カメラ撮影用の三脚ですが、イタリア人が作るとこうなります。

マンフロットと云うメーカーにこだわりを持っている訳ではありませんが、

道具としての機能、そしてデザイン製に優れた物を探すと、

マンフロットのこのモデルになりました。

デザインを優先するあまり、使い勝手の悪いものも多いですが、

これはトータルで、かなーり気に入っています。

永く使っていくうちに〝底艶〟が出てきそうなパーツを使った造りも◎です。

枕元に置いて寝たいくらい、嬉しい出会いです♪(爆)






お客様に生地をお勧めする時、お客様が希望される生地だけではなく、

その方をイメージして、「こんなん着て欲しいなぁ~」って思う生地も一緒にお勧めします。

そうすると決まって、「着て行くトコ無いしなぁ」とおっしゃる方がおられるのですが、

僕は昔から、「これ着て、どこ行ったろかなぁ~」って考えます。



ファッションを変えると、必ず何かが変わります。

もし自分から変われなかったとしても、周りが気付かせてくれるはずです。

意外と思われるかもしれませんが、ファッションてそんなもんです。



もっと言うと、自分の中に眠っている違う自分に気付きたい時、

思い切ってファッションを変えてみて下さい。

何度も言いますが、「きっと何かが変わりますから、、」

今日は同業の方が遊びに来て下さって、こんな話題で盛り上がりました。

皆さんは、どう思われますか?






先日ご紹介させて頂いた、着物を裏地に使おうプロジェクトの続きです。
着物って1枚の布地に見えて、意外に細かく分かれている物なんですよね。
なので、これが思ったように裁断できないんです。(苦笑)

他にも色々な問題があって、
職人さんとの打ち合わせを進めながら、
並行してYさんとも、毎日メールのやり取りが続いています。
で、Yさんには仕立てあがった時に想定されるリスクをお伝えし、ご納得頂いた上で、
いよいよ実際に着物を解いて、型紙を差し込んでみる段階まで進みました。
ところが、ここでまた新たな問題が!
解いてみると、想像以上に生地が傷んでいます。
焼け、虫食い、糸目の拡張、生地の角っこの擦り減り具合など、
先ほどにも書きましたが、予想以上に、型紙を巧く差し込めませんから、
ちょっとした寸法不足が命取りになるので、糸を解くのも慎重にならざるを得ません。
↓ ほら、こんがり?焼けてるでしょ。 これじゃ使えません。
そんなこんなで、試行錯誤を繰り返しながら、想像力を豊かに働かせ?
幾らかのリスクを残しながらも、何とか入りそうです。

当初無理かな?と予想していたサイバラ(細腹)も、
実際にバラしてみると、着物って縫ってる所を解くと中でつながってたりして
これは案外イケるかも?てな事も。
Yさんの想いが凄く伝わってくるので、何とか素敵な結果を出したいです。
Yさん、期待しすぎずに?楽しみにしてて下さいね♪


アルパカ100%のジャケット生地ですが、皆さんは冬場のこういった明るめの生地だと、

何色のパンツを合わされますか?

よく黒いパンツだとか、同系色の濃色を合わされている方を見かけますが、

理由を聞かれると困るのですが、何となく好きじゃありません。



では、どんな色を合わせるか?ですが、、

必ずどんな色にも〝粋〟な組み合わせがあるんですよね~

秋冬物の仕込みもボチボチ進んでいますが、今年も周りがハッとするような

小粋なご提案を心がけようと試行錯誤しております♪

いつもハッ!とし過ぎて浮いてますか!?(爆)




大阪の夏祭りと言えば天神祭です! 

本宮の今日は、運送便の集荷も15時で終えました。(笑)



16時に天満宮を出発した3,000人の陸渡御の行列は、マッセアトゥーラのすぐ南側、

旧家の町並みが残る骨董の町〝老松町〟を抜け、御堂筋を経由し、

船渡御(ふなとぎょ)の船乗り場まで向かいます。



陸渡御(りくとぎょ)は、

火と水の祭典をイメージする天神祭のクライマックス、船渡御に比べて地味ですが、

特に老松通を巡航する姿は、周りの雰囲気と相まって何とも趣があります。





◆老松通を西へ向かう陸渡御の行列が、

 マッセアトゥーラの前を走る、広い4車線道路にさしかかろうとしています。





◆枕太鼓の行列が、4車線道路を横切っているところです。





◆行列は、骨董の町〝老松通〟のメインストリートへと入っていきます。

 ちなみに画像の行列は、約30講ある内の1つ、

 マッセアトゥーラのある大阪市北区西天満の属す、連合町会の〝神鉾講〟です。





◆馬にまたがる天狗のお面をかぶった猿田彦が、実質的な渡御列の先導役です。





◆天神祭の2日間、この界隈は仕事の雰囲気は皆無です。(笑)






先週やったブログdeクイズ!ですが、せっかく盛り上がったので紹介させて頂きます。

予想を上回る数の書き込み、皆さまに感謝致します。

どうもありがとうございましたっ!

ということで、今日の内容は7月14日のコメント欄と同じ内容なので、

既読の方はごめんなさい。

※ちなみに正解者は〝こけっち!〟さんでした♪







画像は、羊の毛を刈り取ったままの状態、『グリージー』です。

羊の脂分や汗に泥土や草がこびり付き、ついでに?糞までくっ付いてます。

これこそ、本物のドレッドですね。(笑)

手で触ると脂ギッシュでベトつき、ケモノ臭まで放ってます。



こけっち!さんの仰るソーピングは厳密に言うと染色工程の一部ですから、

この段階では洗毛と呼ぶほうが相応しいと思います。



グリージーを洗毛し、

ある程度の汚れを取って綺麗にしたものを『スカード』と呼びますが、

この状態になると房はほとんど残らないので、

これは紛れもなくグリージーです。

クリンプ(ウエーブした縮れっ毛)も綺麗に残っていますしね。



ちなみにこのグリージーはポルワース種のものです。

ここから先は、またの機会に、、




まず始めに、「Kさん!ネタのご協力に感謝しまーす♪」

この生地、ロロ・ピアーナのセルジオ社長も大好きな玉虫色に輝く生地で、

何年も前に発表された生地ですが、今年になって待望のリバイバル?を果たしました!

今回はその生地を裏使いし、さらに艶っぽくしてみました。(笑)

画像では分かりませんが、シルエットもかなり色気が、、

裏使いに関しては、2006年3月30日のダイアリーをご参考下さい。



そんな生地に合わせた英国製の裏地も、織り込まれたペイズリーが

今にも動き出しそうなほど生き生きと、これでもかと言うほどビッカンビカン輝いてます♪

Kさん、裏地チラ見せ、ご協力ありがとうございます!(笑)







この生地、スティル画像ではなく、

ムービーならリアルにお伝えできるのですが、、残念です。







アップで取らせて頂きましたが、この画像で

この微妙なミクスチュア感が伝わればいいのですが、、



これは余談ですが、

こんなスーツばかりじゃなく、真面目なスーツの方が圧倒的に多いので、

誤解なきよう、宜しくお願い致します。(笑)

ちなみにKさんはいつもこんな感じのスーツです。(笑)

ついつい、ネタにはユニークなものばかり取り上げてしまいます♪

Kさん!ご協力ありがとうございました!


今日、ディレクターズスーツをオーダーして下さったYさんから、

12年前の成人式で着た着物を、今回の裏地に使って欲しとのご要望がありました。



ご親戚が東京で呉服屋さんを営んでおられるとかで、流石と思わせる色です。

何て表現すればいいのか、めったに見る事のない、かなり粋な色です。

僕の技術では、画像でそこまで再現できないのが残念です。



さらに裏地も、ブラックスーツと共地で作る

ベストの背裏に利用します。







ダイアリーを始める前の裏地ネタになりますが、

奥様のエルメスのスカーフや、ご自身で草木染されたシルクシャンタンを

張った事もあります。

他には、、自分で水墨画を描いて持って来られた方もありました。

そんな個性的な裏地、今回は久々なので楽しみです♪

いも吉館のフライドポテト!初めての食感?味覚?です。

ジャガイモの粉を固めて作ったこの手のモノと比べたら失礼と思うほどで、

正真正銘、本物の芋を使ってるだけあって、冷めたフレンチフライみたいです。(笑)

今まで食べた事のある、この手のポテトフライトは全くの別物です。

お店で見つけたら、即買い、即食いしてみて下さいね♪(笑)




今日Kさんが、ウエスト&ヒップ詰めのパンツを3本お持ちになられました。

詰める分量をピン打ちしている時に偶然気付いたのですが、

太腿の裏の辺りが硬くてコベコベしてます。

状況を聞くと、汗をかいたまま何のお手入れもせず、

アイロンを繰り返していくうちに、こんな風合いになってきたとか、、



ドライクリーニングは油性の汚れに効果はありますが、

水溶性の汚れ(=汗)はほとんど落とさない、という実験結果があります。

それが証拠に、クリーニングから戻ってきたパンツを履いた瞬間、

何かベトッとした感じがしませんか?



今回のKさんのケースでも、『水溶性の汚れ=汗』が残って、

それがアイロンで化学変化を起こし、硬くコベコべになってしまったと考えられます。







そのコベコベを取り除く為に、パンツの水洗いについてお伝えしたところ、

最初は、「じゃまくさそうですねぇ」と仰ってたKさんですが、

「実際やってみて、思ったほどじゃなかったし、これでパンツが長持ちするなら、

これからも積極的にやります!」と、ヤル気満々。(笑)



水洗いについては、今までも皆さんに結構お伝えしているのですが、

結構恐がって試そうとはされません。

最初は要らないパンツで試してみられては如何ですか?

ちょっとしたコツがありますので、くれぐれも失敗のないようにして下さいね。

詳しくは店頭にて、直接お問い合わせ下さい♪



当サイト中でも、どこかのコーナーで5年ほど前に書かせて頂きましたが、

ドライクリーニングや水洗いについては、色々と異論が多いので、

この場でリンクを張るのは止めておきます。(ビビリ笑)