巷で人気のピンク(クラウンもピンク色が出ましたね!)のジャケットは、
シルク80%、リネン20%のゴージャスな素材です。
めちゃくちゃ決まってます!
俳優さんみたい♪


襟を立てたら、どんな感じになるでしょう!?
と云うことで、サッと試してくださるKさんご夫妻のノリに感動♪
いつも楽しんで下さいまして(僕も楽しませてもらってます!)ありがとうございます!


奥さまは、今年の流行色『エメラルドグリーン』の千鳥格子のジャケットです。
襟の裏にはエクセーヌ(人工スエード皮革)を使ってみました。


Kさん、いつもご夫妻でありがとうございます!
相手を敬い合えるKさんご夫妻をイメージしながら、関係を築いていきます。



Hさんお気に入りのシンプルで上質なワンピースをベースに
イタリアの至宝、カルロバルベラのシルク×ウール×リネン素材で仮縫させて頂きました。


ウエストの絞り位置を下げ、全体のシェイプラインを調整しました。
ご自身の体型や微妙なお好みの違いまで反映させて作るワンピースですから、
一旦、Myパターン(型紙)を作ってしまえば、次からは生地を変えるだけで完成します。
たくさんデザインを見てきて、ご自身の好みが明確になってきた方はシンプルで自分らしいスタイルに
男女を問わず、行き着くようですね。


ここでカルロバルベラについて少し触れておきます。
オーストラリアのオークションに赴いて、直接原毛を買い付け、
糸に加工してもらう段階から自社基準に基づいた糸作りをしてもらいます。
織機こそ低速織機を使っていませんがバルベラの糸は、その最高級の原毛を染色して
糸にしてから直ぐに使うのではなく、生地に織る前の『糸の段階』でリラックスさせてから使ったり、
生地に織り上がってから『整理行程』に時間をかけたりと、ゆったりと流れる時間の中で生地にしてゆきます。
以前、ロンドンマーチャントのFINTEXの生地を、生地のロールスロイスと言いましたが、
バルベラの生地を車に例えるなら、ランボルギーニ?マセラティ?と云ったところでしょうか。(意味不明!?



お気に入りのワンピースをお持ち頂きました。
夏にサラッと着られて、とっても便利なこのワンピースをベースに、
もっと好みのシルエットやデザインに、リデザインして欲しいとのご希望です。バックジップ仕様でしたから、
サイドジップにして背中をシームレスに、よりエレガントにと提案をさせて頂いたところ、
主人の仕事を取ったら駄目!変えないで♪とのこと。ご馳走様でした(笑。


こちらからも、2つのデザイン提案させて頂きました。
気に入って頂ける生地が見付からず、今から探してみますね。
シーズン終わらないように、早く頑張ります!
Hさん今回も楽しいオーダーを頂き、
ありがとうございます。




1級建築士のTさんが、
竣工式用にと、オーダー頂いたスーツです。
より立体的なお洋服をお望みとの事で、工房で作らせて頂きました。
気が付けば製作過程を全く紹介してなかったのですが、気に入って頂けて良かったです。
Tさん、ご自身で引かれた図面が大きな公共物となって、竣工式の時、その中に自分がいるって最高ですね!
僕達が生み出す1着1着も、毎回ご試着頂く時、そんな思いです。




この仮縫、フィッティングの為の仮縫いではありません(笑。
このような良い生地がどんどん織られなくなっている、貴重な生地です。
釦位置やラペルの返り位置、シェイプなど、意匠面をご確認頂く為のものですので、
以前のNさんのコートの型紙をベースに調整して、いきなり実際の生地で仮縫いをさせて頂きました。


右側が当初の指定バランスですが、
結局、左側のバランスに変えることになりました。
こっちを優先するとあちらを我慢。あちらを優先するとこちらを我慢。
シルエットも微調整しながら、ご納得頂ける良いバランスが取れたんじゃないかと思います。
今回コート2着目のNさんですが、前回はカジュアル、今回はフォーマルなので、全体的にゆとり量を増やします。
ゆとり量が変われば、見せ方も変えましょうという事で、今回の仮縫に至りました。
Nさん、いつもありがとうございます。お疲れさまでした。



Hさん、長らくお待たせしました!
Hさんを引き立たせるコートに仕立てあがりました。喜んで頂け、
僕たちも本当に嬉しいです。喜んで頂けた時の笑顔を糧に、「また頑張ろう!」って思うんですよ。
素敵です!

後姿もエレガントです。あまり絞り過ぎずに正解ですね!
春のワンピース、70年代風で(笑。本当にありがとうございました。
技術の中山共々、心から感謝いたします。
後姿もエレガント!

中山君「嫁がせる気分やぁ~」って言いながら、最後に記念写真を(笑。
素敵なオート、ありがとうございました!



15年ほど前に購入されたジルサンダーのコートをベースに、
Hさんのご希望のサイズ感、ディーテールを調整してコートを作っています。
2度目の仮縫も終わって、作業はどんどん進んでいて、ここまでくれば完成までの道程も6割完了。
20130110_1

ジルサンダーのコートは接着芯すら使わずに、テロンテロンな雰囲気なのですが、
もう少しシッカリした感じをご希望され、へニャヘニャの?スティレラティーノの芯の使い方を真似て(笑、
こちらも手で作らせて頂き、へニャヘニャな中にもペランペランな感じにならないようにします!
Hさん、難しいご注文ですが、その方が、こちらも燃えます!(萌えます?笑)
ペランペランとか、、擬態語ばかりでごめんなさい(汗。
20130110_7

ポケットにも、暖かいように表地(ALLカシミア)を使います。
20130110_2

縁も、綺麗にかがっておきます。
20130110_3

ここだけは譲れないとおっしゃる特徴的な部分、スクウェアネック。
ただし、襟の大きさや角度、それに微妙な部分は打ち合わせの上、変更しています。
20130110_6

どうですか?
この画像を見て気付きますか?
もし気付かれた方は、オーダーの世界に是非どうぞ(笑。
是非、この空気感の違いを感じて下さい(笑!
20130110_5

Hさん、あと10日程で完成する予定です。
もうしばらくお時間下さいね、、
楽しみです!!
20130110_4



ポッサムという生地で作った
かわカッコいい『ナポレオンカラー』のコートです。
上襟の立ち上がりを少し多めに採りましたので、襟もとが印象的ですね。
襟元はゴージャスな感じですが、ボディーラインは、女性的なラインにしてあります。

ポテッとした可愛らしい生地感に、
女性的なプリンセスカットですが、全体のシルエットと襟元は、
ナポレオンが着た軍服が起源というだけあって、シャープな格好良さ(凛々しさ)が漂っています。

全体はこんな感じです! Nさん、
いつもご主人と一緒にオーダー頂きありがとうございます。

首元まで留めると、こんな感じです(笑。
オリジナルの上襟の立ち具合は、半端じゃないですね!
女性がこんな襟を着ると、襟にファンデーションが付きまくってしまいます。
今回のコートも、その辺りを考慮して、襟の高さを決めました(笑。
Nさんと、「あ~でもない、こ~でもない」って(笑。

今日は、ハービスPLAZAのパイプオルガンに合わせて聖歌隊がやってきました!
空間に声が広がっていい感じでした。そういえば、移転して「あっ!」という間にクリスマス(汗。


ベスト&スカートでのご注文です。
ベストはミニマムタイトに、スカートはラップStyleのロング丈と、贅沢な作りです。
おまけに生地は、へヴィーウェイトなブリスベンモス(Brisbane Moss)のコーデュロイです!

カシミアのニットカーディガンで、こんなに可愛らしくなります。
サイコーです、いつもありがとうございます!

Mさんのストールが出来上がってきました。
ライトグレーのコーディネートに、黄緑色が最高に映えますね!


こんな巻き方だと、、最強の防寒対策です(笑。