横浜のOさんからご注文頂いたスーツ、本日発送します!
お嬢さんから、「パパ、格好つけ過ぎだから嫌っ!」って言われているそうですが、
普通は、「パパ、ダサいから嫌っ!」って言われる人が多いんだから、
素敵だなぁ~憧れるなぁ~って思います。




ベルトループを付けずに、サイドアジャスターです!(笑)
これでまた、「パパめっちゃ格好つけ過ぎっ!!」って言われますね!(爆)




靴はエーコンでしょうか?
Oさん、いつもありがとうございます!
ホント素敵なパパです、、思い出の入学式いよいよですね。





英国製’70年代のホワイトヘッド社のヴィンテージトニックです。
何ともマッタリとした色合いが魅力的です。
Kさん、この色合いにひと目惚れ!でしたよね!?(笑)


ナポリスタイルの3つボタンに始まり、
Vゾーン広めの2つボタンなんかも試されましたが、
結局は、ナポリスタイルの3ボタンに落ち着きましたよね。
辿り着いた全体の雰囲気はナポリを意識している訳ではなくKさん流、ですが。




今回の裏地は遊びましたね~




生地の織りマークを縫い忘れてて
お渡しが遅れてしまった事、お詫びいたします。
今後、同じ事が起きないように致します。







今日は、以前ご紹介させて頂いたテイラー&ロッジの
ヴィンテージfabricで仕立てたスーツのお渡しがありました。


Kさんは、根っからの服好きで、
流行に流されない自分自身のスタイルをお持ちです。


私服姿のKさんから受ける、Kさんのイメージ像を持っていたのですが、
出来上がったスーツを見た瞬間、Kさんの匂いを感じました。
「これはきっと気に入って頂けるな♪」と、
こちらも、ご試着頂ける日を楽しみに待っていました。


真っ先に、朱っぽい色に目を奪われがちですが、
実際に見ると、とても落ち着いた色調で、「流石は当時の高級品!」
と思わせる雰囲気が漂っています。
太陽光が当たると、微妙に渋~く色が変わるんですよ。


シルエットも普遍的なものにして、
Kさんらしさを引き出すようなものにしました。
Kさん、ダイアリーネタのご協力ありがとうございました!







今日は(今日も?笑)、小ネタです。(笑)
襟巾も狭く、腰ポケットのフラップも細く、全体をスッキリまとめてみました。
たった5mm細くしただけですが、随分とスッキリした印象になります。


それよりもこの生地は、スーツとしてはもちろん、
ジャケットにも使え、パンツだけでも使い回せるようなスーツを!
Fさんのそんな贅沢な?ご希望でセレクトしたものです。
というか、マッセアトゥーラでよくご提案させて頂く方法です。


Fさんのいつものスーツをベースにして、
生地の素材感や色はもちろん、サイズやシルエットをチューニング!
お渡し時のフィッティングも、
普段穿かれるジーンズにジャケットを合わせてみたり、、
ほんとこのスーツ、凄く便利です♪






Tシャツの上に着てもらったので少し大きそうに見えますが、結構タイト!
ウエストのゆとり量一桁で、ドロップ8です。
Fさん、眩しい中での撮影、ご協力ありがとうございました!







初めて創らせて頂いたMさんのスーツです。
そのMさんから、「思っていた通りのスーツが出来てきましたよ!」と
言って頂けた事は、僕にとっては最高のご褒美です。
更に追加でもう1着ご注文頂きました。
そんな事言ってもらえた日にゃあ、もっともっとカッチョええスーツ作りましょうよ!って
どんどん調子にのっちゃいますからね~♪(笑)


フロントカーブも大きなアールをつけないで直線的なラインにし、
あまり逃がし過ぎないようにしてあります。
画像では分かりにくいですが、
袖口は切羽側を長くしフレアカットにしてあります。
肩巾も広く取り、肩パッドも厚目に設定し、ウエストは絞っています。
でもボリューム的には、全体的にかなりゆとりを持たせました。




膝に対して裾巾は+3.5cmフレアーですが、
このパンツは、膝巾自体もそう細くしていないので、
全体的に見て、すごく迫力のあるシルエットになっています。
ポケットに手を突っ込んだ時に、深めにとったサイドベンツがいいですね。




そんなMさん率いるアインソフ
素材と職人技に裏づけされたパンチのある独創的なデザインが、
大人気で、現在急速に全国展開中です。
Mさん!あのハラコのベルト、お願いしますね♪

Kさんの選ばれたライトグレーは、ヘリンボーンの
太目のパターンに、白黒のコントラストがハッキリした珍しいタイプです。
同じ生地で2着目ですから、
Kさん、かなり!気に入って頂いているようです。(笑)




学生時代にラグビーで鍛えられた110cmに迫るバスト、
そして、最近少し出てこられたお腹も(笑)、
膨張色の明るい色なのに、そのコントラストのお陰でスッキリ見せてくれます。
ほんと、ライトグレーと云っても色々な表情があって面白いですよね。




袖のシルエットも、フレアーパンツ(膝と裾の差寸が2.5cm)に合わせて、
袖丈の切羽側が1.5cmも長いフレアーカットにしてあります。
(写真では解りにくいですね、、)
シルエットも、肘と袖口の寸法はほぼ同じにし、フレアーに見えるようにしてあります。
全体のシルエットは、かなりエキサイティングです。(笑)




これは、ご参考までに、、、
同じライトグレーでも、染め方や織り方によって色調も変わります。
例えば純白と黒に先染めされた糸、その白を多めに使って織られた生地は、
コントラストのハッキリしたライトグレーになりますし、
純白とミディアムグレーの先染めの糸を半分ずつ使ってできたライトグレーですと、
コントラストの弱い、優しい雰囲気のライトグレーになります。
また、生地になってから染められた(後染め)ライトグレーは、のっぺりした雰囲気になります。
他にも、織り方によっても全然違う表情になるので、
今年人気のあるライトグレーですが、
その辺りも考えて、自分のお気に入りのライトグレーを見付けて下さいね。









今回のナイトキングさんの作品は、E・ゼニアの銀ラメピンストライプ。
画像から、その光り具合は伝わっていますか?
2つボタンで、低めのボタン位置設定。




袖ボタンは、ナイトキングさん定番の7個重ねボタンで、
おまけに、フレアカットしています。
そしてボタンも通常の水牛製ではなく、銀ギラのメタル調を特別ご用意させて頂きました。
腰ポケットも片玉のフラップなしと、これまたナイトキングさんの定番です。




ループなしの帯巾4cm、持ち出しスクエアにして迫力満点です。
それに股上も22cmのローライズドなTypeです。
ファスナーの短いこと短いこと。(笑)




裏地も英国製ペイズリーで迫力満点。
袖の裏地は通常のALLキュプラ製に切り替えています。
着てても派手だし、脱いだらもっと派手!(笑)




今日採寸のFさんも、この裏地に即決でした!
確かにインパクトありますよね。
Fさん、林檎パイのお土産、どうもありがとうございました。
パリッと焼きたて、しっとり熟成、、両方楽しませて頂きますね♪





今日お渡しのAさんは、

経験から辿り着かれた自分スタイルをお持ちです。

膝23cmに対して裾巾27cmというパンツのシルエットも、

今までの経験の中で生まれたスタイルです。

ですので、今日のスーツも随所にAさん流が取り入れられています。





ボタン位置(高さ)を意識した上での、ジャケットのフロントカーブは小さめですし、

腰ポケットの位置ばかりか、斜め角度も長年の経験によるもの。

襟巾も全体のバランスを考えた上でのAさん流です。





画像からは、パンツ全体のシルエットは分かりづらいですが、

Aさんの体型ばかりか、雰囲気までを最大限に際立たせたシルエットになっています。





マッセアトゥーラの通常14mmサイズの袖口のボタンも15mmを使い、

ボタンとボタンとの間隔も2mmの指定です。

それを撮ったつもりが、、

鏡に映ったパンツのシルエットを見ると、

上の画像より、そのエレガントなシルエットが良く判ります。

ちなみに、、サイドベンツも深めの28cmです!



今日のタイトルである、〝着るか、着られるか〟ですが、

Aさんは、まさしく自分の意思〝自分の想いで着るスーツ〟を創られる方です。








バジーレの今年のバンチからお選び頂いた艶のある生地は、

寒色系のダークグレーに、暖色系の焦げ茶のストライプが色っぽいです。

光沢具合からも、その色っぽさが伝わってきます。

デザインも、ボタン位置を低めに設定した2ボタンスタイルにし、

パンツは膝下をほぼストレートに設定。

そしてヒップから膝にかけても強く絞らずに、緩やかなカーブを描き、

全体のシルエットは、大人っぽい色気のあるコンテンポラリースタイルに仕上げました。

繊細でパリッとした生地が生み出すシャープなドレープも、

こんなコンポラスタイルに貢献しています。





この生地はバジーレではありませんが、

冬に、こんな白い色調のコートって、映えますね♪

色は明るくても、素材感がしっかり冬仕様になっています。

僕は、涼しげな〝真夏の黒〟と、暖ったかそうな〝真冬の白〟を

凄く粋に感じるのですが、みなさんはどう思いますか?

実は僕も、これと同じ生地を使って、ニュースタイルのコートの試作、、

成功するかどうか、改めてご紹介させて頂きます。


どうですか、この1ショット!





THE STYLE COUNCIL のアルバム〝cafe bleu〟の、

ポールウェラーみたいじゃないですか?

みなと横浜さんとbw88さんのご要望?で写真を撮る事になったSさん、

突っ立ったままだと不自然だったので、歩いて頂いたら、

味のある写真が撮れました♪



ボタン位置の微調整など、今後少しの改善点は見られたものの、

Sさんご要望のスタイルも、ほとんどリアライズされ、

背中のラインもスッキリ綺麗です。



それにしても、bw88さんといいSさんといい、ドロップ寸がデカ過ぎて、

体に服を合わせる部分と、服に体を合わせる部分とのバランスが難しいです。

今日もご試着の際に、1時間以上、着続けて頂いたのですが、

最初は気にされていたパンツ丈も、これで大丈夫との事で喜んで頂けましたよ♪





Sさん、bw88さん、そしてみなと横浜さんが

3人で揃われたら、「何者?」って

感じだと思います。(笑)