ワインに産地があるように、
コットンにもたくさんの産地があります。
産地ごとにクオリティーも違い、長繊維、超長繊維が高品質とされます。

コットンの中でも、最もクオリティーが高いものは
カリブ海の島々で栽培されるシーアイランドコットン(海島綿)ですが、
そのシーアイランドコットンに次いで最上級とされているのが、
エジプトのカイロの近く、3大ピラミッドで知られるナイル川流域のギザ地区で穫れる、
今日のタイトルである、ギザ(GIZA)コットンです。
クオリティ分けがないシーアイランドコットンに対し、
ギザコットンには、ギザ45、70、77、88などの銘柄(クオリティ)があり、
その中で最も繊維長が長いギザ45が、シーアイランドコットンに匹敵する繊維長を誇ります。

ただ、そのクオリティは、
まるでワインのように収穫年度によって品質にバラつきがあり、
毎年同じクオリティとは限らないようです。

ギザの後の数字は、スーパー120’Sのような品質を表す数字ではなく、
ワインで云う銘柄のようなものらしく、その数が少ないほうが高品質とも取れますが、
クオリティーによって数字が逆転してるものもあるようです。

シャツ地のメーカーさんと、そんな話をウダウダしながら辿り着いた答え?は、
特に意味のない単なる数字じゃないかな?という程度でした。(笑)
詳しい事が分かれば、改めてお伝えします。
それより先に、ご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。

ちなみにマッセアトゥーラの型紙付きフルオーダーシャツに使うギザコットンは、
140番/2PLYはギザ45、100番/2PLYは70です。
洗うほどにしなやかになるのですが、不思議とヘタリません。
是非とも素肌で愉しんで下さいね。