ナポリのHandMadeスーツのお直しのご依頼です。
東京のUさんは、ナポリMade、サヴィルロウMade、そして、
マッセMade(笑)、それぞれのテイストをTPOで使い分けておられます。

この前、スーツ上下1着の肩周りのフィッティングが、ほぼご希望通りになったと云う事で、
今回はこのナポリ製のスーツを、追加で3着お預かりしました。

実はもう1つ伏線がありまして、先月東京に伺った際に、
Uさんが、「来週、コスタンティーノに会うんです」と仰ったので、
僕も、「それなら、彼にも、このスーツを見てもらわれたらどうでしょうか?
色々なご意見を聞いた方が良いですよ。」とお伝えしていたところ、
コスタンティーノ氏と会われた(仮縫)直後、
Uさんからお電話を頂き、「コスタンティーノも同じ事を言ってました!」と、
ご連絡を頂き、今回の3着をお預かりするに至ったわけです。
Uさんは年に数回、ナポリ~ロンドンと周りながら、
常に注文、仮縫、そして納品を繰り返されている、何とも羨ましい方です。

出来れば、他のテーラーさんがプライドを込めて作られたスーツは、
僕が手を加えるべき事ではないと思うのですが、
皆さん諸事情おありになるようです。

確かに、フィッティングだけを見ると着辛そうですが、
それでも極上の着用感をもたらせてくれるのがナポリのジャケット、
驚くべき、『縫いのポテンシャル』です。
このジャケットがどこまで綺麗に納まるか、、
綺麗過ぎて味をなくしては本末転倒、破綻させるべき部分も必要です。


今日は日帰りで、横浜のOさんがお越し下さいました。

「これ、お客さんと飲んで下さい!」と、、お土産まで頂きました。

Distillers Edition のTALISKERで、結構珍しいらしく、初めて見ました。

口に入った時は濃厚でマイルドな味わいですが、

その後、スモーキーなタリスカーらしいスパイシーさが出てきます。

Oさん、いつも色々とありがとうございます。





今日はラメ入りストレッチ素材でスーツをご注文頂き、ふと見ると、

偶然と言えど、かなり似た色合いの財布を、、

それも、、カミーユフォルネの物で、

この革使い、最高です。



画像の色味巧く色が出ませんでした、、残念。




本格的な洗濯シーズンが、、やってまいりました。(笑)








宮城県のTさんからご注文を頂いた

矢沢永吉さん仕様の白スーツが出来上がりました。

今回はストレッチ素材なので、かなり激しい動きにも追従します。





9月19日(土)のロックンロールin東京ドームでは

SS席が取れたそうですね、凄いです! おめでとうございます!

サスペンダーして素肌にジャケット、、着用後は直ぐに水洗いに直行して下さいね。

今回のスーツ作りには色々とご協力下さいまして、ありがとうございました。

コンサート、奥様と思う存分、、楽しんできて下さいね~♪








ナポリの老舗『マリネッラ』と同様、上質な素材を使い、

ハンドメイドで作られるクラヴァッテリア、『E.G.CAPPELLのタイ』は、

セッテピエゲが有名で、1930年代に生まれ、40年代迄ブームが続いたそうです。



イタリアでも、これといった宣伝はされずに、

顧客の評判だけを頼りに、今日まで愛され続けています。

今回のネクタイも顧客と同じようにして、生地を選び、長さと巾を決め、

芯の厚さも決め、完全に僕好みで選んでオーダーしたタイが、、やっと届きました。





50オンスもある、英国製のデヴィッドエバンスを使って仕立てるネクタイは、

芯や縫製といった全てのバランスが高次元に成立し、緩まず、

しっかりしたノット(結び目)が持続されます。

カペッリは、元々薬剤師という異色の経歴を持ちます。

好きだからこそ、なんでしょうね、きっと。



ノットの緩みに悩まされている方は、

このタイはお勧めですよ。

・大剣:9.0cm

・長さ:143cm




普段はドルチェ&ガッバーナをこよなく愛されるYさんですが、

フォーマルなスーツを!との事で、ご注文下さいました。

何気ない会話からYさんのお好みを感じる事ができ、

お勧めした生地の、かなりエレガントな雰囲気を気に入ってもらえたようです。

洋服の話より、何気ない会話の方が、、

お好みが伝わってきますし、本当のお好みも見えてきます。



このガッバーナのシャツも、、とってもチャーミングで僕も好みです。

出来上がったジャケットを見て下さってます。





ほぼユトリのないサイジングですが、格好良いですね。

部分的に見ると合ってない所もあるのですが、

そこにこだわるよりも、まず全体のイメージが大切ですから。

サイズを合わせる事に執着するあまり、全体を見失っては本末転倒です。

洋服って、まずは、、全体の匂いが大切ですものね。





Yさん、ウイングカラーのシャツも、、もう暫くお待ち願います。

かなりビタビタに合わせますので、ドキドキです。(汗)






ナチュラルクリーンさんからお預かりした、

ゼニアのジャケットの裏地の総取替えが仕上がってきました。

ポケットの玉縁やフラップどころか、向布やタバコ&ペンポケットまで全て作り替え。

同じゼニアの裏地を使って付け替えたせいもあってか、

新品かと見違えるくらいの出来栄えにご満足頂ける事でしょう。(笑)



それにしても、ナチュラルクリーンさんの『ケア』は、

傷んだ裏地の交換まで、、凄いです。








今朝も開店前に、『パンツプロジェクト』進めてきました。

少しづつメンバーも増え、色々な意見が聞けて楽しいですね。

Kさん独自の骨盤基軸理論に基づいたレディースパンツの考え方も、

メンズのパンツパターンに応用できる部分が多くて、興味深かったですね~

「こんなパターン見たことない!」と云えど、実に理に適っていて、

それは出来上がったパンツを見れば一目瞭然です!





出来上がってきたSさんのパンツを見ると、

目指してきた結果はほぼ達成し、理論構築も完璧です。

もちろん、ゴム入り?パンツプロジェクトの延長線上での結果ですが、

引き続き、更に深い部分までプロジェクトを進めてゆきますので、追ってこの場で。。

本当に、メンバー皆さんの情熱の賜物ですよね~





2時間の打ち合わせを終えてから、チャ~リ~で店まで30分!(笑)

今日の最初のお客様は12時30分~お知り合い同士3人でのご来店です。

スーツに合うチーフを探しておられたKさんですが、中々思うものが見付からず、

それを、たまたまマッセアトゥーラで見つけて下さいました。

スーツは今シーズンA/Wの、シルバーグレーです。

8年来のお付き合いになるKさん、

毎シーズンのご注文、ありがとうございます!

今回のS/Sの生地、かなり、、楽しみなスーツですね。








20年ほど前に雑誌で知った、アメリカの歴代大統領が愛用してきたと云う

レヴュートーメンの、『クリケット』というアラーム時計です。

シンプルな表情なのに、2個の竜頭が印象的。

クリケット=こおろぎ、、なるほど!



この時計、昨日仮縫をさせて頂いたHさんが、まさに20年ほど前に

ご購入された時計で、思わず写真を撮らせて頂きました。





他にも、Hさんがお父様から譲り受けられたという時計と同じタイプを

僕が持っていたり、、時計では何かと共通点が多いです。






アイリッシュリネンのご注文でしたので、

仮縫はシーチングでさせて頂きたい旨をお願いしました。





かなり解きまくったので長時間の仮縫いになってしまい、お疲れ様でした。

Hさんから、「こんな丁寧に仮縫してもらったの初めてです。」と言って頂きましたが、

喜んで良いやら、単に遅いだけだったり、、まぁ出来上がりが良ければ結果オーライですね♪





ポケットも、この方が遊び心があって良いですね。

これも併せて調整させて頂きますね。