東京のDさんの、ドーメルのロイヤル12です。

以前ご紹介させて頂いたMINOVAの生地と同じ組織を持ちます。

しかし、こちらの生地は、ラテンと云うお国柄の違いか?エロティックな光沢感です。(笑)





こちらもドーメルですが、アマデウスです。

ロイヤル12より細番手の糸を使っていて、さらに光沢感があります。

こんな普通のヘリンボーンですが、ここまで妖艶な感じが出せるのは、まさにラテン気質!?





ドーメルは、今までアマデウスだけの取り扱いでしたが、

今年の2008・A/Wコレクションから、

ロイヤル12とアイス、そしてスポーテックスの取り扱いを開始しました。

フルコレクションを見た中で、今年は特徴的な、この4種類に絞っての展開となります。






【Handsome Suits 2008!】

東京のMさんは、毎回スーツに名前をつけられます。

今回は、ロロ・ピアーナ130’Sのアズッロ(Azzurro)のスーツです。

ロロ・ピアーナのアズッロは、アズッロ中のアズッロ!と言わせるほど綺麗ですね。





このノーブルな光沢感はドレープ感も相まって、イタリア生地の中でもロロ特有です。

極細の経双糸×緯単糸でありながら、2/2の綾織なので、

経緯共に同じ密度(&太さ)で織られる為、

綾目がほぼ45度と、安定した組織を持っているので、

ソフトで柔らかいながらも、張り感のある生地に織り上がっています。

※2/2の綾織とは、経糸に対して緯糸が2本浮いて2本沈む、そんな綾目を持った組織です。



途中からマニアックな話題にそれましたが、只今上映中の

ハンサムスーツ(Handsome Suits)の監督は高校時代の同級生です。(笑)

かなり面白い人間が、自分が楽しむために?撮った映画ですから、かなり!面白いですよ♪