期待していた僕のジャケットの仮縫です。
背中にゴムが入ってるかと思うほど伸びる感覚で腕が前に回るのに、
シッカリとバストのドレープは出ていて、英国の洋服にイタリアの着心地が乗り移ったみたい。
色々と検証してもらって、実際に僕の洋服で試してみる事に。
生地は、52番手2プライ390gの『Savile Row Yarn Count』を使っています。
今回のプロジェクトには申し分のない生地です。
しっかり躾をかけてもらって(通常の倍!?)かなり出来上がりを期待させるアームの収まり。
明らかに、躾けの甘さからくるものじゃない着用感をイメージできます。
若手職人、期待の星Sさんが仮縫いを担当してくれました。
カ・ナ・リ、ビタッと入って気持ちイイ~♪
なるほど、カ・ナ・リ、微妙な塩梅でアームホールも決まってました!
パンツの仮縫いは、これまた期待の新人Nさんが担当。
足が前に出るパンツ、が僕からの注文です。
かれも、カ・ナ・リ、期待です!
寸法的には、あり得ない?寸法で収まっています。
無駄な〝ゆとり〟は一切ありません。
今回の洋服には、今後の色々な思いが詰まっているだけに、
出来上がりまで、そして出来上がってからも、たくさんの楽しみがあります。
これから徐々に紹介させて頂きますが、全てが実現できたら、業界の常識を塗り替えるかも!?
後継者育成の一環として、かなりシビアに消費者目線で臨むので、
気合を入れて頑張って下さいね、、色々な思い(夢)の詰まったプロジェクトですから。
Sさん!ディレクション、宜しくお願い致しまーす♪
背中にゴムが入ってるかと思うほど伸びる感覚で腕が前に回るのに、
シッカリとバストのドレープは出ていて、英国の洋服にイタリアの着心地が乗り移ったみたい。
色々と検証してもらって、実際に僕の洋服で試してみる事に。
生地は、52番手2プライ390gの『Savile Row Yarn Count』を使っています。
今回のプロジェクトには申し分のない生地です。
しっかり躾をかけてもらって(通常の倍!?)かなり出来上がりを期待させるアームの収まり。
明らかに、躾けの甘さからくるものじゃない着用感をイメージできます。
若手職人、期待の星Sさんが仮縫いを担当してくれました。
カ・ナ・リ、ビタッと入って気持ちイイ~♪
なるほど、カ・ナ・リ、微妙な塩梅でアームホールも決まってました!
パンツの仮縫いは、これまた期待の新人Nさんが担当。
足が前に出るパンツ、が僕からの注文です。
かれも、カ・ナ・リ、期待です!
寸法的には、あり得ない?寸法で収まっています。
無駄な〝ゆとり〟は一切ありません。
今回の洋服には、今後の色々な思いが詰まっているだけに、
出来上がりまで、そして出来上がってからも、たくさんの楽しみがあります。
これから徐々に紹介させて頂きますが、全てが実現できたら、業界の常識を塗り替えるかも!?
後継者育成の一環として、かなりシビアに消費者目線で臨むので、
気合を入れて頑張って下さいね、、色々な思い(夢)の詰まったプロジェクトですから。
Sさん!ディレクション、宜しくお願い致しまーす♪
先日、コルノの意味で、魔除けネタが出てきた流れに身を任せ(笑)、
これも、、プルチネッラという魔除けだそうです。
コジモ氏から貰ったお土産です。
プルチネッラについて、ナポリのカチョッポリのコジモ氏から聞いた話だと、
彼は道化者の1人だそうで、道化とは振る舞いの奇妙さなどから、
悪魔の眼を遠ざける魔除けの力を持っているとか。。
道化を日本的に言うとピエロになるわけですが、
ピエロ(ペドロリーノ)は16世紀のイタリアで生まれた仮面喜劇である
コッメディア・デラルテ(Commedia dell’arte) の登場人物の1人だと言われています。
プルチネッラも、その仮面喜劇の登場人物の1人なのですが、
どうして、多くの登場人物の中でプルチネッラだけが魔除けになったのか、
それは恐らく、プルチネッラの出身が、ナポリだと言い伝えられているからだと思います。
これは僕の推測に過ぎませんが、恐らく調べてみると、
そこに行き着くのではないか、、詳しい方がいらっしゃれば是非教えて下さいね。
ちなみにコッメディア・デラルテの他の登場人物(道化師)は、
アルレッキーノ、スカラムッチャ、ブリゲッラ、パンタローネ、他があり、
ついでにピエロについては、イタリアでペドロリーノのキャラがフランスに渡り、
モリエールの戯曲『ドン・ジュアン』で間抜けな百姓役に変わったと言い伝えられています。
かなり荒っぽいまとめ方でしたが、専門的な知識がないので、この程度でごめんなさい。
これも、、プルチネッラという魔除けだそうです。
コジモ氏から貰ったお土産です。
プルチネッラについて、ナポリのカチョッポリのコジモ氏から聞いた話だと、
彼は道化者の1人だそうで、道化とは振る舞いの奇妙さなどから、
悪魔の眼を遠ざける魔除けの力を持っているとか。。
道化を日本的に言うとピエロになるわけですが、
ピエロ(ペドロリーノ)は16世紀のイタリアで生まれた仮面喜劇である
コッメディア・デラルテ(Commedia dell’arte) の登場人物の1人だと言われています。
プルチネッラも、その仮面喜劇の登場人物の1人なのですが、
どうして、多くの登場人物の中でプルチネッラだけが魔除けになったのか、
それは恐らく、プルチネッラの出身が、ナポリだと言い伝えられているからだと思います。
これは僕の推測に過ぎませんが、恐らく調べてみると、
そこに行き着くのではないか、、詳しい方がいらっしゃれば是非教えて下さいね。
ちなみにコッメディア・デラルテの他の登場人物(道化師)は、
アルレッキーノ、スカラムッチャ、ブリゲッラ、パンタローネ、他があり、
ついでにピエロについては、イタリアでペドロリーノのキャラがフランスに渡り、
モリエールの戯曲『ドン・ジュアン』で間抜けな百姓役に変わったと言い伝えられています。
かなり荒っぽいまとめ方でしたが、専門的な知識がないので、この程度でごめんなさい。
昨日のダイアリーで、スーツよりもタイ!のお問い合わせを頂きました。(汗)
あのマリネッラのタイはKさんの私物ですが、マッセアトゥーラで取り扱っているのは、
同じコルノ(赤唐辛子)モチーフ(刺繍)でも、こちらはナポリのクラバッテリア、E.G.カペッリです。
赤いものはナポリの魔除けらしく、赤唐辛子はその代表のようです。
この日のダイアリーでも、当初〝コルノ=角〟って書いて、
何通かのお問い合わせを頂いたので、以下、加筆させて頂くことにします。
本来イタリア語でcornoとは角材を意味し、
幸運のラッキーアイテム赤唐辛子が、コルノに似ていることからそう呼ばれているようですが、
以前、カチョッポリのコジモ氏に聞いた時にも、明確な回答は得られませんでした。
正確な事をご存知の方がいらっしゃれば、教えて下さい。(汗)
机上の知識より、自分の経験が優先されるべきでしょうか?
う~ん、やっぱりナポリじゃ、家の軒先に赤唐辛子が吊るされている。
いや、もしかして軒先の赤唐辛子は、単に食べるために乾燥させてるだけ!?
となると、やはり〝corno=角〟なのか、、やっぱりラビリンス入り、今夜は眠れません。
『E.G.CAPPELLI NAPOLI』
カッペッリと読むのか、、みんなカペッリって言ってるけど。。
他にも、噴火しているヴェスヴィオ火山の刺繍があったり、王冠の刺繍があったり、
ご自身の好きなマークを刺繍してもらう事も可能です。
あのマリネッラのタイはKさんの私物ですが、マッセアトゥーラで取り扱っているのは、
同じコルノ(赤唐辛子)モチーフ(刺繍)でも、こちらはナポリのクラバッテリア、E.G.カペッリです。
赤いものはナポリの魔除けらしく、赤唐辛子はその代表のようです。
この日のダイアリーでも、当初〝コルノ=角〟って書いて、
何通かのお問い合わせを頂いたので、以下、加筆させて頂くことにします。
本来イタリア語でcornoとは角材を意味し、
幸運のラッキーアイテム赤唐辛子が、コルノに似ていることからそう呼ばれているようですが、
以前、カチョッポリのコジモ氏に聞いた時にも、明確な回答は得られませんでした。
正確な事をご存知の方がいらっしゃれば、教えて下さい。(汗)
机上の知識より、自分の経験が優先されるべきでしょうか?
う~ん、やっぱりナポリじゃ、家の軒先に赤唐辛子が吊るされている。
いや、もしかして軒先の赤唐辛子は、単に食べるために乾燥させてるだけ!?
となると、やはり〝corno=角〟なのか、、やっぱりラビリンス入り、今夜は眠れません。
『E.G.CAPPELLI NAPOLI』
カッペッリと読むのか、、みんなカペッリって言ってるけど。。
他にも、噴火しているヴェスヴィオ火山の刺繍があったり、王冠の刺繍があったり、
ご自身の好きなマークを刺繍してもらう事も可能です。
Kさんのリクエストで生まれたダブルブレストのピークドラペルのジッレです。
ダブルの場合、裾ストレートが基本で、ボテッと見えがちなので、
ウエストがシェイプされて見えるようなバランスにして、
襟のカーブはクラシックに膨らみを持たせ、
クラシックモダーンな感じ。(笑)
ベストのラペルと同じく、ジャケットもピークドラペルですが、
こちらは真正面から見た時にショルダーラインに乗るようにとのご希望です。
生地もそうですが、かなりインパクトのあるデザインになりましたね。
この生地、チョコレートブラウンにラベンダーのストライプという、艶っぽい配色です。
(※コルノが織り込まれたタイはマリネッラです!)
ちなみに、英国ではウエストコート(Waistcoat)、
フランスではジレ(Gilet)、そしてアメリカでベスト(Vest)、
イタリアはジッレ(Gile)、パンチオット(Panciotto)と呼び方が変わります。
ダブルの場合、裾ストレートが基本で、ボテッと見えがちなので、
ウエストがシェイプされて見えるようなバランスにして、
襟のカーブはクラシックに膨らみを持たせ、
クラシックモダーンな感じ。(笑)
ベストのラペルと同じく、ジャケットもピークドラペルですが、
こちらは真正面から見た時にショルダーラインに乗るようにとのご希望です。
生地もそうですが、かなりインパクトのあるデザインになりましたね。
この生地、チョコレートブラウンにラベンダーのストライプという、艶っぽい配色です。
(※コルノが織り込まれたタイはマリネッラです!)
ちなみに、英国ではウエストコート(Waistcoat)、
フランスではジレ(Gilet)、そしてアメリカでベスト(Vest)、
イタリアはジッレ(Gile)、パンチオット(Panciotto)と呼び方が変わります。
キャノニコのリヴェンジ(130’S)は、
経糸・緯糸、共に104番手の双糸で織り上げられていますので、
柔らかく滑らかなイタリア生地の特徴に加え、ハリとコシも兼ね備えた個性的な生地です。
この生地をお選び下さったTさんは、
加えて、この生地の上品な光沢感も気に入られたようです。
ラベンダーのストライプが、その上品な雰囲気を一層引き立ててくれていますね。
(※マリネッラのネクタイと、ラベンダーのシャツは、僕の私物です。)
Tさんは、このスーツと一緒に、キャノニコがOEMを受ける、
E・Zegnaのインナーモンゴリアンカシミア(内蒙古)のジャケットもご注文下さいました。
Tさん、いつもありがとうございます!
経糸・緯糸、共に104番手の双糸で織り上げられていますので、
柔らかく滑らかなイタリア生地の特徴に加え、ハリとコシも兼ね備えた個性的な生地です。
この生地をお選び下さったTさんは、
加えて、この生地の上品な光沢感も気に入られたようです。
ラベンダーのストライプが、その上品な雰囲気を一層引き立ててくれていますね。
(※マリネッラのネクタイと、ラベンダーのシャツは、僕の私物です。)
Tさんは、このスーツと一緒に、キャノニコがOEMを受ける、
E・Zegnaのインナーモンゴリアンカシミア(内蒙古)のジャケットもご注文下さいました。
Tさん、いつもありがとうございます!
ヴィンテージ生地を使うので、要尺がギリギリです。
シーチングで我慢してもらう代わりに、着丈は限界まで採れます!
ラペルの返り、もう少し甘くして、、前身も逃がしますね。
ごめんなさい、これ2週間くらい前のYさんの仮縫い風景です。
撮り貯めた画像、、どうしよう!ってか、
撮り忘れも多い。。(汗)
シーチングで我慢してもらう代わりに、着丈は限界まで採れます!
ラペルの返り、もう少し甘くして、、前身も逃がしますね。
ごめんなさい、これ2週間くらい前のYさんの仮縫い風景です。
撮り貯めた画像、、どうしよう!ってか、
撮り忘れも多い。。(汗)
今シーズンは、新しく届いたジャケット地のサンプル帳以外にも、
たくさん現物の生地を仕入れているのに、全くご紹介が出来ていませんでした。
横浜のOさんからのご依頼で、画像を送るために先ほど撮影したので、ご紹介させて頂きます。
画像以外にも楽しい生地が、たくさんあります。
好き嫌いの分かれる柄に、どうしても惹かれ、、
在庫を覚悟で?仕入れてしまう、マニアックな生地好きテーラー。(悩)
嫁ぎ先が決まらなければ自分で着る決心なので、自分の好きな柄ばかり選んでしまいます。(汗)
そんな中、例外的な生地もあります。(笑)
左側のEゼニアのカシミアのジャケット地(内蒙古産のBEST)、
格安で入荷したせいか、既に6着のご注文を頂き、お陰さまで最後の1着となりました。
たくさん現物の生地を仕入れているのに、全くご紹介が出来ていませんでした。
横浜のOさんからのご依頼で、画像を送るために先ほど撮影したので、ご紹介させて頂きます。
画像以外にも楽しい生地が、たくさんあります。
好き嫌いの分かれる柄に、どうしても惹かれ、、
在庫を覚悟で?仕入れてしまう、マニアックな生地好きテーラー。(悩)
嫁ぎ先が決まらなければ自分で着る決心なので、自分の好きな柄ばかり選んでしまいます。(汗)
そんな中、例外的な生地もあります。(笑)
左側のEゼニアのカシミアのジャケット地(内蒙古産のBEST)、
格安で入荷したせいか、既に6着のご注文を頂き、お陰さまで最後の1着となりました。