先日お客様から「どこの工場をお使いですか?」

というご質問メールを頂き、お返事させてもらったところ、

続いて価格に対するご質問メールがありました。

そのご質問に対する回答の概略です。



もし仮に同じ工場を使うA店とB店があり、同じ生地で仕立てたとします。

その2店の価格の差は何でしょうか?



今回のケースは、たまたま他店様の価格が高かったようですが、

お客様から頂く商品価格には工場工賃と生地価格以外の、

採寸技術やサービス雰囲気といった無形物が含まれますので

それが価格差となって現れるのです。



それが店の個性であり、存在意義なワケです。

どこが自分に合ってるか、自分で足を運んだり、メールしたり、

そして相性の良さそうなお店で 実際に創ってみて初めて、

色々な事が見えてくると思います。



写真は背広の語源と言われる ロンドンのサヴィルロー(背広)にある

ヘンリープールの次期社長サイモン氏(左)と

カッターのデイヴィッド氏です。

下は職人さん。 皆さん温かい人たちです。