。

黒い汚れがありますが、これが鉄粉です。

ボディーの塗装表面を指で撫でてザラつきがあれば要注意です。

鉄粉が塗装に刺さり、それがボディーの地金まで届くと、

そこから酸性雨が浸透して内部から錆が浮いて塗装を痛めます。



作業は この後、コンパウンド掛け、シリコン除去剤と続くのですが、

時間がなくなり、続きは次週。

ここまで下地処理を完璧にすれば コーティングは屋根付きガレージ保管で

2年近く持つんです。

延べ作業時間は10時間を越えますが、普段余り洗車する気のない僕にとって、

この作業は楽しいです♪

このお陰で雨降り後の拭き取りだけで2年近くも

コーティングが保てるのですから。



僕がここまでコーティングのプロになれたのは静岡にあるクラフトN

中神さんの熱意あるご指導の賜物です。

中神さんいつも有難うございます!