入荷したばかりのシルクコットン地を見た瞬間、
綺麗!と気に入って下さったCさんから、ライダースのオーダーを頂きました。
僕も色違いで、フィレンツェで仕立ててもらったジャケットを持っていて
あまりの着用感の良さに、自信をもってお勧め出来る生地です。
ということで、、
デザインの打ち合わせから、最初の仮縫が完成しました。
最初の打ち合わせでは、
ある程度のゆとりをつけるとの方向だったのですが、
実際に仮縫が完成して、ご試着して頂くと、ゆとりを付けすぎたなぁ~となりました。
直ぐに工房で調整をして、ビフォア&アフターで着て頂きました。
胸ポケットが付いている方が調整後です。
調整後から更に微調整を加えて、左右を合わせました。
更に、見え方を意識して、バストダーツの位置を色々と引き直してみました。
衿のデザインや開き方、前丈なんかも、全体に調整してゆきます。
後ろ側も、
着丈や裾周りの寸法をはじめ、
裾の納まり具合など、あちこち微調整しました。
ここまで微調整’%##%’回?3時間近く!お付き合い頂きました!!
調整して縫い直している間、
雑談したり、お茶したり、、あっという間でした。
でも3時間、、Cさん長らくお付き合い頂き有難うございました!
完成まで、またまたお時間を頂きます。
綺麗!と気に入って下さったCさんから、ライダースのオーダーを頂きました。
僕も色違いで、フィレンツェで仕立ててもらったジャケットを持っていて
あまりの着用感の良さに、自信をもってお勧め出来る生地です。
ということで、、
デザインの打ち合わせから、最初の仮縫が完成しました。
最初の打ち合わせでは、
ある程度のゆとりをつけるとの方向だったのですが、
実際に仮縫が完成して、ご試着して頂くと、ゆとりを付けすぎたなぁ~となりました。
直ぐに工房で調整をして、ビフォア&アフターで着て頂きました。
胸ポケットが付いている方が調整後です。
調整後から更に微調整を加えて、左右を合わせました。
更に、見え方を意識して、バストダーツの位置を色々と引き直してみました。
衿のデザインや開き方、前丈なんかも、全体に調整してゆきます。
後ろ側も、
着丈や裾周りの寸法をはじめ、
裾の納まり具合など、あちこち微調整しました。
ここまで微調整’%##%’回?3時間近く!お付き合い頂きました!!
調整して縫い直している間、
雑談したり、お茶したり、、あっという間でした。
でも3時間、、Cさん長らくお付き合い頂き有難うございました!
完成まで、またまたお時間を頂きます。
Tさんにお選び頂いたスーツ
といっても電話の会話で決めて頂いたのですが(笑、
艶っぽいですねー、色気ありますねー、サイコーですよ、ほんとサイコー!!
色はある意味、女性っぽいとも云えますが、
この生地はモヘアが30%入っていて、男臭い無骨な張りがあります。
ドレープが出る生地ではなく、
しっかりとした直線的なラインが生まれます。
モヘア素材独特の皺感が、男臭い表情を生み出していますね。
そしてこのスーツの最大の特徴だと云えるのは、
ただのモヘア素材ではなく、「アムンゼン」という織り方をされているところです。
皆さま、アムンゼンという生地を聞かれたことはありますか?
アムンゼンは、梨地織(果物の梨の表皮のようなしじらを全面に配置した織り方)の一種で、
生地の表面に細かい微妙な凹凸があり、
それによって光が乱反射するため、沈んだ味わい深い光沢を発します。
そしてこの生地の特徴は、
本来ソフトな表情になるアムンゼンが、
モヘア素材と組み合わされる事で、独特の鈍い「地光沢」を発しながらも、
モヘアのキラキラとした光の粒が浮き出てきて、ガルーシャのようにも見えて綺麗です。
この生地はイタリアのチェルッティ社の60年代のヴィンテージですが、
アムンゼン自体は、愛知県の尾張地区で織られ始めたそうです。
プリントが困難な毛織物を梨地織りにすると、
うまくプリントが表現できる事から織られ始めたとか。。
◎出所:洋服地の事典/関西衣生活研究会、実用織編物の基礎知識/株式会社色染社
また、
アムンゼンという名前の由来を調べてみたところ、
ノルウェーの探検家、
アムンゼン(1911年に南極点到達)にちなんで名付けられと書かれているのですが、
出所資料に、その理由まで記されておらず、分かりませんでした。
といっても電話の会話で決めて頂いたのですが(笑、
艶っぽいですねー、色気ありますねー、サイコーですよ、ほんとサイコー!!
色はある意味、女性っぽいとも云えますが、
この生地はモヘアが30%入っていて、男臭い無骨な張りがあります。
ドレープが出る生地ではなく、
しっかりとした直線的なラインが生まれます。
モヘア素材独特の皺感が、男臭い表情を生み出していますね。
そしてこのスーツの最大の特徴だと云えるのは、
ただのモヘア素材ではなく、「アムンゼン」という織り方をされているところです。
皆さま、アムンゼンという生地を聞かれたことはありますか?
アムンゼンは、梨地織(果物の梨の表皮のようなしじらを全面に配置した織り方)の一種で、
生地の表面に細かい微妙な凹凸があり、
それによって光が乱反射するため、沈んだ味わい深い光沢を発します。
そしてこの生地の特徴は、
本来ソフトな表情になるアムンゼンが、
モヘア素材と組み合わされる事で、独特の鈍い「地光沢」を発しながらも、
モヘアのキラキラとした光の粒が浮き出てきて、ガルーシャのようにも見えて綺麗です。
この生地はイタリアのチェルッティ社の60年代のヴィンテージですが、
アムンゼン自体は、愛知県の尾張地区で織られ始めたそうです。
プリントが困難な毛織物を梨地織りにすると、
うまくプリントが表現できる事から織られ始めたとか。。
◎出所:洋服地の事典/関西衣生活研究会、実用織編物の基礎知識/株式会社色染社
また、
アムンゼンという名前の由来を調べてみたところ、
ノルウェーの探検家、
アムンゼン(1911年に南極点到達)にちなんで名付けられと書かれているのですが、
出所資料に、その理由まで記されておらず、分かりませんでした。