あああ

本日は臨時休業、申し訳有りませんでした。



昨年末から進めてきた 基本型紙の改良が、

5月半ばに出来てくる5thサンプルで完成する予感です。
この型紙を使ったサンプルが実際に出来上がってみないと

確定は出来ませんが(苦笑)。



この型紙が完成すれば!

マッセアトゥーラの服は何かが変わる!?(笑)






お客様から店で使っているオリジナル『焼印入りマウスパッド』について

ご質問を頂きました。







この他フィッティングルームのマットも

厚手のブライドルレザーを使ったオリジナルです。



他にもメモパッドやトレー等、色々とオーダーして頂けますので、

ご希望があれば まずはお問い合わせ下さい。



今日は雨、桜がこの雨で散らないように、、

今日は雑誌の取材に来て頂きました。

実はこの雑誌、僕が学生の頃からの 『愛読書』で、

すごく嬉しいです♪



六法全書に次いで、暗記するほど読みまくりました(笑)。

創刊時よりFANだった雑誌に自分の店を載せて頂けるなんて

最高の幸せです♪







画像は 僕が大切にしている発行当時の物(15年前)です。

いま見ても新鮮♪

載ってるお店に行ってみると

無くなってたりする時も あるんですけどね(苦笑)。



関係者の皆さま有難うございます。

書店に並ぶ日を心から楽しみにしています!

今日お問い合わせのあった内容は、価格についてです。

今日のお客様以外にも疑問に思われてる方もいらっしゃると思いますので、

改めて説明させて頂こうと思います。

実際、昨日にも同様の質問がありましたので、、







「A店ではゼニアのスーツが15万だったのに、B店では10万円だった。」

というお話なのです。



これに対する回答については、僕なりに一生懸命!頑張ってみます。



真っ先にお伝えできるのは〝仕立ての違い〟です。

パッと見は同じでも、使う芯地を始めとする附属物の差、そして

工程の違い(手間を掛ける度合い)です。



これがラペルの綺麗な返り(ロール)や、

全体にふっくらした温かみのある雰囲気を醸し出し、

柔らかで、そして軽い着心地を生むのです。



そして更には、コスト最優先で作られた物と比べると、

その差は耐久性の違いとなって現れ、3年後、5年後、10年後に差が出ます。



もちろん、生地の仕入れ価格については、

企業努力というか店の力ですから、その差も若干あるとは思いますが、

量販店でない限りは劇的な差とはならず、

結局は〝仕立ての差〟が最も大きいと云う事になります。







あとは、フィッター(採寸者)の力量です。

採寸時にお客様の体の癖を見抜いた上で、お客様が望まれるもの、

それを、どうお客様を引き立たせる形にするかがフィッターの技術とセンスの見せ所です。



縫製の技術が高くてもこの部分が欠けてしまうと素敵な服は生まれません。

それには時間も要しますし、お客様との対話(ビスポーク)も必要になってきますから、



お互いの信頼あってこそ、良い服は生まれると言えるでしょう。







結局は、それらソフトの部分にお金を出せるかどうか、だと思います。



真のモデリストが存在するイタリアでは、スーツってそんな存在なんですよね。

ブランド云々じゃなく「この人に作ってもらいたい!」ですから、、

先週末、店内とウインドーの照明工事に入ってもらいました。

今まで暗かったフィッティングルームも明るくなって、

気分もリフレッシュ♪







相変わらず 店舗らしい雰囲気の照明ではありませんが、

あくまで生地を見て頂く事を最優先に考えた照明にしています。

その代わり ちょっとした細工が、、暗くなると分かります(笑)。



照明については2004年10月20日のダイアリー

ご覧になって下さい。

毎日、ダイアリーネタを考えるのって 結構迷ってしまいます(苦笑)。

服の話ばかりだと面白くないし、

かといってそれ以外ばかりでも、、



という事で今日のダイアリーは切手ネタ。

お客様に郵便物を送らせて頂く為に、

面白い切手を見つけたら買い溜めしています。

ただほとんどが50円や80円の記念切手で、

120円とかになると途端にありません。

それにしても日本の記念切手ってユーモアないですよね。

麻生総務大臣、何とかして下さい(笑)♪




レディースのロングコートの仮縫です。

グアナコやビキューナのような高級素材を使う場合、

実際の生地を使わずに こうしてシーチングという綿の生地を使って

仮縫します。







マッセアトゥーラでは実際の生地で いきなり仮縫する事が多いのですが、

今回のようにお客様が明確なイメージをお持ちでない場合は、

フィッティングの為 と云うよりデザイン調整のために

仮縫をさせて頂きます。

明日7日~20日まで フィレンツェでの製品展及び

ナポリ、ミラノと出張に出ます。

そのあいだ店舗はお休みを頂きます。 長らく申し訳ありません。



そのレポートは帰国後に、このコーナーでお伝えできればと考えています。

出来ればライヴでお伝えしたいのですが、

ゴム底のサイドゴアで毎日10キロ歩く為、

PCは持って行きません(苦笑)。







21日~、平常通り営業を再開させて頂きます。

皆さま、新年明けましておめでとうございます!



今年も初心を忘れず皆様の立場での服創りを心がけ、

今まで以上に熱心に勉強しますので、宜しくお願い致します。



最後になりましたが、皆様のご健康とご発展を心からお祈り申し上げております。



柳瀬 博克




この二日間で 何とか11着の年内お渡しが完了しました。

最後の最後にバタバタとご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。



今日で年内の営業は終了させて頂きます。

今年も一年お世話になりました。

お陰さまで沢山 「素敵」 なスーツが生まれました。

皆さまのご期待に応えられるよう来年も頑張ります!

それでは皆さま良いお年をお迎え下さい。



画像は奈良のHさんに頂いた干支モノです。