ご注文頂いた採寸表は翌日までに完成させて職人さんに注文します。

オーダーの性質上1着1着の対応となる為に、

ご注文後のキャンセルおよびデザインの変更や仕様変更、

生地の変更が出来なくなります。

その辺りをご理解の上で、ご注文下さいますようご協力をお願いします。



その意味も込めて、ご注文時には商品代金の一部をご入金頂いております。

今作り変えている新しいサイトでは、この辺りも詳しくお伝えさせて頂きます。




紅葉の時期の京都市内は大混雑します。

名庭の紅葉を眺めながらの昼食後、

嵐山や嵯峨野の喧騒から少し離れた場所にある

枯山水庭園の綺麗な宝筐院に向かいました。







本堂で手を合わせたあと振り返ると、

額縁に見立てられた本堂の扉の向こう側に、

枯山水庭園の杉苔の緑と 紅葉の赤が絶妙のコントラストを持って

目に飛び込んできました。

この景色は 今までどれだけの人々を魅了してきたのでしょうか。

僕も皆さんを魅了するスーツを作り続けたいです。

偉そうですね(笑)。

奈良県立美術館で開催されている モネ展の帰りに奈良公園 に寄ったのですが、

やはり自然色彩に勝るものはないと思いました。

ただ モネの『睡蓮』 や 『ロンドン国会議事堂』 の連作のような同じ風景を

違う観点で捉えた描写力は 自然が持つ真理を 見抜いていたからこそ

描けた作品だと思うのです。

最高の色使いでした。







同じ物を見ても同じ事を経験しても、同じ料理を食べても、

多くを感じ取れるようになりたいですね。

これは スーツにおいても同様だと思うのです。

皆さん いいスーツをたくさん見て着て、五感を養って下さい。

店員さん(僕?)の言いなりは駄目ですよ(笑)。

型紙改良の打ち合せで、本日 お休みを頂きました。

画像は 肩の傾斜角を検討している所です。

オーダーでもこのように基本パターンを作っておくと

格好の良いスタイルが生まれます。







体に合った服は着心地は良いですが、合わせ過ぎると全体のバランスが崩れて

綺麗なシルエットは生まれません。

着心地とシルエットのバランスを調和させて、

いかに見映えのする線を引くかが僕の腕の見せ処です(笑)。







僕が線を引けても それが職人さんの縫えない線であれば

スーツにはなりません。

その線を引くには皆さんも、ご自身がどのような服を着たいのかを

伝えて頂かなくてはなりません。

このように スーツは着手と創り手、そして、縫い手の

三位一体で生まれます。



こうして 言葉にすると大層ですが、これからお越し頂ける方は、

どうぞお気楽にご来店下さい。

そして後は 安心して僕にお任せ下さい。

今日届いたスーツのパンツは 何れも膝から裾までほぼストレートです。

そして膝の位置は通常より 3cm高くして

より足が長く見えるような工夫がしてあります。







こうして画像で見ると若干フレアーっぽく見えますが、

カカト側を1cm強長くしてある(モーニングカット)事も

理由の1つです。



今日頂いたご注文のうち、1着は とても変わったデザインです。

出来上がれば また紹介させて頂きますね♪

最近 更新出来てませんね(苦笑)。

今年はジャケット人気。

特にツイードは着込む程に味わいを増しますが、今日のお客様と話している中で、

仕立てる前に生地を洗ってしまおうという話になりました。







画像は20年ほど前に僕が高校時代に買ったツイードのハンチングです。

これ、何度も自分で水洗いをしているのですが

凄くいい風合いに育っています。

これを見たYさん、即決めでした(笑)。



ウール物のニットや織物を洗うには、ちょっとした要領がありますから、

ご注意くださいね。

今日ご注文頂いた 紫の妖艶な レーヨンベルベットです。







お選び頂いたのは 女性のお客様ですが、こんなジャケットを、

大人っぽくサラリと着て似合うような男になりたいものです(笑)。

朝起きて、Yさんが手配して下さった 部屋から見た窓の景色は

とても素敵でした。 Yさん有難うございます。







帰りは松阪のお城跡の周りを散策しました。







こんなユックリした出張なら 毎週でも行きたいですね(笑)。

こんなの初めてですが(苦笑)。



最近 見かけなくなったポストが、松阪の風情ある景観によく溶け込んでいて、

そんな風景を あちこちで見ることが出来ました。

これからも 永く大切に使って欲しいですね。




今回の三重の出張は旅行気分です♪

最近胃の調子も良くないのに食べまくりました(笑)。







先ずはホルモン焼。

大阪で焼肉と呼ばれているものは、松阪では 『ホルモン焼』 と呼びます。

『捨てる』 ことを、関西では 『ほる』 と言いますが

そこから 『捨てるもの』 ⇒『ほるもん』 ⇒『ホルモン焼』 が

生れた俗説は 有名な話です。

今回はいつものお気に入りのお店ではなく、

その名付け親と云われているお店に行きました。

今回食べた松阪牛は2皿だけで、あとは国産黒毛和牛。

高級な松阪牛、僕には そうたくさん食べられる代物ではありません(苦笑)。







次は伊勢うどん(左)です。

地元で聞いた評判のお店に行きました♪

讃岐うどんを食べる時ような 生醤油ではなく、

濃厚な味わいの出汁醤油が 伊勢うどんの フンワリ不思議な食感に

濃密に染み込んでいます。











デザートには赤福(笑)。

ここが伊勢神宮内宮前にある本店です。

この回りは 江戸末期から明治初期の家並みが移築されて、

いい雰囲気です。







さらに、晩ご飯は鳥羽まで行き、伊勢海老に鮑のお造りと贅沢三昧。

これは 自分ではなかなか食べられない高級なもの。

Yさん ご馳走様でした♪



あえて感想は書きません。

ぜひ三重へ出かけてみて下さい。

今日、ヴィンテージ生地が 追加で入荷しました。

ヴィンテージにありがちな 柄の強いマニアックな生地ではなく、

目付のある しっかり打ち込まれた風合のある生地は、

普段 普通に着て頂けるものばかりです。







画像では派手に見える生地もありますが、これは裏で、

表は派手じゃないですよ。

不精して表返さずに ごめんなさい。



明日から三重まで出張です。

ついでに松坂牛伊勢うどんも食べてきます♪