Kさんからオーダー頂いたスーツです。
任せるから、シャツも2着作っておいてくれ!と、、
ありがとうございます!!

Kさんのお仕事、お立場、着用シーン、
それにKさんの雰囲気まで考えてギンガムチェックでチェックオンチェックを!
普通のギンガムチェックでは、スーツの雰囲気と違うな~と思い
ザックリした、変わり織のギンガムチェック生地を!
生地の質感を合わせるって大切ですから。
*画像クリックで拡大します。

Kさん、いつもお任せ頂きまして、ありがとうございます♪




このスーツ、生地の裏側を使いました。
光が当たるとエンジの玉虫色が浮かび上がります。
今日はオーダーに起こし頂いたのですが、ネクタイが絶妙!
このスーツのお渡し時に撮らせて頂くのを忘れていましたが、今日で良かった♪

いつもHさんの着こなしてを愉しませて頂き、ありがとうございます。
今日オーダー頂いたスーツの色合わせも楽しみです♪




アズーロ・エ・マローネ(青と茶)は、色相環でいうと、
茶はY(黄)のグループで、云わば茶と青色は補色の関係にあります。
シックなのにスポーティーな雰囲気が漂う理由は、この補色関係にあったんです!
イタリア語で、アズーロは青(正確にはアッズッロ)! マローネは茶(正確にはマッローネ)を意味します!

今日のNさんのコーディネートを見て、
全体がエレガンテ・スポルティーボにまとまっているのは、
青と茶という補色関係にありながらも色調が合っており、その両色の
明度が近似し、コントラストが弱いので、全体として優しくまとまって見えるんですね。

・エレガンテ(落ち着いた気品) =青と茶の色調が合っている。また両色のコントラストが弱い
・スポルティーボ(軽快で活動的)=青と茶が補色関係にある色同士


エレガンテスポルティーボ・・・
画像のNさんのコーディネートを例にとると、
両者の明度を低く(暗く)すると、シックな感じになりますし、
逆に高く(明るく)すると、軽快感が出て、爽やかな夏向きの印象になります。
そして、両色のコントラストを強くすると(明度を近付けず離す/明⇔暗)シャープな印象で、
画像のNさんのように、コントラストを弱めると優しい印象になります。
季節に合わせ、その日の天気とご気分でどうぞ(笑!

アズーロ・エ・マローネについては
今まで何度も書いてきましたが、著名な洋服屋さん数件にも
僕の書いた文章を転用して頂いてるようで、プロに認められて嬉しい限りです(笑!
その中でも、まんま転用されている文章です(爆。
今回の内容も使ってもらえるかな♪
2011年11月19日




昨年末に3ピースのお渡しだったKさんが、今日はシャツのオーダーにお越し下さいました。
背筋がピンと伸びて、気持ちも引き締まるし、意外に暖かくて3ピースにハマッた!と言ってもらいました。
それに3ピースって、見た目にも、とてもエレガントですね。
シャツやコートばかりか、ネクタイまで全てマッセアトゥーラ製コーディネート!
Kさん、いつもいつもありがとうございます!これからも3ピースで、改めて宜しくお願いいたします!




ボローニャから届いたドラッパーズのシルクウール。
僕は、この生地でジャケットをオーダーしたのですが、この生地、
今までにもジャケットだけじゃなく、ベストやワンピースでもオーダーされる人気者。
何と今回は、、3ピースでのご注文です!!エロ過ぎませんか?ちょっとこれ、ヤバくないですか?(爆
ごめんなさい、ヤバイとかエロイとか良識を弁えた45歳のオッサンが使う言葉じゃないですね!

股下の数値は、靴のサイズやパンツの裾巾で変わってくるのですが、
生地が届くまでの間に、今回のスーツに実際に着用される靴を買ってきて下さいました。
裾巾は細くせず、生地のドレープ感が綺麗に出るようにします。でも膝巾との差を小さくする事で、スリム感を出します。

今回のUさんの流れ、、
生地に一目惚れして、それに似合う靴を見付けて、、
こうして自分の好きな物に囲まれて、、気付けば、どのアイテムを組み合わせても、
テイストの合う『自分自身のワードローブ』が構築されている。

男性の皆さんは、いつも似た物ばっかり選んでしまうとおっしゃいますが、
僕はそれで良いと思っています。男ってそんなもんです。
同じ紺色でも、新卒の就職活動の学生さんが着ているネイビーと、
お洒落な人が着こなすネイビーのスーツとでは醸し出される雰囲気というかオーラが
まったく違うものになります。スーツは紺に始まり紺に終わると言われるように、ありきたりだからこそ、
シンプルだからこそ、ごまかしの効かないものであり、差がつくアイテムではないかと思います。

Uさんのワードローブ、どれも個性的です。
僕の好みもそんなんですから、キワ者と思われるようですが、
以前、Kさんも書いて下さったように、基本、クラシックな物が好きですので、
そのあたり、ご理解のほど、よろしくお願いしまっす!(笑  支離滅裂な流れで、ごめんなさいっ汗。





通常、クレリック部分には白のブロード(ポプリン)を使うのですが、
これだけ立体的な表情の生地なので、バランスが悪くならないように同じ生地の白を使いました。
今年大学に入学されたお嬢さんがお越し下さって、ネクタイを合わせてからKさん(僕と同い年!)にプレゼントされます!
シャツとの合わせ方をはじめ、ネクタイを選ぶポイントをあれこれ伝えさせて頂きました
次回、是非そのネクタイを締めてご一緒にご来店下さいね!



ジャケットに合わせて、シャツを2枚オーダー下さいました。
1枚は夜用?もう1枚はお花見用!?さて、どちらがどちらでしょうか?(笑

奥さまがお選びになられたシルク×リネン×ウールのジャケットは、とても個性的なのですが、
さすが奥さま、Tさんの事を知り尽くされていらっしゃるだけに(笑、
めっちゃくちゃお似合いの生地をお選び頂きました!


チャーミングな色使いでしょ!上の雰囲気とは違います。
同じジャケットなのに、シャツでこれだけ雰囲気が違ってくるんです。
Tさん、いつもありがとうございます! TPOで、そして気分で楽しんで下さいね!




巷で人気のピンク(クラウンもピンク色が出ましたね!)のジャケットは、
シルク80%、リネン20%のゴージャスな素材です。
めちゃくちゃ決まってます!
俳優さんみたい♪


襟を立てたら、どんな感じになるでしょう!?
と云うことで、サッと試してくださるKさんご夫妻のノリに感動♪
いつも楽しんで下さいまして(僕も楽しませてもらってます!)ありがとうございます!


奥さまは、今年の流行色『エメラルドグリーン』の千鳥格子のジャケットです。
襟の裏にはエクセーヌ(人工スエード皮革)を使ってみました。


Kさん、いつもご夫妻でありがとうございます!
相手を敬い合えるKさんご夫妻をイメージしながら、関係を築いていきます。



このジャケット、普通のテーラードではなく、完全なアトリエメイクです。
かなり特殊な型紙で、裁断前に生地を洗ってフワフワ加工し、
かなり手を入れて、独特の雰囲気を出してあります。
前の店舗の時にオーダー頂いた洋服ですが、
型紙は技術の中山の担当でした。

今日はジャケットの紹介じゃないんです!(笑
ベルトです、ベルト!お隣さんのエリオットローズのベルト!
もともと色気のあるジャケットですが、Oさんが今日オーダーされたこのベルトで、
全体の雰囲気が、更にエロっぽくなりました。スワロフスキーが散りばめられていて派手に見えますが、
ウエストに巻いてみると、これが意外や意外、グッと沈むんですね~、不思議。
微妙にボルドー係ったグレーに、ピンク系のスワロの配色。
ジャケットの色を引き立ててくれてます!
画像を大きくして見て下さい!


僕も、こんなベルト大好きですが、好きな物と『似合うか似合わないか』は別です。
なんで、こんな俺に生まれてきたんや~(涙。




今週末、ハービスプラザとハービスエント合同で、
リッツカールトンホテルでスプリングパーティーが開催され、
メーンイベントとして、入店店舗のファッションショーが開かれます。
既製服を取り扱っておられる店舗さんは、モデルさんに着てもらわれるのですが、
マッセアトゥーラはオーダーなので無理。そこで企画の方に「お客様モデルでお願いします!」
そう頼んでみたところ、ショーの構成や他店さまとの絡みを考えて下さいまして、何とオッケーを頂きました!
初の試みだそうで、ワクワクドキドキです。
果たして受けて下さるお客様がいらっしゃるのだろうか?
ショーなので、普通のスーツより、華やかな感じのスーツが興味深い!
そしていつもお仕事じゃ着ないスーツをオーダー下さるTさんに頼んでみることに、、
Tさん即答でご快諾下さいました!ヤッター!!他にも普通じゃない?洋服をオーダー下さる方に
頼んでみたところ、皆さんからオッケー頂けたばかりか、結構ノリノリな感じ♪

そんなこんなで今日はTさんが最終の衣装合わせにお越し下さいました。
メチャクチャお忙しい中、本当にありがとうございます!

地味派手なこちらか、


個性的なこちらか、、
悩んだ末、決める事が出来ず、
ショー当日、リハーサル時に他の皆さんと
ランウェイを歩いてもらって決めようという事になりました!