僕の鬼嫁さん(笑)が、誕生日にプレゼントしてくれた、壁掛け時計です。

今まで〝ワザと時計を置いてなかった〟のですが、これを機に掛けてみます。(苦笑)



ちなみにこの時計、

いつも皆さまにお座り頂いている、プライウッドチーク材の椅子をデザインした

アルネヤコブセンが68歳の時(1970年)に、

デンマーク国立銀行のためにデザインしたものです。



機能的にもデザイン的にも、全てが高密度に凝縮されたミニマルデザインって

いつの時代にも、新鮮で普遍的ですね。




仕立て上がってきたスーツをよく見ると、結構まだ糸クズが残っています。

糸が残ってると、僕には貧乏臭く見えるから、いつも1着15分程かけて念入りに処理します。



結構細かい作業で集中するので、指先にも汗をかくんですよね。(笑)

使い終わったら、ハサミに付いた手の脂を毎日拭き取っておかないと錆び易くなるので、

その習慣をつけないといけないなぁ~と思いながらも、







いつもバタバタして、ついつい忘れてしまいがちなのですが、

久々に磨いてみると、やっぱり気持ちいいですね♪

チョキチョキ、チョキチョキ、、

とってもいい感触です♪







実はこのハサミ、この仕事に就く前から10年以上使っています。(何で持ってんの!?)

「ハサミ君、いつもありがとう!大切にするから、これからも宜しくね♪」


皆さまからのご希望が増え始めて既に3年近くなる〝フレアー袖〟ですが、

今回のフレアー度は、結構強烈かも(笑)。

たまに出没するスタッフのT君、どんどんエスカレートして

肘巾14.5cm、袖口17.0cmという、メンズでは?奇何学的!な数字に至りました。(笑)



もともとは、腕のシルエットをスラリと綺麗に見せるために始めたフレアー袖ですが、

ここまで極端にしてしまうと、

これは既に〝デザイン〟以外の何モノでもありません。(笑)

まぁデザインとして見れば、かなりインパクトがあるので、これもアリ!ですね。



当然のように、パンツもフレアーですが、

T君曰く、「足の短さがバレるので下半身は止めて下さいよ~」と。

僕(163cm笑)より背も高いし、足も遥かに長いので、ちょっと気分悪かったです。(笑)







ちなみにこの生地は、スキャバルの高級素材モンテゴベイで、

生地だけで、軽くウン拾萬円オーバーです。

ただし、この生地はデッドストック(ヴィンテージと云った方が聞こえ良いですね♪)で、

価格はその10分の1程度でした。


イランを旅していた時に、イスファハンの安宿で偶然一緒になった男性がいて、

その時は、特に連絡先の交換もせず別れたのですが、

それから1週間ほどイラン国内を回ってから、出国前日に泊まったテヘランの安宿で、

チェックインカードを書いている時に、日本人の赤いパスポートを発見しました。

ガイドブックに載っているような安宿ではなかったので、少し驚きましたが、

その時は特に気に留める事もなくて、昼食に出かけたのですが、

帰ってきた時に偶然バッタリとイスファハンの彼に再会。

彼のパスポートだったのです、、

会うべく人とは行動が似ているという話を聞いた事があります(笑)。

それ以来、東京に住む彼とは、たま~に飲んでます。



【好みのフレーバーで、彼とシーシャ(水タバコ)を楽しむ】





そんな彼と、今夜仕事が終わってから久々に再会しました。

旅先ではたくさん出会いはあるけれど、帰国後も続くような出逢いはそう多くはありません。



当時(2001年夏)、独身だった彼は、その後結婚し、

お嫁さんも、新婚旅行で見事バックパッカーデビューを果たし、マダガスカルへ。

彼らはそれ以来、ペルーやモロッコなどを旅していたのですが、

つい先週、長男が誕生。(おめでとう!)

お互いの子供が、連れていけるような歳になれば、

親子でバックパック背負って、家族同士で旅したいなって話で盛り上がりました。

旅先での彼との出会いは、僕たち家族にとっては財産です。



【キャラバンサライ時代から続く、イスファハンのチャイハネ】





【イスファハンのスィオセ橋の下にある、歴史あるチャイハネ】






Beer、買ってきました♪

今回はモルツと黒ラベルです(笑)。

市内、特に梅田周辺は激混み地区なので、バイクが1番!

Beerは瓶が最高なのは分かっているのですが、、我慢して下さいね(苦笑)。







そうそう、VESPAでお世話になっているモトリーノデルベントさんのサイトで、

年初の出張時のスナップをご紹介頂いてます♪

いつもありがとうございます!



TOPページ>HOT NEWS>最新情報>Masse Atturaイタリア写真追加、にて




幼少の頃、電卓が不思議でたまりませんでした。

その小さな箱の中身は、いったいどうなっているの?なんて。

その頃から分解グセのあった僕は、裏のネジを外しては戻らなくなって、、(苦笑)

でも、電卓は分解し甲斐がなくて、

緑色の板に細かい部品がチョコッと付いてるだけで、ガックリしたのを覚えています。

それも既に、30年以上も昔の話になってしまいました、、

その頃の電卓を引っ張り出してきて改めて見ると、今とは全然違います。



今の電卓で言うと、例えばシャープの計算ドリル付き電卓なんて、

打ち易くて機能的なのに、異常に安い!

でもデザイン性なんて皆無だし、安っぽいし、ダサい!(←ごめんなさい、シャープさん!)



そんな中、今現在入手可能なデザイン秀逸な電卓となると限られてしまうんですよね。

このブラウンのETS77も、間違いなくそのうちの1つだと思います。

これは1981年発売の、MoMAのパーマネントコレクションにも選ばれたET55をベースに、

生みの親であるディートリッヒ・ルブスが、更に改良を加えてデザインしたものです。

しかし今となっては、いくらデザイン的に秀逸であっても、

使い易さでは、シャープの計算ドリル付き電卓に軍杯があがりそうです(笑)。







日本だと、いくら優れたものがあっても、すぐにモデルチェンジしてしまいます。

国産車のモデルチェンジが、いい例だと思います。

フルモデルチェンジすると、同じ名前でも、全く別物(苦笑)。

このETS77、キーを押した時の操作感など、機能的な部分が改良されたとしても、

アイデンティティーを失うことなく、

ブラウン電卓の歴史を積み上げていって欲しいですね。


粋なスーツ、渋い大人の色って感じが漂ってます。

腰に纏わりつくようなウエストの絞り、

打ち合いからバストラインを通り、肩先まで駆け上るドレープも綺麗に出てますよ!

今から2週間後にしか、Oさんにお越し頂けないのがとても残念ですが、

Oさんにも皆さまにも、早く見て頂きたいので、

この場でご紹介させて頂きます♪(笑)

えっ!?もしかして、

余計に早く見たくなって、精神衛生上良くないですか!?

この生地、ロロ・ピアーナの今年の、プロポステBunchからのセレクトです。

今年のプロポステ、僕的にはかなりグッとくる色柄が多くて目移りして困ります(笑)。




アントニ・ガウディ、ピカソやミロを輩出した芸術の街バルセロナに本拠を置く、

生地マーチャント〝GimTex〟の取り扱いを始めます!







バルセロナは

カタルーニャ自治州の州都でもあり、スペイン語とは違う独自のカタルーニャ語を話す、

独立性の強い地域として知られています。



シルクウーステッドやシルクシャンタンなど、英国製を始めとしたセレクトには、

そんな地域性を持つ、彼ら独特のラテン気質(感性)が溢れています。










ミディアムグレーにピンクのチョークストライプ、、までだったら

たまに見かける配色ですが、よく見ると、

何と何と!ストライプがキラキラとラメってるではあ~りませんか!(笑)



このぐらいのグレーだと、真っ白なチョークストライプよりも、このようなピンクの方が

コントラストが弱く、遠目には目立たず、落ち着いて見えます。



また、このような薄いピンクは

人に安心感、優しさ、上品感を与えますので、

近い距離で話す時には、相手にそういった心理作用が働きます


ただこうしてラメが入ることで、そのイメージに加えて不思議な雰囲気を醸し出します。

好き嫌いが分かれる生地だと思いますが、

パッと見では分からない、このさり気ないラメ加減が僕は大好きです♪



皆さん一般的には派手と思われがちな〝ピンク〟ですが、

マッセアトゥーラでは、特にグレーとの組み合わせでは、お勧めの配色です。

ただし、ハッキリした濃い目のピンクは、目立った遊び感覚的なイメージに変わりますから、

ピンクにもよるんやなぁ~って思って下さいね。





もう1着分だけ在庫あります♪


いつも艶のあるスタイルでオーダー下さるSさんですが、

今回は〝横山やすし〟でお願いしますとの事♪



どうですか、この天に突き刺さる程に尖ったピークドラペル!

そして、フレア袖!(シャツちょい長めですが、、)





どうですか、このバギーフレアなシルエット!!





ほら、紛れもなく〝やっさん〟でしょ!(笑)





それにしても皆さん最近、本当に心から楽しんで下さってます♪

僕もメチャクチャ楽しいし、めちゃくちゃ幸せです♪

これぞ、オーダーですよね、、テーラー冥利に尽きマッセアトゥーラです、ハイ♪