ナチュラルクリーンさんからお預かりした、

ゼニアのジャケットの裏地の総取替えが仕上がってきました。

ポケットの玉縁やフラップどころか、向布やタバコ&ペンポケットまで全て作り替え。

同じゼニアの裏地を使って付け替えたせいもあってか、

新品かと見違えるくらいの出来栄えにご満足頂ける事でしょう。(笑)



それにしても、ナチュラルクリーンさんの『ケア』は、

傷んだ裏地の交換まで、、凄いです。








今朝も開店前に、『パンツプロジェクト』進めてきました。

少しづつメンバーも増え、色々な意見が聞けて楽しいですね。

Kさん独自の骨盤基軸理論に基づいたレディースパンツの考え方も、

メンズのパンツパターンに応用できる部分が多くて、興味深かったですね~

「こんなパターン見たことない!」と云えど、実に理に適っていて、

それは出来上がったパンツを見れば一目瞭然です!





出来上がってきたSさんのパンツを見ると、

目指してきた結果はほぼ達成し、理論構築も完璧です。

もちろん、ゴム入り?パンツプロジェクトの延長線上での結果ですが、

引き続き、更に深い部分までプロジェクトを進めてゆきますので、追ってこの場で。。

本当に、メンバー皆さんの情熱の賜物ですよね~





2時間の打ち合わせを終えてから、チャ~リ~で店まで30分!(笑)

今日の最初のお客様は12時30分~お知り合い同士3人でのご来店です。

スーツに合うチーフを探しておられたKさんですが、中々思うものが見付からず、

それを、たまたまマッセアトゥーラで見つけて下さいました。

スーツは今シーズンA/Wの、シルバーグレーです。

8年来のお付き合いになるKさん、

毎シーズンのご注文、ありがとうございます!

今回のS/Sの生地、かなり、、楽しみなスーツですね。








20年ほど前に雑誌で知った、アメリカの歴代大統領が愛用してきたと云う

レヴュートーメンの、『クリケット』というアラーム時計です。

シンプルな表情なのに、2個の竜頭が印象的。

クリケット=こおろぎ、、なるほど!



この時計、昨日仮縫をさせて頂いたHさんが、まさに20年ほど前に

ご購入された時計で、思わず写真を撮らせて頂きました。





他にも、Hさんがお父様から譲り受けられたという時計と同じタイプを

僕が持っていたり、、時計では何かと共通点が多いです。






アイリッシュリネンのご注文でしたので、

仮縫はシーチングでさせて頂きたい旨をお願いしました。





かなり解きまくったので長時間の仮縫いになってしまい、お疲れ様でした。

Hさんから、「こんな丁寧に仮縫してもらったの初めてです。」と言って頂きましたが、

喜んで良いやら、単に遅いだけだったり、、まぁ出来上がりが良ければ結果オーライですね♪





ポケットも、この方が遊び心があって良いですね。

これも併せて調整させて頂きますね。








英バウアーローバックのSuper150’S素材ですが、
これは伊キートンにエクスクルーシブされた生地のようです。

トロントロ~ンのヌ~メヌメ、トロントロ~ンの、ヌ~~メヌメェ~ですね♪



そんな超!高級素材を、普段よりデフォルメしてみました。

襟の尖り方!襟穴のサイズ、胸のポケットのフォルム、それより何より、

この生地の持つ雰囲気と触り心地と着用感が、、全体の雰囲気をデフォルメしてますね。





Fさん、いつも個性的なご注文ありがとうございます。

150’S表示でも、スパンカシミアに匹敵するクオリティーがあります。

着用後は十分に休ませて、特にご出張等の連続着用は、、お控え頂いた方が賢明です。






いわゆるスポルヴェリーノTypeの、一枚仕立ての綿コートです。
生地も、ウーステッドコットン、と魅力的です♪



東京の高橋さんから、「ジャケット代わりに羽織れるコート」とご注文を頂いたのですが、

春先にこんなコートを羽織ると、ジャケットより一気に洒落感が出ますね。

これからの春先だけではなく、秋にも重宝すると思いますよ。





腰ポケットも、撮影機材?を無造作に突っ込めるように、

フラップを付けた、大き目のパッチポケットを付けさせて頂きました。

ガンガン着込んで〝アタリ〟を楽しんで下さいね。5年後が待ち遠しいコートです。








結構、今年の人気で、

東京のUさんからご注文頂いた

綿麻のシャツ地を裁断前に洗いました



耳に『CLOTH SELECTED BY E・ZEGNA』と織られています。

某イタリアのシャツ地メーカーのコレクションに同じ生地がありますが、

その中にこの色柄はなく、ゼニアにエクスクルーシブされたもののようですね。



同じ事がマーチャントのスーツ地でもタマにありますが、

ミル物の中から同じ生地を見つけた時は、結構嬉しいものです。

僕ってかなり、、趣味悪いですか!?(笑)








綺麗なラインだと喜んでもらえました。

Tさんが好んで着ておられたコートをベースにして、

更に希望通りになるように、3度の仮縫を経て完成しました。

シーチング仮縫、仮縫、そして中縫で最後のバランスを調整させて頂き、

やっと完成しました。Tさん、長らくお付き合い下さいまして、ありがとうございました!








仙台のTさん、ありがとうございます!

ご家族にとって、このスーツが思い出となりますように!!








スーツを水洗いした後の、生地の
ハリやコシ、光沢の出し方を確かめたくって、
東京展示会のあと、ナチュラルクリーンさんに伺いました。
生地の表情は、最後の整理(フィニッシング)で決まるとも言われているほど。
水洗い後の仕上がりも、この工程がとっても大切なんですよねぇ~。

水洗いすると、生地は
フィニッシング前の状態に戻ります。
それを整理(フィニッシング)後の状態に戻すのが、
今回ナチュラルクリーンさんに伺った理由である、加工剤なのです。

摩周湖に霧が立ち込めるように、
この洋服には、三種類の加工剤を全体に噴霧していきます。
この加工剤の噴霧は中田代表曰く、名づけて「霧の摩周湖」だそうです。(笑)
ボディープレス中も摩周湖状態です。(笑)
ボディープレスの温風で、しっかり加工剤を定着させます。
加工剤のブレンドは、素材に合わせて変えて下さっています。
マッセアトゥーラから出す場合は、仕上げの風合いまで指示(お願い)しています。
その加工剤は、専門業者さんとの共同開発で、
必要なものがあれば、独自に開発してもらったりする事もあるそうです。
今回もありがとうございました。
いつ伺っても、本当に気持ちの良い会社です。
『心まで』洗われたような、清清しい気持ちにさせて下さいます。